こんにちは！
サトー＠CARDANOステーキングプールです。今日は、「カルダノブロックチェーン アドレスの設定」について書いていきます。
（注）「世界一と噂されるCARDANOのステークプールを立てる ～ TestNet セルフノード編」の 記事は、次の記事で構成されています。
- 世界一と噂されるCARDANOのステークプールを立てる ～ セルフノードのインストール
- 世界一と噂されるCARDANOのステークプールを立てる ～ セルフノードの起動
- 世界一と噂されるCARDANOのステークプールを立てる ～ アドレスの設定
- 世界一と噂されるCARDANOのステークプールを立てる ～ 送金トランザクションの実行
- 世界一と噂されるCARDANOのステークプールを立てる ～ ステークプールの作成
1.はじめに
2019年10月18日現在、カルダノ ブロックチェーン プロジェクトは、カルダノネットワークを分散化するためのステップとして「Shelley（シェリー）」の開発を行っています。
開発にあたって「Shelley（シェリー）」は、以下の3段階のマイルストーンが設定されています。
・セルフノードの実装とホスティング
・ネットワークテスト
・インセンティブステージ
今回は、「セルフノードの実装とホスティング」のステップにおける「セルフノード環境でのアドレスの設定」について行い、まとめてみました。アドレスをデバッグ、テストするためのJCLIのコンポーネントを利用しています。
この記事の内容を実施する前に、「セルフノードのインストール」（#URLリンク）、「セルフノードの起動」（#URLリンク）を行う必要があります。
1-1. 環境
Windows10 Pro
Ubuntu 18.04.3 LTS
2. 具体的な手順
・秘密鍵の生成
jcli key generate --type=Ed25519Extended
生成した秘密鍵
ed25519e_sk1dp489s9m9z2symrxkrjfdlu0s2ff256axay94yxavvxuzk3rcpg7r5tkjynp5ht08ap00lemrkuzfm49s4qzwh3g4nsyrm7pdhgvn6czqzgg3
・秘密鍵から関連する公開鍵を抽出する
echo <secret key> | jcli key to-public
公開鍵
ed25519_pk19c4tqda6m7rhv4vgeej83rdknp5l6y640msg45qz2nm0eetjfldqjyarks
・アカウントアドレスを求める
jcli address account --testing public key
jcli address account --testing
ed25519_pk19c4tqda6m7rhv4vgeej83rdknp5l6y640msg45qz2nm0eetjfldqjyarks
アカウントアドレス
ca1s5hz4vphht0cwaj43r8xg7ydk6vxnlgn24lwpzksqf20dl89wf8a5n9r6mu
・アドレスの有効性を確認
アドレス情報を表示し、そのアドレスが有効であることを確認するためには、次のコマンドを実施します。
jcli address info ca1s5hz4vphht0cwaj43r8xg7ydk6vxnlgn24lwpzksqf20dl89wf8a5n9r6mu
３.最後に
カルダノ ブロックチェーン 「セルフノードのアドレスの設定」について実行した結果をまとめてみました。このようにして簡単に秘密鍵と公開鍵、関連アドレスを生成することができる。秘密鍵から公開鍵を求めれますが、公開鍵から秘密鍵を求めることはできません。この原理を利用して送金でのセキュリティを確保しています。
（注）「世界一と噂されるCARDANOのステークプールを立てる ～ TestNet セルフノード編」の 記事は、次の記事で構成されています。