USBメモリを準備して、さてLinuxでBoot可能なUSBってどうやって作るん?という壁に当たって見つけたのがRufus。
Root設定はデフォルトOFFなんだけど使わなくてもパスワード設定しないとインストールできないのか。そうだよね。というわけでパスワード設定しておいてアカウントロック、という手順で無効化するのか、なるほど3。
で追加でユーザー登録なんだけどパスワードって…え?こんなの4で「強力」とか言われちゃうの? 平気?
インストールが済んで、まずはIPアドレスを固定にしたいということで、ググると出てくるのが「/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 を編集して…」みたいなの。
ところが探してもそもそもそんなファイルはないし、新しく作ればいいの?ってところで早速ハマる。そもそも今ではifconfig
を使わなくなっているようだ。いろいろ調べた結果、まずはip aをかけてみる。
$ip a
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1000
link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
inet 127.0.0.1/8 scope host lo
valid_lft forever preferred_lft forever
inet6 ::1/128 scope host
valid_lft forever preferred_lft forever
2: enp4s0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc fq_codel state UP group default qlen 1000
link/ether 10:78:d2:f3:b3:98 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
inet 192.168.10.25/24 brd 192.168.10.255 scope global dynamic noprefixroute enp4s0
valid_lft 244012sec preferred_lft 244012sec
inet6 fe80::1278:d2ff:fef3:b398/64 scope link noprefixroute
valid_lft forever preferred_lft forever
…イーサネットってeth0
じゃないの? enp4s0
って何?
というわけで再度「enp4s0」でググったらQiitaの記事がヒット。頼りになるぞQiita。
v197のsystemd/udevでは自動的に安定的なネットワークインターフェース名を割り当てる。
ローカルエリアネットワークに限らず、WLANやWWANに対しても割り当てる。
伝統的な ("eth0", "eth1", "wlan0", ...)といった命名規則はもうしない。
なるほど。そうだったんか。じゃあ設定変えるにはどうすれば…? でまたもググる。でてきたのがこちら。
# nmcli c mod <接続名>; ipv4.method manual ipv4.addresses "<IPアドレス>/24 <デフォルトゲートウェイ>"
よしわかった。
$ sudo nmcli c mod enp4s0 ipv4.method manual ipv4.addresses "192.168.10.15/24 192.168.10.10"
Error: failed to modify ipv4.addresses: invalid prefix '24 192.168.10.10'; <0-32> allowed.
あれ?5
試しにゲートウェイの部分を外して
$ sudo nmcli c mod enp4s0 ipv4.method manual ipv4.addresses "192.168.10.15/24"
行けたぽい。
IPアドレスが変わったのでrebootし、新しいIPアドレスでログイン→成功。
$ip a
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1000
link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
inet 127.0.0.1/8 scope host lo
valid_lft forever preferred_lft forever
inet6 ::1/128 scope host
valid_lft forever preferred_lft forever
2: enp4s0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc fq_codel state UP group default qlen 1000
link/ether 10:78:d2:f3:b3:98 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
inet 192.168.10.15/24 brd 192.168.10.255 scope global noprefixroute enp4s0
valid_lft forever preferred_lft forever
inet6 fe80::1278:d2ff:fef3:b398/64 scope link noprefixroute
valid_lft forever preferred_lft forever
そういえば/etc/sysconfig/network-scripts/
に readme-ifcfg-rh.txt
てのがあった。
読んでみたらだいたいこんなことが書いてあった。
- NetworkManagerは新しいネットワークプロファイルを
/etc/NetworkManager/system-connections/
ディレクトリに保存することになったよ - 以前はifcfgフォーマットでココのディレクトリに保存してたけど、それは非推奨だし、もはやココには保存しないんだな
- それでもifcfgフォーマットでネットワークプロファイルを書きたいなら
# nmcli connection migrate
って打ってね。そうしたら今までのプロファイルがそっくり移行されるから - もっと知りたければ
nm-settings-keyfile
かnmcli
を見てちょ
そうか、先に読んどけって話だったわけか。
で/etc/NetworkManager/system-connections/
に行ったらenp4s0.nmconnection
というファイルがあったので見てみると
[connection]
id=enp4s0
uuid=35aae2ae-c4ba-3e8e-aa3d-6730138b4209
type=ethernet
autoconnect-priority=-999
interface-name=enp4s0
timestamp=1670218938
[ethernet]
[ipv4]
address1=192.168.10.15/24
method=manual
[ipv6]
addr-gen-mode=eui64
method=auto
[proxy]
なるほど。
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夜中にダウンロードをかけたら1GiBちょいなのに1時間以上かかると言われ、諦めて翌朝ダウンロードしたら数分で終了。なにこれ。 ↩
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最初はMinimal版をダウンロードしたのだが、そうすると「ソフトウェアの選択」のところで「最小」と「標準」しか選べなかったので、選択肢を広げるために変更。 ↩
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最初はロックしていたのだが、ターミナルからいちいちsudoするのも面倒なので、SSHでrootログインをできるように変更。 ↩
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アルファベット大文字小文字数字が計13字で記号が入ってないんだけど…。 ↩
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$ sudo nmcli c mod enp4s0 ipv4.method manual ipv4.routes "192.168.10.15/24 192.168.10.10"
が正しかった模様。 ↩