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Codespacesを使用してAzure Functionsの開発準備をしてみた

Last updated at Posted at 2022-07-03

はじめに

GitHub Codespaces を使えるようになったので、興味本位でC#を使ったAzure Functionsの開発環境を構築してみました。
ニッチなケースだと思いますが、誰かの助けになれば幸いです。

(2024/04 更新)

  • .devcontainer のファイル形式が古かったので更新
  • .Net6 のインプロセスから .Net8 分離ワーカープロセスに更新

前提条件

  • GitHub にサインアップし、リポジトリを作成していること
  • GitHub Codespaces が利用できること
  • (ローカルで作業したい場合)VSCode をインストールしていること

Codespaces の設定ファイルを作成

  1. テンプレートを参考に devcontainer.json を作成します。
  2. コマンドパレット(Ctrl+Shift+P)を開き、Codespaces: Add Container Configuratuin Filesを選択する。image.png
  3. 既存ファイルの変更を選択します。
    image.png
  4. 以下のツールを選択します。
    • Dotnet CLI
    • Azure Functions Core Tools
  5. 拡張機能を追加でインストールするために、extensionsに拡張機能 ID を追加する。
    拡張機能 ID は歯車から取得できる。image.png

最終的に作成したファイルはこちらになります。
必要なツールは devcontainer.json のみで完結したかったので、 エミュレーターの Azurite の拡張機能をインストールするようにしています。

devcontainer.json
{
  "name": "Azure Functions & C#",
  "image": "mcr.microsoft.com/devcontainers/base:ubuntu",
  "features": {
    "ghcr.io/devcontainers/features/dotnet:2": {
      "version": "8.0"
    },
    "ghcr.io/jlaundry/devcontainer-features/azure-functions-core-tools:1": {
      "version": "latest"
    }
  },
  "customizations": {
    "vscode": {
      "extensions": [
        "Azurite.azurite",
        "ms-azuretools.vscode-azurefunctions",
        "ms-dotnettools.csharp"
      ]
    }
  }
}

Functionsデバッグ手順

  1. CodeCreate codespace on main を選択する。
    初めて利用する場合 GitHub Codespaces の拡張機能のインストールが求められるのでインストールする。image.png
  2. VSCode が起動したら、以下の拡張機能をインストールする。
  3. Azure 拡張機能の WORKSPACE から Create Function... をクリックする。image.png
  4. プロジェクト作成時に Functions を開発する言語をする。(ここでC#を選択)image.png
  5. 自動作成される関数のトリガーを選択し(ここではテストのためにHTTPトリガーを選択)、プロジェクトの作成が開始されるまで Enter を押す。image.png
  6. コマンドパレットから Azurite を起動する。
  7. VSCode の Run and Debug からデバッグを実行する。
    このとき Attach to .NET Functions になっていることを確認。image.png
  8. ターミナルに以下が表示され Functions が立ちあがったら、HTTP リクエストを送り、レスポンスが正常に返ってくればリモートリポジトリにプッシュして作業完了。image.png
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