実質1ヶ月勉強して、AWSデベロッパーアソシエイト試験(以下、DVA)を受験し、なんとか合格できました。
備忘録を兼ねて、やったことや振り返りなどを以下にまとめます。
※2020年1月時点の情報になります。
受験の動機
クラウドに興味があり、まずはAWSから、と思ったのと、AWSを用いた開発に必要な機能概要を一通り押さえておきたいと思ったため。
あとは、会社の勉強会の最終ゴールだったということもあり。
業務経験と勉強期間
- AWS業務経験:なし
- 勉強期間:実質約1ヶ月
レガシーな案件への参画ばかりでAWSの業務経験はゼロ。
昨年、会社の月1勉強会に参加し、なんとなく主要な製品や特長を把握できたかな、というレベル。
受験直前1ヶ月は平日2~3時間、休日4,5時間勉強にあてました。
やったこと
1. 情報収集(1日)
まずはAWS公式サイトで試験範囲の確認を行い(試験範囲はコチラ)、ネットで受験された方々の勉強方法を検索してスケジュールをたてました。
2. Udemyの某DVA試験対策動画(英語)を見る&ハンズオン(約2週間)
試験範囲の内容を自分でいちいち調べるより、試験用にまとめられた動画を見たほうが手っ取り早そうと思ったのと、Udemyの新春セールで1,200円と激安だったので購入して一通り視聴しました。
動画内でハンズオンもやっていて実践も積みたかったので、そちらもできる限り実施。
英語の勉強にもなり、よかったです笑
(日本語版のDVA対策試験動画もあったので、そちらでもよかったかもしれませんが。)
3. Udemyの某DVA試験対策問題集(英語)を解く(約2週間)
Udemyの某DVA試験対策問題集(英語;2と同一の講師の方のもの)を2周。
英文読解には、Google翻訳のお力を借りました。
解説とリンク先のページも読んで、なぜその選択肢が正解 or 不正解なのか?理解できるよう努めました。
他の受験者によれば、同じくUdemyで日本人講師の出している模擬試験問題で合格できた、とのことなので、そちらにしてもよいかもしれません。
4. AWSサービス別資料、各製品ページなどを読んで知識の穴埋めをする(約2週間;3と並行)
AWSサービス別資料と各製品ページ(概要、特徴、よくある質問など)を読んで知識の穴埋めを実施。
あとは、会社の勉強会の資料やホワイトペーパーにもザっと目を通したり。
問題の解説を読む、だけでは断片的な理解となってしまっていましたが、これらに一通り目を通すことで体系的に理解することができました。
5. 模擬試験、サンプル問題を解く(前々日)
模擬試験は、過去に受験された方によればなるべく早く受けたほうがよいとのことでしたが、受験料がかかる上、スコアはわかっても回答は公開されていないので、正解率が上がってきてからと思い、かなり引っ張りました。
20問、制限時間30分で、結果は65%。このままいくと不合格な点数でしたが、これ以上延ばしてもおそらく変わらない、不安な箇所を重点的に見直してとりあえず受けてみよう、と受験を決意。
サンプル問題も合わせて解きました。全10問で正答率70%(こちらもボーダーの72%には届いてなかったです。)
6. 試験申し込み(前日)
前日に申し込みました。申込は「AWS認定試験に備える」から。
自分の場合、CBT試験は人が少ない朝一の時間に受けるのが常なのですが、何か制限でもあるのか?、午後の時間しか空いておらず、止む無くそこで受けることに。
7. 不安の残る問題の見直しと直前見直しノートまとめ(前日)
問題集で不安の残る問題を一通り見直し、その内容をもとに、スプレッドシートで試験当日の直前見直しノートを作成。
まとめる中でより理解を深めることができた気がします。
試験当日
身分証明書2点(ひとつは顔写真付き)を忘れず持参。
電車遅延も考慮し、早めに家を出て、会場近くのカフェにて直前見直しノート(タブレットを使用)などで、最後の追い込みをかけました。
その後、試験開始30分前に会場到着。余裕をもって会場入りできたので、焦らずに試験開始できてよかったです。
真冬日かつ試験会場がそれほど暖房が効いていなかったので、コートも羽織ったまま試験室入りしました(暑くなったら脱げばいいだけなので)。
試験の流れ
1. 注意事項を読んで、「同意する」にチェックを入れて開始。
試験官の方によれば、「同意しない」にチェックを入れてしまうと、その場で終了となり、受験料もかえってこないのだとか。うっかり間違えないよう注意しましょう!
2. 問題を解く(65問;140分)
次の問題に移る際に多少のローディング時間がありましたが、それ以外は他のCBT試験(HTML5やLPICなど)と大差ない感じで、全問見直し、フラグを立てた問題だけ見直しも可能でした。
内容は対策問題よりも難しく感じ、正直落ちたな、と思いましたが、難しい問題はとりあえず何かを選んで再度考えることにし、1時間くらいで一通り解き終え、あとはギリギリまで粘って選択肢を吟味しました。
時間切れまで1分のところで、耐えきれず(?)、試験終了のボタンをクリック。
3. アンケート実施
制限時間5分(たぶん)、10問程度のアンケートに答えます。
これまで受けたCBT試験では、試験問題修了 → 結果表示 → アンケートばかりだったので、一瞬焦りました(結果はこの後に出ます)。
簡単な内容なので、1分程度で終了。
4. 試験結果表示
3のアンケート終了後にようやく結果が表示されます。
なんと、「合格」の2文字が!
場所はたしか、画面左方の真ん中くらい。
合否の文字はとても小さい&全く強調されておらず周りと同化してしまっているので、見逃さないよう注意!
この時点ではスコアはまだわかりませんでした。
5. スコアレポートの受信
これまで受けたCBT試験と違って、テストセンターでは結果の用紙は発行されませんでした。
全然手ごたえなかったので、見間違いじゃないかとソワソワ・・・。
5営業日後までにメールにてスコアをお知らせ、とのことでしたが、試験終了約4時間後に「aws training and certification」より、スコア確認できました。
結果は748/1000。
720/1000がボーダーなので、かなりギリギリ汗
それでも、正式に合格を確認できたので、ほっと一安心。
振り返り
DVAは、他のアソシエイトレベル試験と違い、日本語版の対策問題集が少ない、ということで、学習方法の選定に苦労しました。
学習方法を公開してくださった過去の受験者の皆さまに感謝!
Udemyの動画はよくまとまっていて勉強になりましたが、20時間ほどあったので、効率を考えると、AWSサービス別資料、各製品ページをサク読みしてから問題集実施でもよかったのかな、と。
せっかく会社で勉強会に参加していたので、もっといろいろ聞いておくべきでした。
模擬試験、サンプル問題はやはり遅くとも受験1週間前にはやっておいたほうがよかったな、というのが正直なところ。
試験は24時間前までなら受験日時変更可能なようなので、とりあえず申し込んで、無理そうなら別日に変える、としたほうが好みの時間を選択できて、ベターなコンディションで受けられてなおよかったと思います。
今後やりたいこと
AWSを用いて、WEBサイト構築。
試験を通じて、実際にAWSなどクラウドを使ったお仕事への興味が強くなりました。
ひとまずは個人で実施予定ですが、できることなら業務でもAWS使いたい!
そして、せっかくなので、アソシエイト試験3冠とりたい!
並行して、ソリューションアーキテクト、SysOps試験の勉強も進めようと思います。
最後に
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
少しでも、今後受験される皆様のお役に立てれば幸いです。
参考
今回試験を受験するにあたり、以下の皆さまの学習方法等を参考にさせていただきました!
- 業務で開発経験なしでも取れるAWS 認定デベロッパーアソシエイトの勉強法 | スクショはつらいよ
- 10日間でAWS認定デベロッパー アソシエイトに合格した話 | 林檎のまるかじり
- AWS認定(2)デベロッパー(アソシエイト)に合格するまで | テクニカルタイムアウト
- AWS認定デベロッパーアソシエイトを取得したので初学者が突破するための対策方法を教えます。 | ひろまるブログ
- AWS Developer Associate試験に挑戦してきました | Developpers.IO
- AWS認定Associate3冠取得達成したので自分はどう勉強したのかを放流する | Qiita
- AWS認定11冠制覇したのでオススメの勉強法などをまとめてみる | Qiita
- AWSの資格って?資格の種類・難易度について解説します | ProEnfineer