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AWS BuilderCards v2 セキュリティ拡張パック ポケットガイド

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Last updated at Posted at 2026-08-04

本記事は、BIPROGY / ユニアデックス社内AWSコミュニティ「BIPROGY AWS SPARK」の定期投稿企画第7回目の記事です。他の定期投稿企画の記事は、インデックスページをご覧ください。

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AWS BuilderCards v2(2nd Edition)の セキュリティ拡張パック を初めてプレイする方を対象とした、"ゲーム中に参照しながらプレイできる" ポケットガイド を作成しました。
基本パックのルールも含めた完全版なので、このガイド1本でプレイができる!というのを意識したガイドとなっています。ぜひご活用ください。

本記事の出典について
セキュリティ拡張パックの詳細ルールは、本記事執筆時点(2026年7月)でAWS公式サイトに公開されていません。そのため、セキュリティ拡張パック部分は、非公式サイトのナレッジ を参考にしています。公式ルールが公開され次第、本記事も更新予定です。

AWS BuilderCards セキュリティ拡張パックとは

AWS Well-Architected フレームワークの柱のひとつ 「セキュリティ」 を、遊びながら学べる AWS BuilderCards(2nd Edition) 専用の拡張パックです。セキュリティの「検知と対応」の考え方を体得できます。

必要なもの

セキュリティ拡張パック 単体ではプレイできません。必ず基本パック(2nd Edition)と組み合わせて使用します。

本ガイドでは、ミッションカードおよび他の拡張パック(レジリエンス、Builder's Galore等)は使用しませんが、それらを併用すると、オンプレミスカード(スターターカード)なしのクラウドネイティブ状態からスタートするようなプレイが可能です。

勝利条件

【ここが違う!】セキュリティ拡張パックでの追加ルール

Well-Architectedカード の「ポイント数」から、PWNEDカード の「枚数(1枚につき1ポイント)」を引いた合計が一番高い人が勝者となる。

2人以上のプレイヤーが同点の場合、
「ビルダーカードの枚数」を最も多く所持している人が勝者となります。

1. ゲームの準備

1-1. カードの分別・配置

① Well-Architectedカード
「1」 または 「3」 と書かれている
右上に のような人のマークがある
12枚
  • プレイヤー数に応じて、カードの枚数を減らす。減らしたカードは箱に戻す。
    • 2人プレイ: のカードのみを使用する。
    • 3人プレイ: のカードを使用する。
    • 4人プレイ:全てのカードを使用する。
「1」のカードを上に、「3」のカードを下にして、全てを表向きに置く。
② 無料ビルダーカード
AWSのサービス名が書かれており、
右上に数字がない。
右上部に「Security」と書かれているカードもある。
Securityなし:有料ビルダーカードと合わせて91枚
Securityあり:有料ビルダーカードと合わせて66枚
全てのカードをよくシャッフルし、裏向きに置く。

1枚ずつカードを引き、表向きに置く。
合計4種類になるまで繰り返す。
同じサービスのカードが出た場合は、同じサービスのカードに重ねて置き、もう1枚引く。
③ 有料ビルダーカード
AWSのサービス名が書かれており、
右上に のような数字がある。
右上部に「Security」と書かれているカードもある。
Securityなし:無料ビルダーカードと合わせて91枚
Securityあり:無料ビルダーカードと合わせて66枚
全てのカードをよくシャッフルし、裏向きに置く。

カードを1枚引き、表向きに置く。
④ スターターカード
「on-premiss」と書かれている
40枚(10枚 × 4色)
  • 各プレイヤー1人につき、好きな1色(10枚セット)を選ぶ。
自分の捨て場に、表向きに置く。
⑤ イベントカード
小鳥・アライグマ・ネコ・イヌの
4種類がある。
40枚(10枚 × 4種)
ペットアクターごとに、4つの山 に分け、それぞれよくシャッフルする。
コンソールマットの枠外(上部) に、山ごとに、裏向きに置く。
⑥ PWNEDカード
セキュリティイベントで、検知も対応もできなかったときに受け取るペナルティカード。
10枚
コンソールマットの枠外(上部) に、表向きに置く。
⑦ サイコロ
Well-Architectedカードを取得したときに発生する、セキュリティイベントの対象を決めるために使う。
1個
全プレイヤーの手が届く場所に置く。

1-2. ターンの順番の決定

好きな順番でOKです。

(例)AWS資格取得数が一番少ない人から時計回り など

1-3. リソース山札の準備

  • ②無料ビルダーカード(表向き) ↓ を1枚のみ引く。

引くのは1枚のみ。

  • 引いたカードを、捨て札(表向き) ↓ に置く。

  • ②無料ビルダーカード(表向き) に空き場が発生した場合は、②無料ビルダーカード(裏向き) ↓ から1枚引く。

  • 引いたカードを、②無料ビルダーカード(表向き) ↓ に置く。

同サービスのカードが出た場合、同じサービス同士を重ねて置き、もう1枚引く。

  • 次の人へ、ターンを移す。
  • 次のターンの人が、同じことを繰り返す。
  • 各プレイヤーが2枚ずつ引くまで、これを繰り返す。

1-4. 手札カードの準備

  • 捨て札(表向き) ↓ をよくシャッフルする。

  • シャッフルしたカードを、リソース山札(裏向き) ↓ に置く。

  • リソース山札(裏向き) から、手札カード として5枚を引く。

  • 5枚の 手札カード を、プレイヤーエリア(表向き) ↓ に置く。

引いた5枚のカードは、他プレイヤーに対してオープンしてOKです。

2. ゲーム開始

2-1. Build(構築)フェーズ

  • プレイヤーエリア ↓ にある5枚の 手札カード のうち、 ④スターターカード の枚数 が2枚以下の場合、④スターターカード のうち"1枚のみ"を BuilderCardsの箱に戻す(復活不可)ことができる。

  • プレイヤーエリア ↓ にある5枚の 手札カード の効果の発動条件を確認し、Buildして効果を発動させる。

発動条件を満たさない場合は、効果を発動できません。

発動条件は基本的に 1枚につき1枚への発動 となります。
ただし、複数発動の許可が明記されているカードの場合は、複数枚での発動が可能です。

互換性のないカード同士は発動できず、別々のアーキテクトとしてBuildします。

(例)
EC2+EKS+ECSの3枚を組み合わせた場合
EKSとECSの両方を1つのEC2で実行するのは不可能なので、
ECSで1アーキテクチャ、EKS+EC2で1アーキテクチャとしてBuildします。

  • このとき、 効果が発動する。
    リソース山札(裏向き) ↓ からカードを1枚引き、引いたカードも含めて再Buildする。

マークが複数ある場合は そのマークの数だけカードを引くことが可能です。

  • リソース山札(裏向き) ↓ が空っぽで、 が発動できない場合は、捨て札(表向き) から リソース山札(裏向き) を補充する。

    <リソース山札の補充の仕方>

    • 捨て札(表向き) ↓ をシャッフルする。

    • リソース山札(裏向き) ↓ に配置する。

【ここが違う!】セキュリティ拡張パックでの追加ルール
Amazon GuardDuty・Amazon CloudWatch・AWS CloudTrail・AWS IAM・AWS WAF などのセキュリティ系サービスを意識してBuildに組み込みましょう。

2-2. Acquire(取得)フェーズ

  • プレイヤーエリア ↓ にある Buildされた 手札カード の発動条件を確認する。

  • クレジット(オレンジ色のマークに書かれた数字)の合計値を計算する。
    (例: = 8)

EC2を2枚を構築した場合は、2つのAZで実行することが可能なので
2+2=4ではなく、2+3=5クレジットとなります。

(例)EC2を2枚+AutoScalingを1枚 発動した場合
   2+3+4=9クレジット となります。

  • クレジットの合計値に従い、以下の いずれかの場所から "上から"・"1枚のみ" を引く。
    • ①Well-Architectedカード(表向き)
      (※ 所持クレジット以上のコストが書かれたカードは引けないので注意)
    • ②無料ビルダーカード(表向き)
    • ②無料ビルダーカード(裏向き) ↓(一度引いたカードは戻せない)
    • ③有料ビルダーカード(表向き)
      (※ 所持クレジット以上のコストが書かれたカードは引けないので注意)

複数枚は引けません。必ず、"上から"、"1枚のみ" です。

  • このとき、 効果が発動。
    同じく、上記のいずれかの場所から "上から"・"1枚のみ" 追加で引く。

    ②無料ビルダーカード(表向き) または ③有料ビルダーカード(表向き) に空き場がある場合は、カードを補充する。

    <②無料ビルダーカードの補充の仕方>

    • ②無料ビルダーカード(裏向き) ↓ から1枚引く。
    • 引いたカードを、②無料ビルダーカード(表向き) ↓ に置く。

    <③有料ビルダーカードの補充の仕方>

    • ③有料ビルダーカード(裏向き) ↓ から1枚引く。
    • 引いたカードを、③有料ビルダーカード(表向き) ↓ に置く。

  • このとき、 効果が発動。
    この効果を発動したカードは、発動後、カードを箱に戻す(復活不可)。

  • ここで引いたカードは それぞれ以下の場所に置く。

    • ①Well-Architectedカード の場合、Well-Architectedカード置き場(表向き)
    • ②③無料/有料ビルダーカード の場合、捨て場(表向き)

2-3. セキュリティイベント

【ここが違う!】セキュリティ拡張パックでの追加ルール
①Well-Architectedカード を引いた場合のみ、セキュリティイベント発生します!
ビルダーカードのみを取得したターンは、セキュリティイベントを実施せずに、「2-4.End(終了)フェーズ」へ進んでください。

  • サイコロを振り、出目に応じてセキュリティイベントを発生させる。
出目 意味
ペットアクターの絵柄 そのペットアクターのイベントカードの山 から1枚引く
好きなペットアクターのイベントカードの山 から1枚引く
攻撃なし(イベントカードを引かなくてよい)
  • ペットアクターのイベントカードに書かれている「攻撃内容」を読み上げる。

  • 自分が Buildしたアーキテクチャの中 に、イベントカードに書かれた DETECTION(検知)RESPONSE(対応) のサービスが含まれているかを確認する。

DETECTION(検知)・RESPONSE(対応)欄の読み方

  • 箇条書き = OR条件(いずれか1つ)
  • 「+」 = AND条件(両方)

(例)以下のカードの場合

以下のいずれかがBuildされていれば、RESPONSE(対応)は成功

  • 「Shield Advanced」
  • 「Network Firewall」
  • 「EventBridge と Lambda の両方」
  • IMPACT(結果)を適用する
DETECTION(検知) RESPONSE(対応) IMPACT(結果)
満たせない 満たせない ❌ 欄の内容に従う
満たせない 満たす ⚠️ 欄の内容に従う
満たす 満たせない ⚠️ 欄の内容に従う
満たす 満たす ✅ 欄の内容に従う
  • 受け取ったPWNEDカードは、自分の Well-Architectedカード置き場 に加える。

  • 使用したイベントカードを、山札の一番下に戻す・脇によける。

使用済みイベントカードの扱い(山札の一番下に戻す/脇によける)は、参考文献に明確な記載がありませんでした。プレイ前にグループ内で決めておきましょう。

  • 「2-4. End(終了)フェーズ」へ進む。

2-4. End(終了)フェーズ

  • Buildしたカード手札のカード を全て、 捨て場(表向き) ↓ に置く。

  • リソース山札(裏向き) ↓ から、新たに5枚を引く。

  • 引いた5枚の 手札カード を、プレイヤーエリア(表向き) ↓ に置く。

  • リソース山札(裏向き) ↓ が空っぽで、5枚引けない場合は、捨て札(表向き) から リソース山札(裏向き) を補充する。
    <リソース山札の補充の仕方>

【ここが違う!】セキュリティ拡張パックでの追加ルール
直前のセキュリティイベントのIMPACT(結果)で、「次のターンの手札枚数」が変わっている場合は、その枚数(例:4枚)だけ引いてください。

  • 次の人へターンを移す。

2-5. 次の人のBuild(構築)フェーズ

3. ゲーム終了

  • コンソールマット上の ①Well-Architectedカード(表向き) ↓ がなくなったら終了。
  • Well-Architectedポイントの合計 − PWNEDカードの枚数 が最も高い人が勝者!

最後に

セキュリティイベントの発生と「検知・対応」の判定が加わるだけで、基本の流れは基本パックと同じです。
ゲーム体験を通して、Well-Architected「セキュリティの柱」の考え方(検知と対応の両輪)が自然と身につきます。

まずは、このガイドをもとに、みんなと一緒に気軽に始めてみましょう!

参考文献

基本パックのルール

セキュリティ拡張パックの詳細ルール

セキュリティ拡張パックの詳細ルールは執筆時点でAWS公式未公開のため、非公式サイトのナレッジを参考にしました。


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