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AWS認定Associate3冠取得達成したので自分はどう勉強したのかを放流する

Last updated at Posted at 2019-05-29

プロフィール

エンジニアになって1年半程度、AWSは半年〜1年未満です。
AWSはオンプレな設計思想をそのままクラウドにのっけたシステムの運用保守業務で携わっている程度なので、設計構築開発含めて業務で色々やってます!って人ほどは関わっていない、そんなレベル感です。

JAWS Days 2019に参加したのをきっかけにやっぱりAWS超面白い、もっと詳しくなりたいと自分に火が付いてその日から3月、4月、5月と立て続けに試験を受けて3つあるAssociate Levelをコンプリートしました。

受験履歴

2019/5/29現在、AWS認定は画像の様に全11種類あります。
私はそのうちの赤枠で囲われている3つを取得しました。
※Cloud Practitionerは入門Levelの認定になるので一旦スルーしています。

AWS認定 取得日
ソリューションアーキテクト アソシエイト (SAA) 2019/3/22
デベロッパー アソシエイト(DVA) 2019/4/24
SysOpsアドミニストレータ アソシエイト (SOA) 2019/5/28

スクリーンショット 2019-05-29 21.05.46.png

Associate Levelの難易度

実際に試験を受けてみての所感

順位 AWS認定
1位 デベロッパー アソシエイト(DVA)
2位 ソリューションアーキテクト アソシエイト (SAA)
3位 SysOpsアドミニストレータ アソシエイト (SOA)

これは試験を受ける人が普段どの様にAWSに関わっているかで変わってくる部分があるかと思います。
実際、私はDVA試験範囲のAWSサービス要素にほぼ業務では関われていない為、難易度も高く感じましたし、スコアも3つの中で一番が悪かったです…笑

また、Qiitaなどで受験記録を読み漁ってみれば気づくと思いますが、3つの中でSAAが1番難しいとされている節があって、直近3つ取った者として私はこれに異を唱えたい!!
理由としては、日本語のSAA対策本がここ数ヶ月で非常に充実してきた背景があります。

タイトル 発売日
合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 2016/8/17
徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書 2019/1/18
最短突破 AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト 合格教本 2019/2/26
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト 2019/4/20
AWS認定アソシエイト3資格対策 2019/6/13(予定)
この1冊で合格! AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト テキスト&問題集 2019/7/20(予定)

ソリューションアーキテクトアソシエイトだけで一体どれだけだすんだよ!ってくらいに充実してきています。
それに対してDVAやSOAに特化した日本語の対策本はまだ存在しません。
※[AWS認定アソシエイト3資格対策]は現在未発売であることと、特化本とは違うようなのでノーカウント

これだけあればSAA対策に関して迷うことはないでしょう。

学習方法

試験を受けるにあたってQiitaやその他ブログなどを読み漁り、先駆者がどの様にして対策を行ったのか情報を集めました。以下はその中でも特に参考になった記事です。全受験者必読です。

AWS認定11冠制覇したのでオススメの勉強法などをまとめてみる
 非常に参考にさせて頂きました。正直この記事だけでなんとか出来ます。

以降は上記のQiita記事を踏まえた上で自分が実際に取った対策を書いていきます。

ほぼ共通

AWS サービス別資料(Black Belt)
各種AWSサービスのBlack Beltの読み込みは基本ですね。

よくある質問
全てのQ&Aを読めませんでしたが、時間があればもっと目を通しておきたかった。

AWSドキュメント(開発者ガイド)
個々のサービスについて詳しく知りたい時は開発者ガイドが役に立ちました。
※読みにくいのが難点…

ソリューションアーキテクト アソシエイト (SAA)

使用教材 金額
最短突破 AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト 合格教本 2,678円

SAA対策には先ず、対策本を1週読んだ後に付属の模擬試験65問を解きました。
1週目で6割程度正解だったと記憶しております。

その後対策本をベースに各種AWSサービスに関するBlack Beltの読み込みを実施。
ある程度サービスについての理解が進んだ後は再び対策本の付属の模擬試験を、今度は解説の内容から正解/不正解の理由を意識して100%正解になるまでやり込みました。

SAAの対策としてはそれくらいです。

ソリューションアーキテクト アソシエイト (SAA)振り返り

恐らく全ての本に共通する事ですが、市販の対策本の模擬試験のレベルと本試験のレベルは難易度が違います。AWS認定はその仕様上、過去問というものが存在しません。出回っている模擬試験は飽くまでもこれまでの出題傾向から導き出された似たような問題なのです。

1回で合格したから良かったけれど、試験中はこれはギリギリかもしれないと思いながら最後の「終了」ボタンを押しました。これからSAAを受験される方には「本試験>>本などで出回っている模擬試験」くらいの認識を持って本番に挑むといいかもしれません。この難易度感を知っているか否かでも大分心構えが違うかと思います。

デベロッパー アソシエイト(DVA)

DVAはSAAと違って日本語の対策本が全くない為、非常に苦しみました。
QiitaでUdemyでの学習を勧めていた記事があったので私もそれに習ってUdemyを使用しております。

使用教材 金額
Ultimate AWS Certified Developer Associate 2019 2,400円(キャンペーン価格)
AWS Certified Developer Associate 2019 4 Practice Tests 0円(上記とセット)

Udemyでは定価だと例えば18,000円なのに時々キャンペーンによって格安で購入することが出来ます。私もキャンペーンを狙って購入しました。

私が購入した講座は、DVAの試験範囲のAWSサービスを試験対策の観点で解説してくれ、更にはそのほぼ全てにハンズオンの動画&ハンズオン資材が含まれているおり、また65問の模擬試験&解説が4回分込み込みで2,400円なので非常にオススメです。

以下の画像が購入履歴です。

スクリーンショット 2019-06-01 9.28.29.png

※単品購入でなくセットで購入するのがベストです!
因みに定価だと30,000円…Udemyあるあるですね。

↓セット購入のイメージ
※キャンペーン時だとこれがセットで2,400円でした!

スクリーンショット 2019-05-29 23.10.21.png

Udemyの使い方

既にお気付きかと思いますが、私が購入した講座は英語です…。DVA対策の講座は英語ぐらいしか置いていないのです。では、どうやってこれを使って勉強したのかというと英字字幕をGoogleChromeでリアルタイム翻訳しました。

翻訳なので日本語に比べて理解するのが大変ではありましたが、使用したことのないサービスに関しての体系的なハンズオンもあったので役に立ったと思います。

翻訳の雰囲気はこんな感じです。

模擬試験の場合
test3.gif

講座動画の場合
test4.gif
※gifのフレームレートが最適化出来なかったので話のスピードは参考にしないでください…

Udemyで講座動画を1週見たら、模擬試験を解いて解説を読むをひたすら繰り返しました。
SAAの対策本と違い、模擬試験の解説は公式ページの開発者ガイドなどへのリンクも含まれていた為、翻訳では理解できない場合は公式へ飛んでそっちを読んだりもしました。

デベロッパー アソシエイト(DVA)振り返り

模擬試験での対策に関してはSAAより場数が踏めたとはいえやはり開発者サイドは未経験であったこともあり1ヶ月の準備期間では苦戦を強いられました。しかしそんな人間に対してもSAA同様に1回で合格出来たので今回使用した教材の質と再現性の高さは証明されたと思っています。言語の壁がなければもっとすんなりといけたんだろうなあと悔しさを噛みしめる。

SysOpsアドミニストレータ アソシエイト (SOA)

SOAに関しては実はAWS WEB問題集で学習しようという日本語で対策が可能なWEBサービスがあります。
これもQiitaなどで「ここ使っていけた」系の記事が幾つか見つかると思います。

参考までに料金形態

プラン CLF SAA SOA SAP 有効期限 料金 問題数
フリー - #1~3 #1~3 #1 なし なし -
ゴールド - 全て - - 60日 3,880円 SAA 872問
プラチナ - 全て 全て - 60日 4,280円 +SOA 315問
ダイヤモンド 全て 全て 全て 全て 90日 5,280円 +SAP 189問

プラチナ以上でSOA対策が可能です。

まあ、自分は使わなかったので内容に関しては言及できません。使わなかった理由としては上記のサービスは使用期限があるのに対して、Udemy講座は無期限で使えるので暫くして振り返って勉強する事が手軽に可能という点を重視した為です。

DVAで使用した講座と同じ講師がSOA対策の講座も出していたので、AWSサービスに関するハンズオン動画もあるのでそちら見たさにUdemy講座を購入しました。しかし、残念なことに模擬試験までは出していなかったので別の講師が出している物を別途購入しています。

使用教材 金額
Ultimate AWS Certified SysOps Administrator Associate 2019 2,400円
AWS Certified SysOps Administrator Associate Practice Exams 1,400円

※どちらもキャンペーン価格です。

学習の流れはDVAの時と同様。
今回使用した模擬試験は解説がDVAの講師のものよりも公式ページの言葉をそのまま使用しているケースが多い為か、理解しやすかった印象です。

SysOpsアドミニストレータ アソシエイト (SOA)振り返り

Associate最後ということもあり1番楽に感じました。しかし、当然ですがSOAはSAAやDVAと出題傾向が違いますのでしっかりと対策をしないと不合格になりるなと実感しました。

その事を訴えた記事が最近投稿されたのでここにも載せておきます。
AWS Sysops 試験に失敗した話(2019年5月)

そしていつだって本試験は模擬試験より難易度は高いです。高かったです。

全体振り返り

Associate3冠取得に向けての対策として、情報収集→教材選定→教材読み込み&視聴→(模擬試験&解説読み込み)×n回の一連の流れをセットにして本試験に挑んだ感想としては、闇雲に公式ページや公式PDFを隅から隅まで読むよりかはポイントを抑えて効率的に学習出来て良かったです。

高得点を狙うならそれら公式の読み込みに加えてもっと実際にAWSを動かして弄る必要があるなと課題も残りました。今の業務だと求める内容には遠いので自学を兎に角頑張って1年後あたりにはProfessionalに挑戦して5冠を目指したいところです!

以上、これからAssociate Levelの認定に挑戦したい誰かの役に立てればと思います。

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