Pega Infinity ’24 ためしてみた。 Blueprint も。

Infinity ’24 が Pega Community Editionにもきたよ

日本時間の4/16にリリースされたInfinity ’24ですが、 4/30日現在 Community Edition を申し込むと '24が使えるようになっていました。というわけでちょっとだけ触ってみました。機能の一つであるGenAIでアプリを作る Blueprint も試してます。

申し込み

Community Edition利用の申し込みにはPega Community アカウントが必要です。ない方はSing upも同時にやりましょう。
https://community.pega.com/get-started/community-edition?

で、申し込むと my.pega.com の Software > My Trials　からこんな感じでログインできます。

New Applicationウィザード がいきなり新しい

My Trialで環境を選ぶと、いきなり New Applicationウィザード が起動します。
（通常はログイン画面があって、DevStudioやAppStudioから　「新しいアプリケーション」を選択すると表示されるあの画面です）

見慣れない選択肢「Build from a Blueprint」が登場していますね。

Blueprint を使ってみる

「Build from a Blueprint」を選んでみるとこんな画面になりました。

どうやら事前に　https://www.pega.com/blueprint? で作ったBlueprintをアップロードすることでアプリが作れるようです。新しい！

試しに、blueprintの生成AIで超適当に 「IoTデバイスの販売管理アプリ」的なものをでっち上げ生成してもらって、

読み込ませると、、

ぐりぐり作ってくれて、、

できました！　

あたらしいアプリが作成されて、ペルソナやケースタイプが出来上がっています。

ステージステップもこの通り。

デザインシステムはConstellation UIが採用されていました。（つまりセクションベースのCosmosではない)

ちなみに、、実は今回Blueprint に日本語(Unicode)で出力させてしまっていたので、そのままやるとうまくいきませんでした。（ルール名にUnicode使えないよって怒られる）。
この場合、PegaにBlueprintを読み込ませる前に ルール名にUnicode文字の利用を許可する以下のDSSをtrueにしておけばうまくいきます。
ID:　Pega-RulesEngine • RuleManagement/EnableUnicodeRuleNames
RS:　Pega-ProcessCommander

スクラッチから作る場合も Constellation UI が筆頭候補

Blueprintから戻って、いつも通り0からアプリをスクラッチで作る画面はどうでしょう？

Build from scratch を選ぶと見慣れたこんな画面が表示されます。

やはりというか、Constellation UIが第一候補に表示されております。
セクションベースのCosmos UIは相変わらずTraditional UI として第二候補の位置付け。
それぞれの説明が書きの日本語訳は以下の通り。

Constellation UI

• 使いやすく、パフォーマンスの高いワークエクスペリエンス。
• Pegaの最新のビューベースUIアーキテクチャに基づいて構築されています。
• App Studioで完全に設定可能。

Traditional UI

• 使いやすいワークエクスペリエンス。
• 従来のUIアーキテクチャTheme Cosmosを採用。
• App StudioとDev Studioでオーサリング可能。

過去には Constellation UI はアーリーアダプタ向け、という説明がなされていましたが、今回のバージョンでは完全に通常ユーザ向けの扱いになったようですね。

とりあえず、Blueprintをさわれたのと、Constellation UIの位置付けが確認できたので今回は満足しました。

先をこされた話

ところで、Infinity'24が３-4月くらいにリリースされるらしいぞという情報を聞いた時から私は「Infinity'24まだかなー、なんならチーム最初に触るんだ」くらいに考えてましたが、あっさり他のメンバーに先を越されてました。

そんなKDDIアジャイル開発センターのPegaチームは仲間を募っています。

Pegaの初物バージョンにワクワクしちゃうひと、Pegaに限らずローコードプラットフォームが好きでしょうがない人、ユーザの価値をLCPで爆速実現するのが楽しい人、ぜひ弊社 KDDIアジャイル開発センター のカジュアル面談でお話ししませんか！　お待ちしています。