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GPT Image 2.6 API 移行ガイド:Batch の欠落と /ai/v1 での呼び出し方

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Last updated at Posted at 2026-11-05

この記事は AIHubMix が作成しました。実機での API 実行は行っていません。内容は OpenAI のドキュメントと AIHubMix の公開ページに基づいています。コードはドキュメントに沿って記載したもので、実行による検証はしていません。

TL;DR

  • GPT Image 2.6 への移行は、エンドポイントではなくモデル ID の変更です。v1/images/generations と v1/images/edits、トークン単価(テキスト入力 $5、画像入力 $8、画像出力 $30/100万トークン)、推奨サイズ3種は 2.5 と同じです。
  • Batch は 2.6 では非対応です。夜間バッチは 2.5 のままにするか、対話的な下書きだけを 2.6 に分けます。
  • Responses API の画像ツールは、2.5 の資料でも記述が食い違っています。2.6 では非対応とされているため、モデル ID を変える前にスモークテストを追加します。
  • AIHubMix の /ai/v1 では quality はトップレベルではなく extra の中に置きます。新規実装には /ai/v1 が推奨です。
  • complexity、markup、SVG、GIF は AIHubMix の公開スキーマにまだありません。必要なら OpenAI 直呼びを前提にします。

前提

  • AIHubMix のアカウントと、AIHUBMIX_API_KEY に入れた API キー。
  • POST https://aihubmix.com/ai/v1/images/generations。AIHubMix の画像生成ドキュメントは、新規実装に /ai/v1 を推奨しています。OpenAI 互換の /v1 は最新モデルに未対応の可能性があります。
  • モデル ID は gpt-image-2.6-flare と gpt-image-2.6-sunburst です。gpt-image-2.6 という単一のエイリアスはありません。
  • OpenAI を直接呼ぶ場合も、パスは v1/images/generations と v1/images/edits のままで、変えるのはモデル ID だけです。

下書きを3枚作る

/ai/v1/images/generations にはトップレベルの quality がありません。extra の中に入れます。

draft.sh
curl -s https://aihubmix.com/ai/v1/images/generations \
  -H "Authorization: Bearer $AIHUBMIX_API_KEY" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{
    "model": "gpt-image-2.6-flare",
    "prompt": "A minimal poster: a single ceramic coffee mug on a pale sand background, soft morning light, large empty space at the top for a headline",
    "size": "1024x1024",
    "n": 3,
    "extra": { "quality": "low" }
  }'

n=3 の 1リクエストで、3つの方向性が返ります。AIHubMix の 1枚あたりの推定 $0.006 で計算すると、この工程は $0.018 です。レスポンスには出力 URL が入ります。有効期限は約30分で、ダウンロードにも同じ Bearer ヘッダーが必要です。

download.sh
curl -s -H "Authorization: Bearer $AIHUBMIX_API_KEY" "<output-url>" -o draft-1.png

最終稿を1枚作る

選んだ構図を、Sunburst の 1536x1024、high で描き直します。

final.sh
curl -s https://aihubmix.com/ai/v1/images/generations \
  -H "Authorization: Bearer $AIHUBMIX_API_KEY" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{
    "model": "gpt-image-2.6-sunburst",
    "prompt": "A minimal poster: a single ceramic coffee mug on a pale sand background, soft morning light, large empty space at the top for a headline. Refined studio product photography, subtle shadow, no text",
    "size": "1536x1024",
    "n": 1,
    "extra": { "quality": "high" }
  }'

AIHubMix の推定は 1枚 $0.165 です。下書き1枚の約28倍、下書き3枚の工程の約9倍に当たります。high の最終稿なら下書き3枚と合わせて4枚で $0.183、medium の最終稿なら $0.041 で、合計は $0.059 です。このプロンプト長では入力テキストのトークンは 1セント未満です。編集を使う場合は、画像入力の $8/100万トークンが加わります。

新機能は Image API のみ

画像生成ガイドでは、complexity、markup による編集、SVG 出力、アニメーション GIF 出力が Image API の機能として説明されています。Responses の画像ツールでは使えず、SVG と GIF は生成専用で、/v1/images/edits では動きません。

  • SVG は n=1 が必要で、ストリーミング、partial images、output_compression、prompt_rewriter に対応しません。
  • GIF は frame_count(既定値9)と frame_duration_ms(既定値200)を使い、生成専用です。ストリーミング、partial images、カスタムの output_compression、prompt_rewriter には対応しません。
  • markup 編集は、元画像を最初の入力画像にし、同じ寸法の透過 PNG を別に渡します。どちらも 16,777,216ピクセルを超えられず、markup ファイルは 50MBまでです。markup と mask、prompt_rewriter は併用できません。

SVG の課金は別枠です。参照画像には画像モデルの単価、SVG の生成トークンには SVG を生成するモデルの単価がかかり、合計は両方に依存します。1枚あたりの通常の見積もりではカバーできません。

ハマりどころ

Batch が 2.6 にない

2.5 の優位が最も明確な点です。GPT Image 2.5 のモデルページは v1/batch をサポート対象に挙げ、Batch では画像出力を $30 ではなく $15/100万トークンで課金します。GPT Image 2.6 のモデルページは Batch を非対応とし、Batch の料金表にも 2.6 のモデルはどちらも載っていません。

夜間に画像をまとめて生成しているなら、2.6 に移さないでください。2.5 に留まるか、対話的な下書きを 2.6、バッチ生成を 2.5 に分けます。AIHubMix の画像ドキュメントに Batch エンドポイントはないため、この判断は OpenAI 直呼びの場合に限ります。

Responses API の記述が食い違う

OpenAI の資料は 2.5 についても一致していません。9月のチェンジログは Responses API の画像生成ツールを Image API と並べて記載していますが、2.5 のモデルページは Responses を非対応としています。2.6 はより明確で、モデルページは Responses を非対応とし、11月のチェンジログは v1/images/generations と v1/images/edits だけを挙げています。

2.5 を Responses 経由で呼んでいるコードがあるなら、モデル ID を変える前にスモークテストを追加してください。ここでの失敗ははっきり分かりますが、テストしなければ気づけません。別のモデルに黙ってフォールバックするパイプラインは、400 より厄介です。

quality と size の資料が一致しない

2.5 では、OpenAI は auto とは別に5段階の quality を記載しています。low、medium、high、xhigh、max です。2.6 では、ガイドのコスト計算ツールが両世代に同じ5段階を挙げる一方、API リファレンスは xhigh と max を 2.5 のスナップショットだけに紐づけ、AIHubMix の 1枚あたりの表は low、medium、high、auto だけを価格設定しています。この記事のコストもこの表に基づきます。

2.6 で安全に使えるのは、現時点では low、medium、high、auto です。サイズも同じ注意が必要です。カスタムの WIDTHxHEIGHT は GPT Image 2 と 2.5 で記載されていますが、2.6 のガイドは 1024x1024、1536x1024、1024x1536 を推奨しています。2.6 のドキュメントが揃うまでは、この3サイズを使ってください。

AIHubMix のスキーマに新パラメータがない

AIHubMix の 2.6 向け公開スキーマが受け付ける output_format は png、jpeg、webp だけです。complexity、markup、frame_count、frame_duration_ms はなく、svg や gif の出力もありません。スキーマは認証なしでモデルエンドポイントのスキーマから取得でき、ゲートウェイ経由で新機能を使う前に確認すべきものです。

これは実測した失敗ではなく、スキーマの不足です。機能は OpenAI 側で文書化されており、ゲートウェイが後から対応する可能性があります。スキーマに載るまでは、SVG、GIF、markup は OpenAI 直呼び的前提で計画してください。

エラーと対処

ステータス 意味 対処
400 パラメータエラー prompt、size、n を確認する
401 キーがない、または無効 Authorization ヘッダーを確認する
402 クォータ不足 クレジットを追加する
403 権限がない アカウント、キー、IP 制限を確認する
429 レート制限 バックオフして再試行する
503 利用可能なチャネルがない モデル ID を確認し、時間を置いて再試行する

400 はゲートウェイではなくプロバイダー側から返ってくることが多いです。AIHubMix のエラーボディには tid というトレース ID が入ります。サポートに渡すために保持し、400 は内容を変えずに再試行しないでください。これは /ai/v1 の仕様です。レガシーの /v1 では、クォータ不足を 403 insufficient_user_quota として返します。

出力 URL の失効も見落としやすい点です。有効期限は約30分なので、同じ Bearer ヘッダーでダウンロードし、ファイルを自分で保存してください。

コスト

コストは AIHubMix の 1枚あたりの出力推定で、入力トークンは含みません。

工程 モデル サイズ / quality 枚数 推定コスト
下書き Flare 1024x1024 / low 3 $0.018(1枚 $0.006)
最終稿(high) Sunburst 1536x1024 / high 1 $0.165
合計(high) 4 $0.183
最終稿(medium) Sunburst 1536x1024 / medium 1 $0.041
合計(medium) 4 $0.059

同じ4枚を 2.5 で作ってもコストは同じです。AIHubMix の 1枚あたりの推定が一致するためです。2.6 を使う理由は、速い下書きループと、SVG や GIF の仕事を後から OpenAI に移せることにあり、請求額の削減ではありません。AIHubMix のモデルページはファミリー全体で 50%高速としていますが、基準は示していません。

1.5 からの移行

GPT Image 1.5 と 1-mini は 2026年12月1日に廃止され、2.5 が後継として挙げられています。1024x1024 の high を中心に描く場合、移行は安くありません。OpenAI の 1.5 の表では high が $0.133、AIHubMix の 2.6 の推定は $0.211 で、約59%高くなります。medium は $0.034 から $0.053 へ、low は $0.009 から $0.006 へ下がります。1536x1024 では 1.5 の high が $0.200 なので、2.6 の $0.165 の方が安くなります。

2.6 を前提にする前に、同じ構成を 2.5 でも試してください。トークン単価は同一なので、2.x の2モデルの差はリスト価格ではなくトークン消費量です。

移行チェックリスト

  • 新しいモデルを使いたい箇所で、gpt-image-2.5-sunburst と gpt-image-2.5-flare を 2.6 の ID に置き換える。Batch のジョブは 2.5 に残す。
  • Responses の画像ツールを使うパイプラインがないか確認する。2.6 は Image API のみを記載している。
  • 2.6 のドキュメントが揃うまでは、quality を low、medium、high、auto に、サイズを推奨3種に絞る。
  • AIHubMix の /ai/v1 では quality を extra に入れる。2.6 では新規実装に推奨される /ai/v1 を使う。
  • 出力 URL は 30分以内に、Bearer ヘッダー付きでダウンロードする。
  • AIHubMix 経由で complexity、markup、SVG、GIF が使えると決めつけない。スキーマに載るまで確認する。
  • 1.5 を使っているなら、12月1日の廃止に備え、high quality のコストを再確認する。

まとめ

  • GPT Image 2.6 はモデル ID の変更で、エンドポイントとトークン単価は 2.5 と同じ。
  • Batch は 2.6 にない。夜間バッチは 2.5 に残す。
  • Responses は資料が食い違うため、モデル ID 変更前にスモークテストを入れる。
  • 2.6 で安全な quality は low、medium、high、auto、サイズは 1024x1024、1536x1024、1024x1536。
  • /ai/v1 では quality を extra に置き、出力 URL は 30分以内に取得する。
  • 新機能は AIHubMix のスキーマを確認し、必要なら OpenAI 直呼びにする。

既存の 2.5 パイプラインがあるなら、Batch 以外の下書きを 1本だけ 2.6 に置き換え、/ai/v1 の extra.quality で low を指定するところから試してください。

あわせて読みたい:GPT Image 2.6 シリーズ

参考

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