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メール-to-ケース 新しいスレッドの動作

Last updated at Posted at 2023-04-17

テクサポ 日本 4月14日 15:10 より

説明

メール-to-ケースのこれまでの動作では、Salesforce が受信したメールの件名または本文の Ref-ID(ref:XXXXX)という文字でどのケースに紐づくかを判定しておりました。そのため Ref-ID を消してしまうと既存のケースに紐付きませんでした。

その後、メールヘッダーベースのスレッド機能が利用できるようになり、In-Reply-To および References ヘッダーに含まれる Message-ID を使用してケースと照合できるようなりました。

  • Message-ID、In-Reply-To、References はメールのメッセージヘッダー上に存在します。
  • メール送受信のスタンダードである RFC に則ったメールの規則では、通常、これらの値がメッセージヘッダー上に存在します。

新たに Spring ‘23 から Lightning スレッド 機能が利用できるようになり、トークンベースのスレッドとメールヘッダーベースのスレッドを組み合わせてケースと照合できるようになりました。

  • 受信メールは、メールの件名または本文のトークンを使用してケースと照合されます。一致するトークンがケース上で存在しない場合、メールヘッダーベース( Message-ID、In-Reply-To、References )のスレッド機能が使用されます。

メール-to-ケースの現在の設定の確認方法

参照 ID スレッド

  • [設定] の [メール-to-ケース] ページに移動します。[メール件名にスレッド ID を挿入] と [メール本文にスレッド ID を挿入] という設定が表示されている

メールヘッダーベースのスレッド

  • [設定] の [メール-to-ケース] ページに移動します。[メール件名にメールスレッドトークンを挿入] と [メール本文にメールスレッドトークンを挿入] という設定が表示がされていて、有効にしていない

Lightning スレッド

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