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怪しいツール(偏見)に頼らずにWindows標準機能だけでSSDをクローンして換装した

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簡単に出来そうなSSDクローンだが

準備するもの

  1. 16GBのUSB
    • 10GB弱必要
  2. 外付けHDD or 外付けSSD
    • 換装前のHDDもしくはSSDの使用容量より大きいものを用意する
    • 換装前のHDDもしくはSSDの最大容量と同等以上のものを用意すれば確実
      • MAX1TBで使用しているのが250GBなら250GB以上の容量を持つ物を用意すればOK
  3. 換装するSSD
  4. ドライバ(PCを分解するとき必要)

ここで準備した全ての記憶媒体で作業の過程で現在入っているデータが消えるので注意

クローンする前に作成するもの(作成手順は後程)

  1. Windows回復USB
  2. 現在のディスクのバックアップ入りHDD

Windows回復USBの作成

記事によってはRufus(USBなどに書き込みを行うフリーソフト)が必要などと書かれているが後述するMicrosoft公式ツールでUSBブートメディアの作成に対応しているため必要ない

  1. https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10 より回復メディアを作成するソフトをダウンロード(Microsoft公式のツール)
    • ツールを今すぐダウンロードをクリック
      screenshot.27.jpg
  2. ダウンロードしたMediaCreationTool22H2.exeを起動すると以下画面が表示されるので同意する
    screenshot.2.jpg
  3. 別のPCのインストールメディアを作成するを選択して次へ
    screenshot.3.jpg
  4. このPCにおすすめのオプションを使うを選択して次へ
    screenshot.4.jpg
  5. USBフラッシュドライブを選択して次へ
    screenshot.5.jpg
  6. 用意した16GBのUSBメモリを選択状態にして次へ
    screenshot.6.jpg
  7. 待つ 結構時間がかかる(数時間)終わったら完了か何かを押してツールを終了する
    • 自動で終わってたかも
      screenshot.7.jpg

現在のディスクのバックアップ入りHDDの作成

  1. スタートを右クリックして設定(N)を選択すると以下画面が表示されるので「更新とセキュリティ」を選択
    screenshot.8.jpg
  2. 左ペインからバックアップを選択すると以下画面が表示されるので、[バックアップと復元]に移動(Windows 7)を選択
    screenshot.9.jpg
  3. 以下画面が表示されるので左ペインからシステムイメージの作成をクリック
    screenshot.10.jpg
  4. ハードディスク上(H)を選択し、バックアップ入りHDDにする外付けHDDを選択する
    screenshot.11.jpg
  5. Cドライブのみであれば初期状態で次へをクリック
    screenshot.12.jpg
  6. 作成が始まるのでしばらく待つと作成される USBより更に時間がかかる(数時間)寝る前にやるのがおすすめ
    screenshot.13.jpg

SSDクローン作業

  1. PCをシャットダウンして念のため電源ケーブルを抜いてから数分待つ
  2. 現在接続されているSSDを新しいSSDに換装する
    • このあたりはPCによって異なるので省略
    • Dドライブ用などに別のHDDやSSDが接続されている場合はここでケーブルを抜いておくと後が楽
    • 失敗したときのために一旦ケーブルを接続だけしてPC開けっ放し状態で進めるとやりやすい
  3. 前の手順で作成したWindows回復USBと現在のディスクのバックアップ入りHDDを接続
  4. 電源ケーブルを接続してPC起動
  5. USBブートが正常にかかるとセットアップ画面が表示される
    • 大抵はWindows回復USBを差してPCを起動すれば何もしなくても表示されるはず
    • うまく起動しなかった場合はUSBブート出来ていない可能性があるのでUSBブートさせる方法を検索してみる(PCによって異なる)
  6. 以下画面でTabキーを押すとカーソルが動くので「次へ」にカーソルを合わせてEnterキーを押す
    IMG_1979.jpg
  7. 以下画面が表示されるので、Tabキーを押下し「コンピュータを修復する」にカーソルを合わせてEnterキーを押す
    IMG_1980.jpg
  8. トラブルシューティングにカーソルを合わせてEnter
    IMG_1981.jpg
  9. イメージでシステムを回復でEnter
    IMG_1982.jpg
  10. そのままEnter
    IMG_1983.jpg
  11. 「利用可能なシステムイメージのうち最新のものを使用する」のままで問題なければ次へEnter
    • 先ほど作成した現在のディスクのバックアップ入りHDDが選択状態になっているはず
      IMG_1984.jpg
  12. 次へEnter
    IMG_1986.jpg
  13. 完了Enter
    IMG_1987.jpg
  14. 換装したSSDの中身が全部消えますよというポップアップ 問題なければはいEnterで先に進む
    IMG_1988.jpg
  15. しばらく待つと完了してWindowsが立ち上がる
    IMG_1989.jpg

SSDの容量を反映する

  • 増えた分の容量を反映させる作業をしないと前のSSDと同じ容量分しか使用できない

換装したSSDの容量が換装前のSSDと同じ容量なら実施する必要無し

  1. スタートボタンを右クリック→ディスクの管理を選択
  2. ディスクの管理画面が表示される。ディスク0が以下のような状態になっているはず。
    • 以前のディスクより増えた容量分が「未割り当て分」となっており、Windowsから使用しない領域として扱われている
    • 回復パーティションは後述
    • Windows(C:)と書いてある領域が所謂Cドライブ
    • EFIシステムはOS部分の制御を行うシステムのための領域 気にしなくていい
      screenshot.14.jpg
  3. 未割り当てをWindows(C:)の領域として割り当てるためには回復パーティション領域を削除する必要がある

回復パーティション領域はWindowsの復元やHDDからの初期化を実施するためのデータが格納されている
初期化する場合は前の手順で作成したWindows回復USBから初期化など他にも方法はある
そのため削除しても問題ないと思うが心配ならしっかり調べてから以下手順を実行すること

  1. Windowsキーを押しながらRキーを押すと「ファイル名を指定して実行」が表示されるので、cmdと入力してEnter
  2. コマンドプロンプトが起動するので、diskpartと入力
    screenshot.15.jpg
  3. アプリが変更を加えることを許可しますか?プロンプトが表示されるのではいを選択
  4. DiskPartユーティリティが立ち上がる ここからSSDに関する様々な制御を行える
    screenshot.16.jpg
  5. select disk 0と入力してEnter
    screenshot.17.jpg
  6. list partitionと入力してEnterするとパーティションの一覧が表示される
    screenshot.18.jpg
  7. 回復パーティションを選択したいので、上記の状態であれば回復と書かれているPartition4をselect partition 4でEnterして選択
    • もう一度list partitionコマンドを実行してしっかり回復パーティションの横に*が付いていることを確認する
      screenshot.19.jpg
  8. delete partition overrideで回復パーティションを削除する
    • list partitionで確認すると回復パーティションが表示されなくなっている
      screenshot.20.jpg
  9. ディスクの管理に戻ってくると回復パーティションがなくなっているのが確認できる
    screenshot.21.jpg
  10. Windows(C:)の上で右クリック→ボリュームの拡張(X)を選択
    screenshot.22.jpg
  11. 利用可能なディスクに未割り当て領域、選択されたディスクにCドライブ領域が表示されている
  12. 未割り当て領域を全てCドライブにするのであれば追加を押下して次へ
    screenshot.23.jpg
  13. 完了を押下
    screenshot.24.jpg
  14. Cドライブ領域が増えていれば成功!~完~
    screenshot.25.jpg
    screenshot.26.jpg

参考にしました

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