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IQ Botインストール手順(3)CRをインストールする

Last updated at Posted at 2020-05-22

この記事は、以下の記事のサブカテゴリです。

IQ Bot インストール手順 

前のステップ:(2)DBのインストールと設定

#(3)CRのインストール

いよいよCRのインストールに入っていきます。
バージョンによって手順に微差もありますが、おおよその流れは同じです。

##インストール

###1) CRのインストーラーを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
CRのインストーラー_part.jpg

→ バージョンによってインストーラーの名称も若干違いますが、ClientでもIQ Botでもないやつです。

###2) 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」というメッセージが出てきたら、「はい」を選択します。

###3) スペックが足りていない場合は警告のメッセージが出てきますが、いたしかたない場合はそのまま「continue」を選択します。
スペック不足.jpg

※推奨要件については下記リンク参照。
【リンク】IQ Botインストール手順(1)インストールに必要な環境を揃える>必要スペックのマシンを調達する
本番運用時は必ず推奨を満たす環境にインストールするべきですが、上記のような警告が出ていても動くことは動くので、検証用であればいたしかたなしでしょう。

###4) 「Next」を選択
01.jpg

###5) 「On-premises」を選択し「Next」
02.jpg

###6) 規約に同意し「Next」を選択
02.jpg

###7) カスタムモードを選択し「Next」
03_custom.jpg
→ Expressにすると、下記8)~11)の設定が飛ばされるようです。
→ 筆者の環境では8)~11)はいずれもデフォルトのままにしているので、Expressでもいい気はするのですが検証したことがありません。

###8) インストール先およびログの出力先を選択して「Next」

特に指定する必要がなければ、デフォルトのままでOKです。
image.png

###9) 暗号化キーを選択して「Next」

A360.20から指定が必要になりました。(それより前のバージョンでは、この画面は表示されません)
外部指定をする必要がある場合は指定、必要なければ一番上を選択して「Next」

image.png

旧バージョン画面キャプチャバックアップ

###9) クラスタ設定の選択
A360.20から、画面がなくなったことを確認
05_cluster.jpg

###10) TLSの設定

デフォルトのまま「Next」
06.jpg

###11) サービス・クレデンシャルの設定

デフォルトのまま「Next」
07.jpg

このあと、旧バージョンではデータベースの選択画面が出てきましたが、最新版はこのまま12)に飛びます。

旧バージョン画面キャプチャバックアップ

こちらが出てきた場合は「Microsoft SQL Server」を選択し「Next」

08_DB.jpg

###12) データベースとの接続設定

こちらが最大のポイントです。当ブログで案内している手順どおりに実施している場合は、下記のとおり入力して「Next」
09.jpg

※SQL Server 認証のログインとパスワードは、以下の手順で設定したものを使います
【リンク】IQ Botインストール手順(2)DBのインストールと設定 ③SSMSのインストールとログインの作成>ログインの作成

※(V11.3.4)以下のようなエラー(●●●の中は"CRDB"や"Bot Insight"など)が出る場合は、下記リンクの対応を実施。
エラー画面_黒丸つき.jpg
【リンク】(V11.3.4のみ)IQ Botインストール手順(2)DBのインストールと設定 ④必要なテーブルの手作成

###13) Elastic Searchのパスワード(任意のパスワード)を入力し「Next」
03.jpg

このあと、旧バージョンではデータベースの選択画面が出てきましたが、最新版はこのまま14)に飛びます。

旧バージョン画面キャプチャバックアップ
デフォルトのまま「Next」 [2020.10.15追記]A2019の最新のバージョン(A2019.16)では、この画面は出てきませんでした。 ![10.jpg](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/587845/8fb85ee2-11a9-177d-4069-846b9efc7834.jpeg)

さらに以下のような画面も出てきますが、クラスタ設定が不要であればデフォルトのまま「Next」
image.png

###14) 「Install」をクリック → インストールが完了するまでしばらく待ちます。

04.JPG

###15) 画面の2つ目のチェック(インストールサマリーの表示)をチェックして「Finish」を選択します
11.jpg

###16)インストールサマリー上に表示されているCRのURL情報をメモする。

初回ログイン時およびIQ Botインストール時に使います

これでCRのインストールは完了です。

##稼働確認と初期設定

###1) CRの起動
インストールが完了すると、デスクトップにこのようなControl Roomのアイコンが存在しているはずです。ダブルクリックして起動します。
01_アイコン.jpg

どのアプリを使いますか? と聞かれたら、常にGoogleを使う設定にして「OK」
(CRの推奨ブラウザはChromeのため)
05.jpg

###2) レポジトリパスとCRへのアクセスURLを入力します
access.jpg

# 項目 入力内容
レポジトリパス 特にこだわりがなければ、入力欄の下に表示されているサンプルのPathをコピペでOKです
CRへのアクセスURL インストールサマリーにCRのURL情報が記載されているので、その情報をコピペします。ポートを示す:80を末尾につけておくのがベストプラクティス
Save and Continue ①②を入力したらここをクリック

###3) Credential Vaultへのアクセス情報を指定して次へ
03_credencials.jpg

# 項目 入力内容
Credential Vaultへのアクセスモード Expressを選択します
マスターキー コピーしてメモ帳などに貼り付け、保管しておきます
Save and Continue ①②を実施したらここをクリック

###4) 認証モードの選択
「Control Room Database」を選択して次へ
04_authType.jpg

###5) ControlRoom管理者のユーザー名やパスワードを設定し、「Next」
05_初期入力.jpg

###6) 秘密の質問と答えを3セット入力し「Next」
以下はPoC用ということで適当な文字列にしています。
06_秘密の質問.jpg

###7) ライセンスファイルの読み込み(画面が起動した場合)
以下の画面が起動した場合は、ベンダーより配布されたライセンスファイルを読み込みます。
07_ライセンスファイルの読み込み.jpg

###8) 設定完了

以上でCRのインストールと初期設定が完了し、以下ようなホーム画面が表示されます。

A2019の場合
image.png

V11の場合
08_ホーム画面.jpg

#次のステップ

次のステップは「(4)必要なユーザーを作る」です。

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