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スクラムフェス仙台2025参加レポート

Last updated at Posted at 2025-09-25

スクラムフェス仙台について

スクラムフェス仙台は、アジャイルコミュニティの祭典であるRSGTやスクラムフェスの仙台版です。アジャイルやスクラムについて話し合い、ワイワイ盛り上がる場です。スクラムフェス仙台には、第1回から参加させて頂いています、ここでしかお会いできない人、美味しい食べ物など魅力的なイベントです。また、今回は登壇もさせていただきました。

基調講演 クラブの変化・世間の変化、これからの課題 相田 健太郎​ 氏

  • プロサッカーチームであるモンテディオ山形の相田社長のお話し
  • 県民や他チームの人が見に行きたいと思ってくれるチームを作ると宣言した
  • 着任当初の状況は、元気ない、挨拶しない、主体性ない、情報共有ない
  • 環境の改善を取り組んだ
    • 職場環境
    • クラブハウスを新しく
    • スタジアムの興行環境も変えた
  • さらに新しいことと繋ぐ施策
    • 豪雪地帯。雪も資産として良さを再設計した
    • スタジアムの活用
      • ブランディング、関係人口、持続的が狙い
      • スタジアムに様々な機能を持たせた
  • ワクワクするような目標を設定
  • 指標での管理・判断の導入
  • マインドへのアプローチを行った
  • サッカー場の稼働率を上げる

Q&A

Q:マインドをどう変えていったのか?
A:やりたくないことではなく、やりたいことをやってもらった。みんなが納得できる手法。社長としては考える基準を明確にした

Q:チャレンジしない状況でチャレンジに持っていくポイントは?
A:目標の先を広げてみる。水曜日の昼にゲームを組み、小中学校の遠足にした。新規売上に繋げる。無茶はしないが無理はする

サッカーチームの話?と始めは思いましたが、お話を伺うと、組織変革の話でした。現地現物を大事にする。マインドのチェンジ。環境を変えていく。目標の先を考える。指示ではなく指標基準を提示する。スタジアムに様々な機能を持たせる。といったお話は非常に納得感があり、アジャイルの実践と見て取れました。

登壇した話

スクラムフェス金沢に続いての登壇。今回はバックログの数をテーマに、システム思考やアジャイルの成り立ちなど、いろいろな角度で検証する形をとりました。最初は初心者向けかなと思っていたのですが、作っていくにつれ、マニアックな話になってしまいましたので心配しましたが、一部の方にはちゃんと刺さって頂いたようで、登壇した甲斐がありました

登壇内容レポートしてくれた方もいました。感謝です!

聞いたセッション

Shoichiro Hirai - SAFe実践から見えた、フレームワークより大切な組織変革の道程

組織変革のツールとしてOrg Topologyを利用し、組織の現状と目指すべき道を定め、SAFeを選択したという話。SAFeではどのようなイベントがあるかについても紹介を頂きました。SAFeは不勉強なので参考になりました

rin otomo - どうやら人って変われるらしい。一年半コーチングを受けて見つけたコンフォートゾーンの超え方

リードエンジニアをされている方が、コーチングを受けたことでどう変わっていったのかを赤裸々にお話いただきました。コンフォートゾーンから抜けてラーニングゾーンに入り、成長するためにコーチングを受けたそうです。コーチングの対話で「そのポジションだったら?」「自分を変化させるとしたら?」などの質問を受け、自分の進む道を変えたそうです

コーチングについては私も学習中の身なので、話の導き方など勉強になりました

izumi ito - ゾウがいるゾウ! "伝えにくいけれど大事なこと"を伝える勇気

誰もがわかっているのに誰も指摘しない問題に対してどうするか?指摘しないと問題が拗れる。でも言わないのはなぜか?理由は沢山ある(摩擦を避ける、触れてはいけない、期待や逃避、あきらめ、立場)。言いにくいことを言うためには勇気が必要。また、ガッカリな対応を受けないように改善案もセットする。事実・数値で会話する。仲間を巻き込むなどの実践知を紹介いただいた

勇気がでないことは誰にでもありますね。講演の中で紹介されたジャネット・グレゴリーさんの言葉は覚えておきたいです
「それをやらなかったらどうなるかを想像してみてください。そしたらあなたが勇気を出さなければならないことが分かるはずです」

夜の部

レゴ®シリアスプレイ®というものが話題に。すると「レゴあるよ」とカバンから2組のレゴを取り出され、飲み屋のテーブルでレゴを組み始めました。レゴシリアスプレイの流れはこんな感じでした(ショートバージョンらしいので正式な流れではないかもです)

  • テーマが設定(今日の学び?これからみたいなテーマだったと記憶)
  • レゴを作る
  • 作ったレゴに対して質問を受け回答していく

レゴで何がわかるのか?と思っていましたが、自分が手を使って作ったものに対して質問を受け、回答することで、自分の意識や気持ちが明確になっていく感覚を覚えました。面白い経験をさせて頂きました。Visualや手触り、作品にすることでの所有感、自己投影など、よく考えられているなと感心しました。あとで確認すると、レゴ®シリアスプレイ®認定ファシリテータの方だったそうです。
そんなすごい人たちと、不意で豊かな体験ができるスクラムフェス仙台、来年も楽しみです

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We Are Hiring!

BIPROGYでは積極的に採用活動を実施しています。システム開発から企画、スタッフなど募集中です。もちろんアジャイル関連案件もあります。詳細は採用ページをご確認ください。

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