はじめに
なぜ個人開発を始めたのか?
理由は二つあります。
1,技術力の向上
2,ITエンジニアの技術一辺倒からの脱却と挑戦
1,技術力の向上
ITエンジニアとして当たり前の思いですが、もっと技術を磨いて仕事に反映していきたいです。
2,ITエンジニアの技術一辺倒からの脱却と挑戦
仕事やSNSを通じて、技術に偏りすぎたITエンジニアの残念な現実を痛感することが多くなりました。詳細を書くと炎上してしまうので控えますが、この問題は私にとって大きな課題と感じています。
友人の開発プロジェクトを手伝う中で、アプリの知名度を広める苦労を実感しました。技術力だけではなく、マーケティングやコミュニケーションも重要な要素です。
そこで、今回は一人でどこまでできるかチャレンジし、勉強していくことにしました。技術力を磨くだけでなく、プロジェクトの運営やマーケティングにも注力し、総合的なスキルを身につけたいと思っています。
■■自己紹介■■
ITエンジニア歴: 約6年
仕事分野: サーバーサイド中心
趣味: 旅行、読書、パワースポット巡り、観光地巡り、着物
特技: 空手
背景
今年に入ってから、趣味で着物にチャレンジしています。好きな観光地、例えば博物館や科学館などに着物を着て行ったり、日常生活に着物を取り入れたいと思い、着物の世界に踏み込みました。しかし、着物の世界は初心者にとって非常に厳しいものでした。
着物初心者が直面した課題
・着付けの問題: 着物の着付けは思った以上に難しく、何度も練習が必要でした。
・一般のお店に入りづらい: 着物を扱うお店は敷居が高く、初心者には入りづらい雰囲気があります。
・安くて入りやすいお店の罠: 安いと思って入ったお店では、高価な着物を押し売りされることがありました。数十万円もする着物を押し付けられることも。
・着物警察: 着物の着方やマナーに厳しい人たちに出会い、指摘されることがしばしば。
これらの問題に
対処するため、私は初心者向けの着物情報サイトを作ることにしました。このサイトを通じて、着物初心者が感じる不便さや不安を解消し、より多くの人が気軽に着物を楽しめるようにしたいと思っています。
目的
「着物の初心者さん(興味を持った方)が安全で安心して着物を着てほしい」
目標の順
プロジェクトの目標を考えてみました。
順番や内容はおおむね以下です。
①とりあえず、小さく素早く作成
→第一ステップで、企画・設計、開発をがんばるフェーズ
②情報を豊富にする
→運用と改修フェーズ
③じっくり技術選定して拡大する
→技術の勉強のために、使ってみたいものはいくつかあるので技術選定から勉強フェーズ
④初心者の方が知っているってようなレベルで知名度を上げてみる
→SEOやSNS戦略なども勉強してみるフェーズ
今回作りたいもの
初心者向けの情報サイト
システム:TOPページ、着物についてのQ&Aページ、着物作家さん紹介ページ、おすすめのお店ページ、記事(プログ)
今回の目標(フェーズ)は「小さく素早く作る」なので、機能や情報にこだわらないです。
技術
今回のフェーズでの開発に選んだ技術は以下の通りです。
・WordPress
・サクラのレンタルサーバー
技術選定の理由
WordPress
とりあえず早くサイトを作りたかったため、直感的で素早く構築できるWordPressを選びました。WordPressは多くのテーマやプラグインが利用可能で、初心者でも簡単にサイトを作成できる点が魅力です。
サクラのレンタルサーバー
サーバー選定ではコスト面を重視しました。円安が続く中、海外のクラウドサービスは費用がかさむため、日本国内で安定したサービスを提供しているサクラのレンタルサーバーを選びました。AWSと比較してもコストパフォーマンスが良く、個人開発にはよいかと考えました。
詳細な企画
参考文献
WEBサイトを0から立ち上げるのは初めてなので、以下の本を購入し勉強しながら作成しました。
こちらの書籍は、WEBデザインを作成するにあたり、デザインばかりではなく企画を作成・運用の方法がありました。開発以外の知識も幅広く網羅できます。WEBの知識0の人にはよいかと思いました。
詳細な企画
①ターゲット
着物民、着物に興味を持っている人
・性別→10代後半~30代以降
・着物に興味があるが、自由に着たい
・多様性のある着付け
②コンセプト
「初心者でも着物を安全で安心して着てほしい」
③WEBサイトの目的
初心者さん向け、情報発信サイト
交流サイト
着物情報サイト
④作成するシステム
・情報発信するためのWEBサイト
・交流するための掲示板か何か
・着物情報を手軽にするための、チャットボット
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今回は企画までをまとめてみました。
この企画は4月~5月半ばに計画しました。
時間がかかった理由は、着物イベント等での調査、個人開発の勉強、本業です。
個人開発は自分の時間配分の調節が大事であることが認識できました。
次回、設計編