#なぜ不便なのか
Eclipseで、ソースコードを一時的にコメントアウトして保存をした時に、そこで使用されているクラスのimport文が消えてしまう。
コメントアウトから戻したときにimport文を書くのが面倒ということも勿論あるが、それよりimportミスが怖い。
importするときには、Eclipseの優秀な提案機能によって一覧から選ぶだけでimport文が自動入力されるが、
importするクラス名の中には、同名のクラス名が異なるパッケージに入っているものもあり、コメントアウトから戻したときに選び間違えることもなくはない。
#環境
Eclipse Java EE IDE for Web Developers.
Version: Neon Release (4.6.0)
Build id: 20160613-1800
#改善前
#設定項目を探してみる
上の画像「改善前の設定」にある、「追加アクション」にチェックを入れて「構成」ボタンを押せるようにして、「構成」ボタンを押すと下の画像のような画面が開く。
「不要なコード」タブに「未使用のインポートの除去」という設定項目がある。
チェックが外れていることを確認して、OKクリックで画面を閉じる。
これで改善すると思いきや、 消えてしまう 。
###なぜか、うまくいかなかった
(改善前は「追加アクション」にチェックが入っていなくて設定を明示していなかったから、チェックを入れれば行けるのでは?と思ったのだが)
#解決策
このページで説明されているように、「インポートの編成」のチェックを外すとimport文が消えなくなった。
「追加アクション」の 「未使用のインポートの除去」設定項目は無視されて、「インポートの編成」の設定が優先されているっぽい。
「インポートの編成」で何をしているのかは不明。
ということで、このような設定にした。
もちろん、下の画像のように「追加アクション」にチェックをいれなくてもOK
以上。