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【UnityでOculus Quest向けのアプリを作る】APPをビルドして、動作確認する

Last updated at Posted at 2019-12-06

◆ はじめに

おはようございます。
最近はUnityでOculus Quest向けのアプリを試しに作っているので、メモ書きますね。

(日本語と中国版あります)

◆ 開発環境

macOS Mojave バージョン 10.14.6
Unity 2018.4.12f1
Android SDK

◆ 手順

  • 1. Unityビルド設置
  • 2. Android SDK導入
  • 3. UnityにOculus Integrationを導入
  • 4. 簡単なSceneを作る
  • 5. Oculus Questの設定
  • 6. ビルドする
  • 7. Oculus Questで動作確認

1.Unityビルド設置

Unityのバージョンチェック後
新規プロジェクトを作成します。
01.png
Oculus向けApp開発する為には、
プラットフォームをAndroidにする必要があります。
メニューから「File」→「Build Settings」選択します。
02.png
さらに「Android」を選択し、「Switch Platform」をクリックします。
これで、設置完了になります。

2.Android SDK導入

03.png
メニューから「Unity」→「Preferences」
04.png
「External Tools」タブを選択し、Andoroid SDKのパスを設定する箇所があるので、
ここは自分の環境に合わせ、設置しましょう。

保存場所を特に変更していない場合、
一般的に、AndroidSDKは次の場所にあります。

Windowsの場合
C:\Users[ユーザー名]\AppData\Local\Android\sdk

Macの場合
/Users/[ユーザー名]/Library/Android/sdk

3.UnityにOculus Integrationを導入

05.png
メニューから「Window」→「Asset Store」
06.png
「Oculus Integration」を検索して、Downloadします。
続いて、Download 終わるとImportボタン出るので、Importします。
Importは少し時間かかりますね。
07.png
Import終わると、Assets中にOculusのフォルダーが追加されます。

4.簡単なSceneを作る

08.png
メニューから「File」→「New Scene」選択
Scene生成後、保存を忘れずに「File」→「Save As…」
09.png
続いて、Oculus Quest専用のカメラを追加しましょう。
先程Downloadした「Oculus Integration」を使います
「Assets」→「Oculus」→「VR」→「Prefabs」中の「OVRCameraRig」(Prefabs)をHierarchy にドラックし追加します。

このカメラはプレイヤーの視界になり顔の向きや移動を検出する事ができます。
追加後、Scene生成時入っている「Main Camera」を削除します。
10.png
追加したカメラのサイズを、身長に合わせて設置します。
「OVRCameraRig」を選択し、Inspectorを開きTransformのPositionを編集します。
1=1mなので、ここは1.7に設置します。
11.png
最後に簡単な床を追加しましょう。
Hierarchy内で右 クリック 「3D Object 」→「Plane」→「Plane 」を選択し、追加します。
Potionは0のままで構いません。

これで、Sceneの制作は完成しました。

5.Oculus Questの設定

Sceneの設定はおわりましたが、ビルドする前に、
Oculus Questに開発者モードを設定する必要があります。
12.jpg
スマホでOculusのアプリ立ち上げ、
「設定」→「Oculus Quest」→「その他の設定 」を入り「開発者モード」オンにします。

ここで、開発者を登録する必要があります。
まだ開発者登録をしていないなら、下記のURLから団体登録をしましょう。
団体登録
USBでQuestとPCを接続して、Quest側で許可ウィンドウが出たら、許可を選択しましょう。

6.ビルドする

残るのはビルドのみです。
早速、ビルド設定しましょう。
メニューから「File」→「Build Settings 」→「Player Sttings…」開き、右上のアンドロイドを選択します。
13.png
「Other Settings 」を開き、「Identification 」の「Minimum API Level 」を「Andrioid 7.1 ’Nougat’ (API level 25)」に変更します。
14.png
「XR Settigs」を開き、
「Virtual Reality Supported」のチェックボックスにチェックを付けて、
右下の「+」ボタンを押し、「Oculus」を追加します。
15.png
「Player Sttings…」の設定終わったら、「Build Settings 」画面にもどります。
「SampleScene」の「Add Open Scenes」を押して、先程作ったSceneを追加します。

Oculus QuestをPCに接続し、「Build And Run」を押しましょう。

7.Oculus Questで動作確認

com.oculus.UnitySample1-20191220-130910.jpg
ビルド成功すれば、Oculus Questの「ライブラリ」に「提供不明のアプリ 」が表示されます。
その中に先程ビルドしたAPPを存在するはずです。
それを起動し、首を動かしたり歩いたりして動作確認をしましょう。


珍獣と学ぶOculusQuest開発 with Unity 〜入門編〜 電子版

今日はここまで、では…

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