はじめに
こんにちは!
「これがないとコードが書けない...」という声も聞こえ始めた、AI搭載コードエディタCursor。
皆さんはもう使っていますか?
ChatGPTのように対話しながらコードを生成・編集できるのは革命的ですよね。
ただ、インストールしたてのままだと、
- UIが全部英語でとっつきにくい…
- 会社のコードを書いてるけど、AIに学習されたりしないか不安…
- AIからの返事が英語で、いちいち日本語でって指示するのが面倒…
といった悩みが出てくるかもしれません。
そこでこの記事では、Cursorをインストールしたら最低限やっておきたい初期設定を4つに絞ってご紹介します。
これらの設定をするだけで、ストレスなく開発に集中できるようになります!
対象の読者
- Cursorをインストールしたばかりの方
- 英語のUIが苦手で、日本語で快適に使いたい方
- 業務コードなどを扱うため、プライバシー設定が気になる方
① UI(見た目)を日本語化する
何はともあれ、まずは毎日見るエディタの表示を日本語にしましょう。これだけで安心感が違います。
-
ViewメニューからCommand Palette...を選択します。(ショートカット:Cmd+Shift+P) - 入力欄に
display languageと入力し、Configure Display Languageを選択します。 - 言語一覧から
日本語を選択すると、再起動を促されるので素直に再起動しましょう。
これだけで、メニューなどが全て日本語表記になります。
② テーマカラーを目に優しい「ダークモダン」に変更する
長時間の作業は、目への負担が気になりますよね。目に優しいダークテーマに変更しておきましょう。
-
ファイル>ユーザー設定>テーマ>配色テーマの順に選択します。 - テーマの一覧から
ダーク・モダン(Dark Modern) を選択します。
落ち着いた配色で、コードのハイライトも見やすくなります。
③ プライバシーモードを有効にする【超重要】
業務で利用する方は必須の設定です。
書いたコードがAIの学習データとして送信されるのを防ぐために、プライバシーモードを必ず有効にしましょう。
- 設定画面 (
Cmd + ,) を開きます。 -
Generalタブの中にあるPrivacyの項目を探します。 -
Modeの設定をPrivacy Modeに変更します。
これで、あなたの書いたコードがCursorのサーバーに保存されたり、モデルのトレーニングに使用されたりするのを防ぐことができます。
④ AIのレスポンスを日本語に固定する
最後に、AIとスムーズに会話するための設定です。毎回「日本語で答えて」とお願いするのは手間なので、AIに「常に日本語で応答すること」をルールとして覚えさせましょう。
- 左側のメニューバーから、脳みそのようなアイコンの
Rules & Memoriesをクリックします。 -
User Rulesの入力欄に、以下の魔法の言葉を入力します。
Always respond in 日本語
まとめ
今回は、Cursorをより快適かつ安全に使うための基本的な初期設定を4つご紹介しました。
UIの日本語化
テーマカラーの変更
プライバシーモードの有効化
AI応答の日本語化
これらの簡単な設定で、Cursorはあなたにとって最高の開発パートナーになります。
ぜひ設定を見直して、快適なAIコーディングライフをお楽しみください!