Windows11の更新備忘録
Windows11への更新でかなり労力を使ったので備忘録です
一人でも多くの人のサポートになれれば・・・
・目次
0.前提
1.準備
1.1.パーティション形式の確認方法
1.2.回復パーティションの確認方法
1.3.BIOSの確認方法
2.移行作業
2.1.回復パーティションの作成
2.2.バックアップの作成
2.3.バックアップから復元
2.3.1.「inaccessible boot device」の対応
2.3.1.「エラーコード0xc000000f」の対応
2.4.MBR→GPT変換
2.4.1.返還後に起動しない対応
2.5.WIN11更新
2.5.1.「空き容量が足りません」の対応
0.前提
win11の起動条件は以下になります
・パーティション形式が「GPT」
・UEFI (アップデート方法によってはBIOSの状態でも更新可能だが、非推奨)
上記を満たすためには下記を確認します
状態によって実施しなければいけない作業が変わってきます
・現在のディスクのパーティション形式
・回復パーティションの有無
・PC移行有無(別のPCに切り替える)
・ディスクの切り替え有無
※Win11に更新後、PCが起動しない場合は「2.4.1.変換後に起動しない対応」を参照願います。
1.1.パーティション形式の確認方法
・「Windows + R」を押す
・「ファイル名を指定して実行」にて「compmgmt.msc」を入力し決定
・開いた画面にて「ディスクの管理」を押す
・"Windows"と記載されている個所のディスクを右クリック
・「MBRに変換」と記載あり:GPT形式
・「GPTに変換」と記載あり:MBR形式
※こちらを参照
https://lab.mahotoki.com/windows-partition-mbr-gpt/
・GPT形式の場合、 を実施
1.2.回復パーティションの確認方法
・「1.1.パーティション形式の確認方法」から引き続き、ディスクの中に"回復パーティション"と記載されているか確認
"回復パーティション"の記載なし
→パーティション形式がMBRの場合、 を実施
→パーティション形式がGPTの場合、回復パーティションなしでもOK
"回復パーティション"の記載あり
→
1.3.BIOSの確認方法
・PC起動時にキーを押してBIOSを起動
→PCメーカーによりBIOS起動時の必要なキーが異なるため公式サイトで要確認
(参考)
Dell: F2キー
HP: F10キー
Lenovo: F1キーまたはF2キー
Acer: F2キーまたはDelキー
Asus: F2キーまたはDelキー
MSI: Delキー
Gigabyte: Delキー
Toshiba: F2キー
Samsung: F2キー
・BIOSメニューの「Boot」等から”Boot option~”等を探す
→PCメーカーによりメニュー名が異なるため、公式サイトで要確認
・レガシー(Legacy)の場合:BIOS
・UEFIの場合:UEFI
・別のPCに移行するのであれば移行元と移行先で同一にする
※設定を切り替えるとWindowsが起動しなくなる可能性があるため、変更時は変更前の設定を記憶しておくこと
設定を戻せば起動します
2.1.回復パーティションの作成方法
パーティション形式が「MBR」の場合に実施
パーティション形式が「GPT」の場合は必要ない場合もあり
・「1.1.パーティション形式の確認方法」を参照し、未割当領域があることを確認
→1000MBほど確保しておく
・未割当領域がない場合はこちらを参考に未割当領域を作成
https://www.century.co.jp/support/faq/2407windows.html
・「Windows + R」を押す
・「ファイル名を指定して実行」にて「cmd」を入力し決定
・開いた画面にて「diskpart」を入力し実行
・「create partition primary id=27」を入力し実行
・「format quick fs=ntfs label=Recovery」を入力し実行
・「reagentc /enable」を入力し実行
→「REAGENTC.EXE: 操作に失敗しました: 2」
「REAGENTC.EXE: エラーが発生しました。」発生の場合(回復環境無)
・WinRE.wimが「C:Windows\System32\Recovery」に格納されていれば以下の場所にコピー
X:\Recovery\WindowsRE
格納されていない場合は下記を実施
・公式サイトからインストール メディアをコピー
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
※こちらを参照
https://faq.tsukumo.co.jp/index.php?action=artikel&cat=59&id=369&artlang=ja
・インストールメディア内>sources>install.wimを任意の場所にコピー
例:C:\install>install.wim
・「Windows + R」を押す
・「ファイル名を指定して実行」にて「cmd」を入力し決定
・開いた画面にて「cd XXX」を入力し実行
XXXはinstall.wimをコピーした場所
例:C:\install>install.wim の場合
cd C:\install
cドライブ以外の場所にコピーした場合
cd /d 〇: ※〇の部分にドライブ名入力
・「Dism /Get-WimInfo /WimFile:install.esd」を入力し実行
・自身のPCのOSエディションと同じもののインデックス番号を記憶する
・OSエディションの確認方法
→設定>システム>バージョン情報
※こちらを参照
https://qiita.com/kunutomo22/items/142fc352ef95145c82ad
・「Dism /Export-Image /SourceImageFile:install.esd /SourceIndex:{インデックス番号} /DestinationImageFile:install.esd /Compress:max /CheckIntegrity
」を入力し実行
・install.wimファイルが増えているので、解凍する ※こちら参照 https://www.kuronekofreedom.com/entry/2024/01/28/171319
・WinRE.wimが格納されているので、以下の場所にコピー
X:\Recovery\WindowsRE
・作成した回復パーティションにドライブ文字を割り当てる
※こちらを参照
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1808/09/news027_3.html
create partition primary size=1000
format fs=ntfs quick
assign letter=R
・mkdir {割り当てたドライブ文字}:\Recovery\WindowsRE
・WindowsREフォルダ内にWinRE.wimをコピー
・「reagentc /disable /target C:\Windows」を入力し実行
・「reagentc /setreimage /path {割り当てたドライブ文字}:\Recovery\WindowsRE」を入力し実行
・「reagentc /enable /target C:\Windows」を入力し実行
・「reagentc /info /target C:\Windows」を入力し実行
・正常であればディスク一覧に「回復パーティション」の文字が表示される
2.バックアップ作成
ディスクの切り替えを行なう場合や、念のためバックアップを作成する場合のみ実施
・設定>バックアップを押す
・「システムイメージの作成」を押す
・回復パーティションを含めた状態でバックアップを取得
※こちらを参照
https://qiita.com/mogumogu_nyannyan/items/3ed07a426e25efd2870f
・バックアップから復元後、起動時に エラーになるため、
バック取得前に「高速スタートアップを有効にする」を無効化する
※こちらを参照
https://faq.nec-lavie.jp/qasearch/1007/app/servlet/qadoc?QID=018214
2.3.1.「エラーコード0xc000000f」の対応
biosの場合
・回復ディスクを使用してコマンドプロンプトを起動
・「bootrec /fixmbr」を入力し実行
・「bootrec /fixboot」を入力し実行
・「bootrec /scanos」を入力し実行
・「bootrec /rebuildbcd」を入力し実行
・エラー対策
エラー内容 | 原因 | 対策 | 備考 |
---|---|---|---|
要求されたシステムデバイスが見つかりません | 回復パーティションがない | 下記の「BCDを削除して再作成」参照 | |
c:boot パスが見つかりません | 下記の「回復パーティション再作成」を参照 | ||
アクセスが拒否されました | UEFI環境でBIOS用を実行している | 下記の「回復パーティション再作成」を参照 or 下記の「UEFIの場合」を参照 |
|
要求されたシステムデバイスが見つかりません | 同上 | 同上 |
BCDを削除して再作成
・「attrib c:\boot\bcd -h -r -s」を入力し実行
・「del c:\boot\bcd」を入力し実行
・「bootrec /rebuildbcd」を入力し実行
回復パーティション再作成
・「mkdir C:\Boot」を入力し実行
・「bcdboot C:\Windows /s C: /f BIOS」を入力し実行
UEFIの場合
・回復ディスクを使用してコマンドプロンプトを起動
・「bcdboot C:\Windows /s Z: /f UEFI 」を入力し実行
・エラー対策
エラー内容 | 原因 | 対策 | 備考 |
---|---|---|---|
EFIフォルダがない | 回復パーティションがない | 下記参照 |
EFIフォルダがない場合
・回復ディスクを使用してコマンドプロンプトを起動
・「diskpart」を入力し実行
・「list disk」を入力し実行
・「select disk {X}」を入力し実行 ※Xは上記で確認した番号
・「list partition」を入力し実行
・「select partition {Y} 」を入力し実行 ※Yは上記で確認した番号
・「list vol」を入力し実行
・"FAT32"の記載があればOK
なければ違うpartitionを選択して「list vol」を入力し実行
もしくは「detail partition」を入力し実行
File System が FAT32 ならOK
なければ違うpartitionを選択して「detail partition」を入力し実行
・「assign letter=Z」を入力し実行 ※(仮のドライブレターを割り当て)
・「exit 」を入力し実行
FAT32がない場合
・「create partition efi size=100 」を入力し実行
・「format quick fs=fat32 」を入力し実行
・「assign letter=Z 」を入力し実行
・「cd/d D:」を入力し実行
・「mkdir EFI\Microsoft」を入力し実行
・「cd /d Z:\EFI\Microsoft\Boot 」を入力し実行
・「bootrec /fixboot 」を入力し実行
・「mkdir Z:\EFI」を入力し実行
・「bcdboot C:\Windows /s Z: /f UEFI 」を入力し実行
2.4.MBR→GPT変換
Win11ではパーティション形式が「GPT」である必要があるため、「MBR」の場合は変換が必要になる
「MBR2GPT」コマンドを使用することで「GPT」に変更することができる
・コマンドプロンプトを管理者権限で起動する
・「Disk layout validation failed for disk 0」を入力して実行
・エラー対策
エラー内容 | 原因 | 対策 | 備考 |
---|---|---|---|
faild to retrive geometry | パーティションの空き容量が100MB以下 | パーティションの未割当領域を100MB以上作る | |
Cannot find OS partition(s) for disk 0 | 回復パーティションがない | 回復パーティションを作成する | |
adjusttokenprivileges failed | コマンドプロンプトを管理者権限で実行していない | 管理者権限で実行 |
・「mbr2gpt /convert /disk:0 /allowFullOS」を入力して実行
2.4.1.変換後に起動しない対応
エラー内容 | 原因 | 対策 | 備考 |
---|---|---|---|
inaccessible boot device | 高速スタートアップがオンになっている | セーフモードで起動する | |
your device ran into a problem and needs to restart | 同上 | 同上 | -- |
boot bcd 0xc000000f | BCDの破損 | 2.3.1.「エラーコード0xc000000f」の対応 のUEFIを実施 | |
Operating System Not Found | BIOS設定の誤り | 起動モードをBIOSからUEFIに変更する こちら参照 https://www.buffalo.jp/topics/trouble/detail/recovery_0029.html |
-- |
Missing Operating System | 同上 | 同上 | -- |
an operating system wasn't foundm | 同上 | 同上 | -- |
2.5.WIN11更新
Win11をインストールする方法
・win11アシスタントを使用
→「容量が足りません」のエラーが出るため非推奨
・Windowsアップデートで「利用可能になったらすぐに最新の~」にチェックを入れる