コードを読めない私の「問い」に、機械が測って答える形にした【連載 第1部②】
ブレインコミュニティ合同会社の大川です。連載「ノー・ルック・コーディングから卒業まで」の第1部②です。第1部①では、2026年7月にAIの会話を「作る側」と「確かめる側」に分け、人がコマンドを貼るのをやめたところまでを書きました。今回は同じ7月の後半です。
この記事の数字の出どころは、当社サイトに置いた元データです(月ごとの記録の数・転機の年表と、測り方・この数字で言えないことつき)。
→ 元データ:ノー・ルック・コーディングの年表
私にできるのは、問うことだけ
コードを読めない私が、開発の中でできることは2つしかありません。問うことと、画面を見ることです。7月の台帳には、そのときの私の問いが残っています。今回は、その問いを3つ取り上げます。
問い1:「再現性はあるのか?」
2026-07-26、私はこう訊いています。
新規案件は常に最新で生成されるが再現性はあるのか?
AIの答えは「いまのままでは、後から確かめられない」でした。機械を直せば、出てくる物は変わります。それなのに、出てきた物に「どの版の機械で作ったか」が残っていなかったのです。
そこで、成果物に、どの版の機械で作ったかの印を刻むことにしました。同じ物がもう一度作れるかを、機械が判定します。私はコードを読まずに、判定の結果だけを見ます。
問い2:「私が入力するのは不可能」
同じ日に、私はこうも言っています。
私が正確な数値を案件ごと入力するのは不可能
見積の元になる手間が、本当にその通りかを確かめたい。でも、私が案件ごとに時間を記録することはできません。
AIが出した答えは、人が入力しなくても、すでに自動で残っている作業の記録から、実際の手間の手がかりを集める仕組みでした。人の手を増やさずに、確かめる材料だけを増やす形です。
7月の転機の年表は、元データに載せています → 元データを見る
問い3:「トップ画面が壊れています」
2026-07-29、私は壊れた画面の写真を送って、こう伝えました。
大切なトップ画面が壊れています
AIは、直す前に本番を確かめました。本番は壊れていませんでした。私が見ていたのは、雛形のファイルをそのまま開いた画面だったのです。
ただ、雛形をそのまま開くと壊れて見える形にしたのは、AIの直前の改修でした。AIはそれを自分の間違いとして直し、雛形を開いても壊れて見えない形に戻しました。
見て分かる人と、測って答える機械
3つとも、私はコードを読んでいません。問いを立て、画面を見ただけです。答えは、機械が測って返しました。
専門家でなくても確かめられる形とは、私にとっては「問えば、測った答えが返ってくる」形のことでした。
この数字で言えないこと
- 転機の年表は、台帳の記録から私たちが選んだ物です。7月の出来事のすべてではありません。
- 引いた私の言葉は、台帳に残っている物です。それ以外の当時の考えは、まだ書けていません。
- 当社1社の記録です。
元データと引用のしかた
月ごとの記録の数・転機の年表・測り方は、当社サイトに置いています → 元データを見る
数字を引用するときは、記事ではなく元データを出典にしてください。そのまま貼れる形はこうです。
出典:ブレインコミュニティ合同会社「ノー・ルック・コーディングの年表:開発の基盤の記録は2026-07-12〜2026-10-13で変更1262回・台帳980行・紙930本だった(当社・前史は2025-08から)」
https://braincommunity.jp/jissoku/nenpyo.html (2026-10-14 測定)
当社が自分で測ったほかの数字も、同じ置き場にまとめています。
→ 当社が自分で測った数字
業務システムの内製化と、AI活用の受託開発をしています。
ブレインコミュニティ合同会社 — braincommunity.jp