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【UnityでOculus Quest向けのアプリを作る】ハンドトラッキングの実装

Last updated at Posted at 2020-01-24

#◆ はじめに
今回はOculus Questのハンドトラッキング機能の実装の説明です。
Unityプロジェクトの作成、ビルド方法などは
【UnityでOculus Quest向けのアプリを作る】APPをビルドして、動作確認する
【UnityでOculus Quest向けのアプリを作る】物を掴む為には
参照してください。
#◆ 開発環境
macOS Mojave バージョン 10.14.6
Unity 2018.4.12f1
Android SDK

ハンドトラッキング機能を使用する為、
Oculusのバージョンは(Ver12)にアップデートする必要があります。
#◆ 手順

  • 準備すべき物
  • ハンドトラッキング作成
  • 手を表示するためには
  • 補充説明
  • 動作確認

準備すべき物

まず、メニューバーの「Window」→「Asset Store」
Oculus Integrationを検索し、(最新バージョンを)Importします。
Download が終わるとImportボタン出るので、Importボタンをチェックします。01のコピー.png

ハンドトラッキング作成

ここでは、前回作成した「前回のリンク」SCENEを使います。

前回「Hierarchy」に残した「LocalAvatarWithGrab」を削除し、
先程、Importした中にある「OVRCameraRig」を「Hierarchy」に入れます。
03のコピー.png
追加した「OVRCameraRig」を選択し、「Inspector」にある、
「Hand Tracking Support」を「Hands Only」に変更すれば。
準備完了です。
04.png

手を表示するためには

先程追加した「OVRCameraRig」>「TrackingSpace」下階層の
「LeftHandAnchor」と「RightHandAnchor」中に「OVRHandPrefab」を追加する必要があります。

「OVRHandPrefab」は「Oculus Integration」の中にあります。
05.png
ドラッグして追加する。
06.png
「RightHandAnchor」の中にある「OVRHandPrefab」を選択し、
「OVR Skeleton」→「Skeleton Type」を「Hand Right」設定します。

「OVR Mesh」→「Mesh Type」も同じく「Hand Right」に設定します。
(初期値は「Hand Left」なので、左手は設定する必要がないです。)
スクリーンショット 2020-01-24 20.26.35.png

補充説明

手のスケルトンを表示したい場合
「OVR Skeleton Renderer」にチェックを入れればOKです。
(今回は分かりやすいように、右手にチェックを入れます。Materialsの削除も忘れに)スクリーンショット 2020-01-24 20.28.14.png
手カスタマイズしたい場合は「Skinned Mesh Renderer」で調整可能です。
左手を調整しました。
スクリーンショット 2020-01-24 20.29.46.png
最後に
「OVR Skeleton」中の「Enable Physics Capsules」にチェックを入れると、手に当たり判定が追加出来ます。
今回は右手に追加します。
68747470733a2f2f71696974612d696d6167652d73746f72652e73332e61702d6e6f727468656173742d312e616d617a6f6e6177732e636f6d2f302f3534313338302f32313935643366642d626630342d353366622d643835382d3839386331383565653839362e706e67.png

動作確認

最後はビルドして、動作確認します。
com.oculus.vrshell-20200124-204654_1.gif

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