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Arch Linux(3) Manjaro Cinnamon 19.0.1 をUSB メモリにインストール

Last updated at Posted at 2020-03-08

はじめに

前回は、オフィシャル版のManjaro Xfce 19.0.1 を試しました が、今回は、コミュニティ版のManjaro Cinnamon 19.0.1 をUSB メモリにインストールしてみました。


Manjaro Cinnamon 19.0.1 のインストール

サポート対象外ですが、オフィシャル版と同じバージョンなのは心強いです。
また、同じCinnamon のLinux Mint をよく使っているので、比較しやすいと思います。

こちらも「初心者」タグを付けました。インストーラの起動前に「さざなみフォント」のインストールがありますが、ここを乗り切れば、すんなり行けると思います。

難しそうなときは、「Xfce 」だとその操作が要りません。トライしてみる価値はあると思います。

使ってみて、コマンドも覚えたいときは、こちら もどうぞ。


公式サイト

Manjaro 公式サイト

Manjaro Forum

Manjaro wiki


コミュニティ版

コミュニティ版の魅力は、好みのデスクトップ環境が選べることです。デスクトップ環境により、開発状況に差があって、バージョンに違いがあります。この辺りも選ぶポイントかも。

コミュニティ版のダウンロード:

Manjaro-Downloads にて、右上の「横三本」をクリック
→Editions→Community

2020-3-24 現在:

  • Awesome 18.1.3

  • Bspwm 19.0.2

  • Budgie 19.0.2

  • Cinnamon 19.0.1 → 19.0.2

  • i3 19.0.2

  • LXDE 19.0.2

  • LXQt 19.0.2

  • MATE 19.0

  • Openbox 19.0.2


Cinnamon をダウンロード

ローリングリリースなので、基本的にはどの段階でも更新すれば最新になりますが、更新が少なくて済む、最新の状態のイメージが公開されているかもしれません。

manjaro-cinnamon-19.0.x Download で最新の「.iso」ファイルと「.iso.sha256」ファイルをダウンロードできます。

「19.0.1」

manjaro-cinnamon-19.0.1-200228-linux54.iso (2.47 GB)

チェックサムの確認:
(うまくダウンロードできたかの確認)

$ sha256sum manjaro-cinnamon-19.0.1-200228-linux54.iso
e359d4e316ea9c9747547c1ae062d8e3c74247b665d8d94cd990cf3d83caecf1  manjaro-cinnamon-19.0.1-200228-linux54.iso

  • 追記:

2020-3-24 現在、「19.0.2」が公開されています。
チェックサム(.iso.sha256) はファイルごとに違います。

→動作確認は、「19.0.1」で行っているので、この投稿と違う部分があるかもしれません。

「19.0.2」

manjaro-cinnamon-19.0.2-200314-linux54.iso (2020-03-15 2.47 GB)

チェックサムの確認:

$ sha256sum manjaro-cinnamon-19.0.2-200314-linux54.iso
b5319b86fc030b16b341386510bb61e34b62f553cc5bb28988412b57734f21ee  manjaro-cinnamon-19.0.2-200314-linux54.iso

インストール

インストーラーは、定番の Calamares です。インストールの途中で、「LibreOffice」または「FreeOffice」を選択できます。「FreeOffice 」が出たのは知りませんでした。ツールバー形式だけでなく、リボン形式が使えるみたい。

1. ライブUSB メモリでブートすると、すぐに、テキストベースの「Welcome to Manjaro」画面が表示されます。

  • Keytable = jp
  • lang = 日本語 → ja_JP

とした後に、
Boot: を選んで、Enter キー

2. デスクトップ画面が表示されます。

「Manjaro へようこそ!」画面が表示されます。
→ブート時の設定で日本語化されています。
もし、日本語の設定を忘れていたら、ウィンドウの左上で「Japanese」を設定すると日本語化されます。

今回は、その画面の上に「Select Panel Style」画面が重なって表示されます。インストールしてから設定できるので、右上の「x」で閉じます。

3. インストール先となるUSB メモリ(fat32 で初期化済)を挿入。

メニュー →アクセサリ →ディスク
→パーティション情報の画面が表示されます。

セットしたUSB メモリのデバイス名(例. /dev/sdc)を確認しておくと確実です。メーカー名とか容量で判断できます。

「■」をクリックして、アンマウントしておきます。アンマウントされると「▶」に変わります。

もし、root のパスワードを聞いてきたときは、ライブ立ち上げの場合は「manjaro」です。

4. Cinnamon 19.0.1 では、このままインストーラーを起動すると、日本語文字が表示されず、英語のみの表示になります。豆腐文字の方が文字数がわかるのでまだマシかな。

5. メニュー→端末 で端末を起動。仮の日本語フォント(さざなみフォント)をインストールします。

$ sudo pacman -Sy ttf-sazanami

(先頭の「$」はプロンプトなので、入力しません。)

→「S」は大文字です。
インストールすると、メニューや「Manjaro へようこそ!」で使われている日本語が細めのフォントに変化。きれいではありませんね。

6. 「Manjaro へようこそ!」画面にて、「インストーラーを起動」をクリック。日本語がちゃんと表示されています。


7. ようこそ:

「日本語」が自動セットされるまで待ちます。
→「次へ」


8. ロケーション:

地域: Asia、ゾーン: Tokyo
(地図で日本をクリックしても設定されます)
→「次へ」


9. キーボード:

キーボードモデル: Generic 105-key PC (intel.)
Japanese、デフォルト
「ここでタイプしてキーボードをテストしてください」→ @@@ で確認。


10. パーティション:

ストレージデバイスを選択: (/dev/sdc) MBR

「パーティションの置換」にチェック

インストールするパーティションの選択
現在:「fat32 パーティション」の部分をクリック。

後:「Manjaro 29.0 GiB ext4」が赤く表示。

ブートローダーの場所: (/dev/sdc) ←忘れずに設定。


11. ユーザ情報:

任意設定

管理者パスワードは入力するか、または、「管理者アカウントと同じ」にチェック。
→「次へ」


12. Office Suite:

  • No Office Suite(オフィス インストールせず)

  • Libre Office

  • Free Office


13. 要約:

今までに設定した内容を確認。
画面に入りきれてないメッセージがあります。スクロールさせます。
「/dev/sdc にブートローダーをインストール」になっていることを確認。

→「インストール」
→「今すぐインストール」

「すべて完了しました。」表示。
→「実行」
→「インストーラー」のウィンドウが閉じます。


14. シャットダウン

メニュー →終了 →シャットダウン

電源が落ちたら、ライブUSB メモリだけ抜きます。


インストールしたUSB メモリで起動

電源オン。
ログイン画面にて、パスワード入力。

デスクトップ画面表示:
01.jpg

→「Manjaro へようこそ!」画面が表示されますが、
今回は、そのウィンドウの上に、「Select Panel Style」画面が重なって表示されます。


「Select Panel Style」画面

メニュー →その他 →「cinnamon-panel-chooser」でも起動できます。

02.jpg

パネルのウィンドウリスト(起動しているアプリの一覧)の表示の方式(並びかた)が2つあります。好きな方をクリックします。
あとで変更も可能です。右がデフォルトです。

  • 「(Revert to) traditional window list」:
    →従来のパネルの表示で、起動したアプリごとにアプリ名を表示

  • 「(Use) grouped window list」:
    →起動したアプリをひとつのアイコンにまとめて表示(デフォルト)


パネルの幅があって画面の場所をとるので細くしました

画面下の黒い帯状のバーが「パネル」です。幅があると使える画面がそれだけ狭くなります。ほんの少しの差でスクロールが要らなかったりします。

メニュー →コントロールセンター(歯車アイコン)→設定 →パネル
→カスタマイズ

Panel height: 40 →30 に変更。

ついでに、パネルを自動的に隠す: 「常にパネルを表示」をクリック。→「自動的にパネルを隠す」(お好きな方を)

→通常はパネルを表示しており、アプリのウィンドウで隠れます。マウスを持っていくとパネルを表示。また、パネルの表示がなくても、Windows キーでメニューが表示されます。

右上の「x」で閉じます。


端末: Terminal

端末は「GNOME 端末」です。

メニュー →端末

端末で表示される文字のフォントを指定。

編集 →設定 →「名前なし」タブ→「文字」タブ

「フォントを指定」にチェック。
「Droid Sans Mono Regular 11」
→好みのフォントと、文字サイズを選択。


テキストエディタ

「xed」です。

gedit に近い機能です。同じ、色のスキーム(XML)ファイルを使え、置いた場所を気にせずに指定できますが、クールな網目の表示の機能はありません。

画面右に大きめのスクロールバーである「ミニマップ」が表示できますが、幅が固定で、1/2 画面で使うと、妙に幅(1/4 位) をとります。表示オフ。幅の大小が選べるといいのですが…。

「xed」の利点は、メニュー周り。Cinnamon の他のアプリとの統一感です。gedit はメニュー周りが変わっており、統一感がなくなります。Cinnamon はデザインにこだわっています。

個人的には、gedit がオススメです。専用のプラグインが使えます。

ちなみに、メニューの表示が変わります。
テキストエディター: gedit
テキストエディタ: xed


ファイルマネージャ

「nemo」です。

右クリックで、端末とroot管理者で開けます。便利。


ブラウザ

「firefox」です。


できれば、ミラーサーバの見直し

もし、操作に不安がないのなら、ミラーサーバの見直し から実施されると、幸せになります。
操作に不慣れなら、無理せずに次の説明に進んでください。


システム更新

画面右下の「盾」アイコンの中が「i」になり、青い点が付くと、システム更新(アップデート)があることを示します。クリックで開いて好きなときにシステム更新を行えます。


マウス操作(GUI) で、リポジトリの更新

画面右下のパネルの「盾」アイコンをクリックで、「Pamac」マネージャが開きます。

もしくは、メニュー →システム管理 →「ソフトウェアの追加と削除」(pamac-manager)

「Pamac」マネージャで、右上の「3つの点」アイコンをクリック→「データベースをアップデートする」→パスワード入力 にて、リポジトリとデータベースを同期できます。

  • core
  • extra
  • community
  • multilib

Manjaro Hello でソフトウェアのインストール、削除

初回のログイン時、もしくは、メニュー →システム管理 →「Manjaro Hello」で「Manjaro へようこそ!」画面が起動できます。

03.jpg

→ライブ立ち上げだと、「インストーラーを起動」ボタンがあった位置が「Applications」ボタンになっています。ここから、定番のアプリのインストールができます。


カテゴリ分けされた、アプリの一覧から、オススメのアプリのインストールが可能です。左上の「advanced」をクリックすると、さらにアプリが増えます。

例えば、「Geany」をインストール

テキストエディタです。

メニュー →システム管理 →「Manjaro Hello 」→「Manjaro へようこそ!」画面
画面下の「Applications」をクリック→アプリの一覧画面が表示

左上の「advanced」をクリック
「Text Editors」の左の▶をクリック
表示された一覧から、「Geany」にチェックして、画面右上の「UPDATE SYSTEM」をクリック。
「geany のオプションとしてインストールするものを選択」画面
「geny-plugins: additional functionality」にチェック(任意)→「選択」
→パスワード入力
→インストールされる一覧が表示→「適用」

メニュー →開発 →「Geany」→Geany が起動されます。
ここで、メニューで「Geany」を右クリック→「お気に入りに追加」にするか、「パネルに追加」をクリック。

便利な「System Tools」をインストール

メニュー →システム管理 →「Manjaro Hello 」→「Manjaro へようこそ!」画面
画面下の「Applications」をクリック→アプリの一覧画面が表示

左上の「advanced」をクリック
「System Tools」の左の▶をクリック

表示された一覧から、「IsoUSB」、「Mintstick」にチェックして、画面右上の「UPDATE SYSTEM」をクリック。
→パスワード入力→インストールされる一覧が表示→「適用」

  • 「USB イメージライター」

メニュー→アクセサリ→「USB イメージライター」
→ISO イメージをUSB メモリに展開できます。

  • 「USB メモリフォーマッタ」

メニュー→アクセサリ→「USB メモリフォーマッタ」
→USB メモリをフォーマット(Fat32、NTFS、Ext4)できます。全面初期化指定も可能です。USB メモリ限定なので、「ディスク」や「gparted」よりも安全です。


一覧にないアプリを探すとき

[Pamac] マネージャでManjaro リポジトリに登録されているアプリのインストールが可能です。

画面右下のパネルの「盾」アイコンをクリックで、「Pamac」マネージャが開きます。
もしくは、メニュー →システム管理 →「ソフトウェアの追加と削除」

カテゴリでの検索だけでなく、左上の虫眼鏡にて、アプリ名を入力しての検索ができます。

例えば、「yay」をインストール

参考:

Arch Linux にはコミュニティで作られた(リポジトリに登録されるまでに至っていない?)ソフトのインストールを支援するツールがあります。ユーザが作ったスクリプト(PKGBUILD)に従い、インストールを行うツールで、「AUR ヘルパー」と呼ばれます。

以前は、「yaourt」(ヨーグルト) というヘルパーがよく使われていましたが、今はリポジトリから削除されています。
代わりの候補では「yay」が有力。使うにはインストールが必要です。


左上の虫眼鏡をクリック→「yay」と入力→しばらくすると検索が開始されます。

yay 9.4.6-1
Yet another yogurt. Pacman wrapper and AUR helper written in go.

がヒットします。赤い「削除」ボタンが表示されました。
→インストール済でした。

例えば、詳細表示が可能です。

「詳細」タブ:
    ライセンス: GPL
    リポジトリ: community
「依存関係」タブ: 

    必要なもの:   pacman >= 5.2
                sudo
                git
「ファイル」タブ:   

                /usr/bin/yay
                /usr/share/bash-completion/completions/yay
                /usr/share/fish/vendor_completions.d/yay.fish
                /usr/share/man/man8/yay.8.gz
                /usr/share/zsh/site-functions/_yay

→man のパッケージ名まで確認できます。

依存を確認してみました:

                pacman = 5.2.1-4 (インストール済み)
                sudo = 1.8.31-1 (インストール済み)
                git = 2.25.1-1  (インストール済み)

すでにインストール済ですが、もし「yay」のインストールするとしたら:

「インストール」→「適用」→パスワード入力

インストールの確認:

$ yay --version
yay v9.4.6 - libalpm v12.0.1

$ pacman -Ss yay
:
community/yay 9.4.6-1 [インストール済み]
    Yet another yogurt. Pacman wrapper and AUR helper written in go.

実は、こちらでも確認できます:

$ yay -Ss yay
:
aur/yay 9.4.6-2 (+983 57.79%) (Installed: 9.4.6-1)
    Yet another yogurt. Pacman wrapper and AUR helper written in go.
:
community/yay 9.4.6-1 (2.2 MiB 6.3 MiB) (Installed)
    Yet another yogurt. Pacman wrapper and AUR helper written in go.
:

→余計なパッケージも表示されますが、yay の最新のバージョンがAUR でテストされていることがわかります。信用を得ると、community に昇進して、pacman コマンドでインストールできるようになります。どちらにも「Installed」が書かれているのが親切です。


日本語入力(fcitx-mozc)のインストール

~/.xprofile を作成:

$ sudo xed ~/.xprofile

export GTK_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx

→ ~/.bashrc に書くのは良くないようです。Fcitx の警告を参照


fcitx-mozc のインストール

$ sudo pacman -Syy
$ sudo pacman -S fcitx-mozc
:
パッケージ (3) fcitx-4.2.9.7-1  zinnia-0.06-5  fcitx-mozc-2.23.2815.102-3

→依存で、fcitx、zinnia も一緒にインストールされます。手書き認識システムみたい。

$ sudo pacman -S fcitx-gtk2 fcitx-gtk3 fcitx-qt5 fcitx-configtool
:
パッケージ (4) fcitx-configtool-0.4.10-3  fcitx-gtk2-4.2.9.7-1  fcitx-gtk3-4.2.9.7-1  fcitx-qt5-1.2.4-3

→fcitx-qt4 はAUR にあり、Manjaro のリポジトリにはありません。
fcitx-qt5 、および、fcitx の GUI の設定ツールを入れました。

→再起動で、キーボードアイコンが表示され、半角/全角キー(または、Ctrl+スペース)で日本語オンになりました。


インストールした「Geany」の設定

テキストエディタ(本来はIDE )です。先ほど、インストールしました。

軽いだけでなく、開いていたタブ(ファイル)を起動時に開いてくれるのが利点。惜しいのは、使えるテーマが少ないこと。それも増やします。

メニュー →プログラミング →「Geany」→Geany が起動されます。

ここで、メニューで「Geany」を右クリック→「パネルに追加」をクリック。

デフォルトのGeany だと、余計なものが表示されているので設定を変更します。

表示→メッセージウィンドウを表示→チェックが外れます。
表示→サイドバーを表示→チェックが外れます。
編集→設定→エディタ」タブ→「表示」タブ→長い行のマーカー: 「有効」のチェックを外し、「適用」→水色の線が消えます。

編集 →日付を挿入 →一番下の「任意の日付書式を設定」
%Y-%m-%d %H:%M

表示→色の設定
標準→Alternate に変更
閉じる
(これで「~/.config/geany/colorschemes/」フォルダが作られます。テーマの追加の準備です。)

geany のテーマを増やすには「こちらの手順 」を行います。

表示→色の設定
→「Tinge」に設定しました。


日本語フォントのインストール

日本語の指定でインストールすると、ほとんどの部分が日本語化されます。何かしらの日本語フォントが入っていて使われているということです。

ところが、一部のアプリでは、必要なフォントが違うのか、日本語を表示できないものがあります。


1. システムのインストール前:

  • Budgie 18.1.0 の「ライブ立ち上げ時のインストーラ」は、日本語が豆腐文字に化けます。

  • Cinnamon 19.1.0 の「ライブ立ち上げ時のインストーラ」は、日本語がまったく表示されません。

→インストーラの起動前に日本語フォントをインストールすることで、インストールを続行できます。

「noto-fonts-cjk」をインストールしたいところですが、AUR にあるし、大きすぎます。

さざなみフォントのインストール
$ sudo pacman -Sy ttf-sazanami

→「S」は大文字です。公式リポジトリにあることと、コンパクトなのが利点。でも美しくありません。


2. システムのインストール後:

  • Cinnamon 19.1.0 にて、
    コントロールセンターの「Manjaro Settings Manager」で項目名が消えていてアイコンしか表示されません。

  • 追加インストールした「notepadqq」では、メニューから日本語が消えて歯抜けのメニューです。また、入力した日本語のテキストが表示されません。

→「noto-fonts-cjk」のインストールで解消。サイズが大きいので一部のみインストールしました。ディストリビューションによっては、システムのインストールで自動で入ります。

noto-fonts-cjk のみのインストール:
$ sudo pacman -S noto-fonts-cjk
インストールされたか確認:
$ pacman -Ss noto-font

extra/noto-fonts 20190926-4
    Google Noto TTF fonts
extra/noto-fonts-cjk 20190409-1 [インストール済み]
    Google Noto CJK fonts
extra/noto-fonts-emoji 20191016-4
    Google Noto emoji fonts
extra/noto-fonts-extra 20190926-4
    Google Noto TTF fonts - additional variants
community/noto-fonts-compat 20151217-1
    Google Noto TTF fonts (compat-package)

→必要なフォントだけ入れました。ちなみに、noto-fonts-extra を入れると、noto-fonts も入ります。

表示が改善された「Manjaro Settings Manager」:
setting.jpg
→項目名が表示されました。これで日本語が消えたらアイコンだけになります。


notepadqq のインストール

メニュー →システム管理 →ソフトウェアの追加と削除 (Pamac)

左上の虫メガネで検索して→「インストール」→「適用」→パスワード入力→「適用」

Ubuntu で個人的によく使うテキストエディタです。使えるテーマが多いことと、開いていたタブ(ファイル)を起動時に開いてくれるのが利点。

→テーマは「twilight」に設定しました。


残念ながら、リポジトリにあるnotepadqq は古いバージョン(v1.4.8) でした。

マウスの中央ボタンで貼り付けができますが、範囲指定しても、Ctrl+C で取り込んだ文字列が優先され、意図しない文字列が貼り付けられます。範囲指定したら、そのたびにCtrl+C が必要なので面倒です。

また、ヘルプ「?」→About Notepadqq... の「閉じる」ボタンが文字化けしてます。

バージョンを上げれば解消するのは確認してますが、いつになるかわからないので、ダウンロードしてビルドするしかないみたい?

他のディストリビューションだと、GitHub にあるビルド手順を読んで、依存のあるライブラリとかツールを調べておき、インストールの事前準備から行うことになります。

Arch Linx だとAUR とGit が連動しているというか、手続きがPKGBUILD スクリプトに書いてあり、自動でやってくれるので楽です。


AUR にある最新のnotepadqq をインストール:

作業前に確認:
$ yay -Ss notepadqq

aur/notepadqq-ote-git 0.52.1.r631.gbfbdf7c-1 (+1 0.04%) 
    Notepad++-like editor for the Linux desktop w/ OTE backend
aur/notepadqq-legacy 1.3.6-1 (+1 0.00%) 
    Notepad++-like text editor for Linux. Legacy version which doesnt ask for restoration at startup.
aur/notepadqq-git 2.0.0.beta.r5.g5553c0be-1 (+35 0.96%) 
    A Linux clone of Notepad++

community/notepadqq 1.4.8-2 (2.7 MiB 10.3 MiB) (Installed)
    Notepad++-like text editor for Linux
まずは、アンインストール:
$ yay -R notepadqq
依存関係を確認:
$ yay -Si notepadqq-git

:: Querying AUR...
Repository      : aur
Name            : notepadqq-git
Keywords        : None
Version         : 2.0.0.beta.r5.g5553c0be-1
Description     : A Linux clone of Notepad++
URL             : http://notepadqq.altervista.org/wp/
AUR URL         : https://aur.archlinux.org/packages/notepadqq-git
Groups          : None
Licenses        : GPL3
Provides        : notepadqq
Depends On      : qt5-webengine>=5.6  qt5-svg>=5.6  hicolor-icon-theme  desktop-file-utils
Make Deps       : git  qt5-tools>=5.6
Check Deps      : None
Optional Deps   : None
Conflicts With  : notepadqq-bin  notepadqq  notepadqq-common  notepadqq-src
Maintainer      : flamusdiu
Votes           : 35
Popularity      : 0.955860
First Submitted : Sat 15 Jun 2013 10:28:02 PM JST
Last Modified   : Mon 21 Oct 2019 04:13:29 AM JST
Out-of-date     : No

→足りないパッケージは、PKGBUILD を見て、yay が追加してくれるはずです。(しかし、今回は、PKGBUILD に漏れがありました。)


notepadqq をインストール:
$ yay -S notepadqq-git

→ところが下記のエラーが発生:

:
Project ERROR: uchardet development package not found
make: *** [Makefile:48: sub-src-ui-make_first] エラー 3
==> エラー: build() で問題が発生しました。
    中止...
Error making: notepadqq-git

→「uchardet」開発パッケージがないと言っているけど、依存関係にあったかな?


詳細表示より、依存関係の確認:
$ yay -Si notepadqq-git
:
Provides        : notepadqq
Depends On      : qt5-webengine>=5.6  qt5-svg>=5.6  hicolor-icon-theme  desktop-file-utils
Make Deps       : git  qt5-tools>=5.6
現在のバージョンを確認:
qt5-webengine 5.14.1-1
qt5-svg 5.14.1-1
hicolor-icon-theme 0.17-1
desktop-file-utils 0.24-2
git 2.25.1-1

qt5-tools
    (Qt Assistant) 5.14.1-1
    (Qt Designer)  5.14.1-1
    (Qt Linguist)  5.14.1-1
    (Qt QDbusViewer) 5.14.1-1

→揃っているみたい。


元になっている、サイトを確認。

AUR notepadqq-git 2.0.0.beta.r5.g5553c0be-1

書かれている依存関係は上記とまったく同じですが、下の方にある、コメントを見ていくと、

jakyote commented on 2019-09-25 05:22 のコメントに、
修正後のPKGBUILD スクリプトが書かれています。

→PKGBUILD に書かれるべき、依存関係に漏れがあったみたいです。


足りてない下記を、追加インストール:

メニュー →システム管理 →「ソフトウェアの追加と削除」
下記を検索してインストール

  • uchardet (0.0.6-2)
  • qt5-websockets (5.14.1-1)

→これで依存関係はOK なはず。


notepadqq をインストール:
$ yay -S notepadqq-git

[Aur: 1]  notepadqq-git-2.0.0.beta.r5.g5553c0be-1

  1 notepadqq-git                            (Build Files Exist)
==> Packages to cleanBuild?
==> [N]one [A]ll [Ab]ort [I]nstalled [No]tInstalled or (1 2 3, 1-3, ^4)
==> N
:: PKGBUILD up to date, Skipping (1/1): notepadqq-git
  1 notepadqq-git                            (Build Files Exist)
==> Diffs to show?
==> [N]one [A]ll [Ab]ort [I]nstalled [No]tInstalled or (1 2 3, 1-3, ^4)
==> I
:
==> 作成完了: notepadqq-git 2.0.0.beta.r5.g5553c0be-1 (2020年03月08日 00時56分39秒)
==> Cleaning up...
==> Found git repo: github.com/notepadqq/CodeMirror.git
==> Found git repo: github.com/notepadqq/notepadqq.git
[sudo] USER_NAME のパスワード:
:
インストールされたかの確認:
$ yay -Ss notepadqq

aur/notepadqq-ote-git 0.52.1.r631.gbfbdf7c-1 (+1 0.04%) 
    Notepad++-like editor for the Linux desktop w/ OTE backend
aur/notepadqq-legacy 1.3.6-1 (+1 0.00%) 
    Notepad++-like text editor for Linux. Legacy version which doesnt ask for restoration at startup.
aur/notepadqq-git 2.0.0.beta.r5.g5553c0be-1 (+35 0.96%) (Installed)
    A Linux clone of Notepad++

community/notepadqq 1.4.8-2 (2.7 MiB 10.3 MiB) 
    Notepad++-like text editor for Linux
起動コマンドは notepadqq で良いみたい:
$ notepadqq --version
qt5ct: using qt5ct plugin
Notepadqq 2.0.0-beta+git

動作確認:

メニュー →プログラミング →notepadqq

notepadqq-new.jpg

「?」 →「Notepadqq について」→「v2.0.0-beta+git」と表示。

→「閉じる」ボタンがちゃんと表示されます。
メニュー の日本語化が完了しています。

マウスの中央ボタンが範囲指定した文字列の貼り付けになっています。Ctrl+C とは、別に動作します。正常になりました。


KolourPaint のインストール

メニュー →システム管理 →ソフトウェアの追加と削除 (Pamac)
左上の虫メガネで検索して→「インストール」→「適用」→パスワード入力→「適用」

サイトにスクリーンショットの画像をアップするときの加工に使っています。画像ファイルを右クリックして起動することが多いです。


ファイアウォールの設定

メニュー →設定 →ファイアウォール設定ツール →パスワード入力

Status: オン→「盾」アイコンがカラーになれば稼働。


パネルの時計のカスタマイズ

パネルの時計を左クリック →日付と時刻の設定

形式:

Use 24h clock: オン
日付の表示: オン
秒を表示: オフ
週の最初の曜日: 月曜日

→3月8日(日曜日)20:37


ウィンドウ画面のタイル表示の使い方

元の画面: 中央
1/2 画面: 左、右、上、下
1/4 画面: 左上、左下、右上、右下

ウィンドウを選択して、アクティブにします。
Windows キーを押しながら、矢印キーを変えながら2回ずつ押すと、希望するタイル位置に配置できます。

win-tile.jpg
→こちらは、1/4 左下 の状態。

Windows + 「↑」: 1/2 左
Windows + 「↑」: 1/4 左上
Windows + 「→」: 1/2 上
Windows + 「→」: 1/4 右上
と変化していきます。

変わっているのは、1/2 左のときに、
Windows + 「→」: 1/2 中央
Windows + 「→」: 1/2 右
となること。

タイトルバーを掴んで 4隅や上下左右にぶつけてもOK 。
ちなみに、ウィンドウのタイトルバーをダブルクリックすると最大化です。もう一度ダブルクリックすると元にもどります。


ファイル圧縮、解凍ツールを確認

$ pacman -Ss zip unzip  | grep インストール済み

core/minizip 1:1.2.11-4 [インストール済み]
extra/unzip 6.0-13 [インストール済み]
$ pacman -Ss archiver | grep インストール済み

extra/p7zip 16.02-5 [インストール済み]
extra/zip 3.0-8 [インストール済み]
community/nemo-fileroller 4.4.0-1 [インストール済み]

メニュー →アクセサリ →アーカイブマネージャー(fileroller)


デスクトップ画面の壁紙の変更

デスクトップで右クリック→「背景を変更」
デフォルトは「Cinnamon」と「Gnome」の2つのフォルダが登録されています。

好みの壁紙を保存した複数の「別のフォルダ」を追加しました。

選択 1:
kabegami-settei-01.jpg

選択 2:
kabegami-settei-02.jpg

デスクトップがパネルだけあるシンプルなデザインなので、壁紙のクオリティによって、受ける印象が変わります。

壁紙の影響度をわかっており、壁紙を選択するだけでリアルタイムに反映させたり、フォルダを管理できる機能があり、変更しやすいです。


ログイン画面の壁紙の変更

ログイン画面の壁紙は /usr/share/backgrounds/ に置いたファイルでないと反映されないようです。

好みの画像をコピー:

$ sudo cp ~/画像/壁紙/lbravo_dew.jpg /usr/share/backgrounds/lbravo_dew.jpg

その画像を設定:

メニュー →コントロールセンター(歯車アイコン)→システム管理 →「ログイン画面」

背景画像: /usr/share/backgrounds/lbravo_dew.jpg →「open」

ログアウト→設定した画像が背景になっているか確認

ログイン


ミラーサーバの見直し

リポジトリの更新がやけに遅く感じます。ミラーサーバの設定を変えてみました。

参考:

Manjaro Pacman-mirrorsコマンドによるミラーサーバーリストの更新

pacman はシステムの更新やソフトウェアのダウンロードをミラーサーバから行いますが、そのときの、サーバの選択に Mirrorlist(/etc/pacman.d/mirrorlist)ファイルが使われます。

このコマンドは、自動的に利用可能な全てのミラーサーバをチェックして、「/etc/pacman.d/mirrorlist」を速いサーバから順に更新します。おそらく、住んでいる地域や時間帯によって結果は変わるので、よく利用する曜日と時間帯に実施すると効果が大きいと思います。


1. 現在のMirrorlist を確認:
$ cat /etc/pacman.d/mirrorlist

##
## Manjaro Linux default mirrorlist
## Generated on 2020-03-06 22:53
##
## Please use 'pacman-mirrors -f [NUMBER] [NUMBER]' to modify mirrorlist
## (Use 0 for all mirrors)
##

## Country : Hungary
Server = https://nova.quantum-mirror.hu/mirrors/pub/manjaro/stable/$repo/$arch

## Country : United_Kingdom
Server = http://manjaro.mirrors.uk2.net/stable/$repo/$arch

## Country : Sweden
Server = https://ftp.lysator.liu.se/pub/manjaro/stable/$repo/$arch

→設定されていたのは、遠〜い西欧の国々です。遅いわけです。これらがデフォルトではないようで、違う日にインストールしてみたら、Chile、Denmark、Turkey が設定されていました。チリ、デンマーク、トルコでした。負荷分散しているのかな?


2. 保険として、作業前にMirrorlist を保存:
$ sudo cp /etc/pacman.d/mirrorlist /etc/pacman.d/mirrorlist-ORG

$ ls -1 /etc/pacman.d/
gnupg
mirrorlist
mirrorlist-ORG

  1. Mirrorlistの更新:
$ sudo pacman-mirrors --fasttrack && sudo pacman -Syy

表示されるメッセージ(一部省略):

数字が小さい方が速いのかな?

::INFO Downloading mirrors from repo.manjaro.org
::INFO Using default mirror file
::INFO Querying mirrors - This may take some time
  2.441 Germany        : https://mirror.23media.com/manjaro/
  1.916 Germany        : http://mirror.23media.com/manjaro/
  2.710 Spain          : https://ftp.caliu.cat/pub/distribucions/manjaro/
  1.901 Spain          : http://ftp.caliu.cat/pub/distribucions/manjaro/
  1.067 Thailand       : https://mirror.kku.ac.th/manjaro/
  0.825 Thailand       : http://mirror.kku.ac.th/manjaro/
  1.789 Thailand       : ftp://mirror.kku.ac.th/manjaro/
:
  0.218 Japan          : http://ftp.riken.jp/Linux/manjaro/
  0.727 Japan          : ftp://ftp.riken.jp/Linux/manjaro/
  0.532 South_Korea    : https://mirror.d-tl.com/manjaro/
  1.664 China          : https://mirrors.sjtug.sjtu.edu.cn/manjaro/
  1.434 United_Kingdom : http://manjaro.mirrors.uk2.net/
:
  3.195 Brazil         : https://www.caco.ic.unicamp.br/manjaro/
  0.242 Japan          : http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/Linux/manjaro/
  1.711 Netherlands    : http://ftp.snt.utwente.nl/pub/linux/manjaro/
  ..... Netherlands    : ftp://ftp.snt.utwente.nl/pub/linux/manjaro/
  1.999 Germany        : https://ftp.halifax.rwth-aachen.de/manjaro/
  ..... Germany        : ftp://ftp.halifax.rwth-aachen.de/manjaro/
  2.357 France         : https://mirror.oldsql.cc/manjaro/
  2.748 Sweden         : https://mirror.zetup.net/manjaro/
  1.589 United_Kingdom : http://repo.manjaro.org.uk/
  2.415 China          : https://mirrors.tuna.tsinghua.edu.cn/manjaro/
  2.263 Germany        : https://mirror.netcologne.de/manjaro/
:

::INFO Writing mirror list
::Japan           : http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/Linux/manjaro/stable  ←一番速いミラー
::South_Korea     : https://mirror.d-tl.com/manjaro/stable
::Japan           : http://ftp.riken.jp/Linux/manjaro/stable
::Bangladesh      : http://mirror.xeonbd.com/manjaro/stable
::India           : https://mirrors.piconets.webwerks.in/manjaro-mirror/stable
::United_States   : https://mirrors.gigenet.com/manjaro/stable
::Singapore       : https://download.nus.edu.sg/mirror/manjaro/stable
::Indonesia       : https://mirror.deace.id/manjaro/stable
::United_States   : https://mirrors.ocf.berkeley.edu/manjaro/stable
:
::Italy           : https://ba.mirror.garr.it/mirrors/manjaro/stable  ←一番遅いミラー

::INFO Mirror list generated and saved to: /etc/pacman.d/mirrorlist
:: パッケージデータベースの同期中...
 core                              170.0 KiB  1037 KiB/s 00:00 [##################################] 100%
 extra                            1991.7 KiB  4.35 MiB/s 00:00 [##################################] 100%
 community                           5.8 MiB  3.10 MiB/s 00:02 [##################################] 100%
 multilib                          193.3 KiB  2.27 MiB/s 00:00 [##################################] 100%

→日曜日だと中国や香港は遅いです。でも、月曜日になるとベスト10 に入りました。人口が多いからかバラツキが大きいので避けた方が良さそう。しかし、デフォルトの設定は遅すぎ。


3. 新しいMirrorlist の確認:
$ cat /etc/pacman.d/mirrorlist

4. Mirrorlist の修正:

リストが長すぎるので、速い 7件に収めました。

$ sudo xed /etc/pacman.d/mirrorlist

修正後:

/etc/pacman.d/mirrorlist
##
## Manjaro Linux default mirrorlist
## Generated on 2020-03-08 11:05
##
## Please use 'pacman-mirrors -f [NUMBER] [NUMBER]' to modify mirrorlist
## (Use 0 for all mirrors)
##

## Country : Japan
Server = http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/Linux/manjaro/stable/$repo/$arch

## Country : South_Korea
Server = https://mirror.d-tl.com/manjaro/stable/$repo/$arch

## Country : Japan
Server = http://ftp.riken.jp/Linux/manjaro/stable/$repo/$arch

## Country : Bangladesh
Server = http://mirror.xeonbd.com/manjaro/stable/$repo/$arch

## Country : India
Server = https://mirrors.piconets.webwerks.in/manjaro-mirror/stable/$repo/$arch

## Country : United_States
Server = https://mirrors.gigenet.com/manjaro/stable/$repo/$arch

## Country : Singapore
Server = https://download.nus.edu.sg/mirror/manjaro/stable/$repo/$arch

→日本のミラーが全部速いわけではないみたい。


5. システムのデータベースとManjaro リポジトリ(Manjaro サーバ)を同期:
$ sudo pacman -Syyu

[sudo] USER_NAME のパスワード:
:: パッケージデータベースの同期中...
 core                              170.0 KiB  1269 KiB/s 00:00 [##################################] 100%
 extra                            1991.7 KiB  6.02 MiB/s 00:00 [##################################] 100%
 community                           5.8 MiB  4.73 MiB/s 00:01 [##################################] 100%
 multilib                          193.3 KiB  2.36 MiB/s 00:00 [##################################] 100%
:: システム全体の更新を開始...
 何も行うことがありません

→とても速くなったような気がします。

もし、yay をインストールしていたら:

$ yay

:: パッケージデータベースの同期中...
 core は最新です
 extra は最新です
 community は最新です
 multilib は最新です
:: システム全体の更新を開始...
 何も行うことがありません
:: Searching databases for updates...
:: Searching AUR for updates...
 there is nothing to do

→AUR のサーバがどうなっているのかわかりませんが、気にならないレベル。


あとがき

サポート対象外ですが、やはりCinnamon はいいですね。シンプルでクールです。安定していて(以前は重かったけど、最近のバージョンは)軽いです。

Linux Mint のCinnamon で個人的に気になるのは、安定性重視でカーネルやアプリのバージョンがおさえてあること。それはわかるけど低すぎ。(でも、Linux Mint で使う「USB メモリフォーマッタ」が最強なので離れられません。環境の差なのか他のディストリビューションでダメなUSB メモリでも初期化できます。)

Manjaro もバージョン低めにして安定を目指すタイプですが、Arch Linux が先を行ってくれてるのでちょうどよいあんばい。それにAUR が使えます。後はコマンドに慣れるだけ。

次の投稿に続く


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