はじめに
本記事はGithubを使った開発プロジェクトのタスク管理方法の一例です。
Project機能を使ってissueを管理します。
やりたいことはプログラマもプロジェクトマネージャーも、今どんなタスクが動いていて何か問題があるか確認できるよう運用ルールを決めることです。
前提条件
- Githubに何かしらのリポジトリがある
- 開発タスクはissueとして登録する
- issueはなるべく1週間で対応できる粒度にする
- プログラマとプロジェクトマネージャーがいる
Projectの作成
Project ボードの作成
ボードを作成します。
Conversations
To do
In progress
Review
Done
Project ボードの設定
Presetを設定します。
To do
In progress
Done
Project 完成イメージ
運用の流れ
作成したProjectを1週間単位で進捗確認します。
ここでは月曜日を確認する日とします。
プログラマの場合
月曜日のチェック
- 何かあれば
Conversations
に書く -
Conversations
のカードからタスク化するものを選んでissueにする - プログラマが対応できるようタイトル、本文やラベルを適宜変更する
-
To do
の中から今週対応するカードを選び、アサインやラベルを設定する
月曜日以降
-
In progress
にカードを移動する -
In progress
のカードで対応が終わったものからReview
に移動する - レビュー担当者 or プロジェクトマネージャーに依頼する
プロジェクトマネージャーの場合
月曜日のチェック
-
Done
のカードでボードから削除していいものを削除する(多くても問題ないなら残す) -
Review
のカードをレビューする- OKの場合はissueをclosedにする(デプロイや報告があれば行う)
- NGの場合はカードを
In progress
に戻し、担当者に修正依頼する
-
In progress
のカードについて問題が置きてないか担当者に確認する -
To do
のカードから急ぎのものがあれば対応するようプログラマに依頼する - 何かあれば
Conversations
に書く
月曜日以降
-
Review
のカードを随時レビューする(上記と同じ)
運用のポイント
issue化して対応すべきだけど、詳細な情報やどういう方向で実施するか時間が必要なことは、とりあえずConversations
にメモとしてガンガン残していくことです。
理想の月曜日
-
Review
のカードが0(全てリリース済みの状態) -
In progress
のカードが0(全て対応済みの状態) - プロジェクトマネージャーが対応済みのタスク、未対応のタスクを一覧で確認できている
- プログラマが今週やるべきタスク一覧を確認できている
あくまで一例としてあげているので、もっといい方法だったりツールだったりあればコメントいただけると幸いです