この記事は AIHubMix が作成しました。実機での比較テストは行っておらず、内容は OpenAI のドキュメントと AIHubMix のモデルページに基づいています。
TL;DR
- GPT Image 2.6 は 2026年11月4日に公開されました。Sunburst と Flare の2モデル構成です。
- 価格は 2.5 と同じです。1024x1024 の
highは出力トークンで約 $0.211 です。 - 「50%高速」は AIHubMix のモデルページの記載で、比較の基準は示されていません。OpenAI のモデルページや changelog にベンチマークはありません。
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complexity、SVG 出力、アニメーション GIF 出力が加わりました。これらは OpenAI の Image API 向けで、AIHubMix の公開スキーマにはまだありません。 - Batch は 2.5 のみです。夜間バッチは 2.5 に残してください。
- Responses API の画像ツールは 2.6 では非対応です。
GPT Image 2.6 は何を変えたか
OpenAI は 2026年11月4日に GPT Image 2.6 を公開しました。前バージョンと同じく、作り込み向けの Sunburst と、高速な反復向けの Flare の2モデルです。
価格は据え置きです。1024x1024 の high は出力トークンで約 $0.211 で、トークン単価は 2.5 と同一です。
変わったのは速度と出力形式です。AIHubMix のモデルページは Images 2.6 ファミリーが 50%高速になったと記載していますが、比較のベースラインは示していません。Flare は low quality の画像を最短6秒で返せるという記載もあります。画像生成ガイドには、描画前の計画を制御する complexity、SVG 出力、アニメーション GIF 出力が追加されました。画像の上に描いて変更箇所を示すマークアップ編集は、2.5 でも使えます。
何が変わったか
| 項目 | GPT Image 2.5 | GPT Image 2.6 |
|---|---|---|
| 価格(画像出力) | $30/M | $30/M |
| 速度 | 記載なし | 50%高速(ベンダー記載) |
complexity |
なし | low / medium / high |
| SVG 出力 | なし | あり(生成のみ) |
| アニメーション GIF 出力 | なし | あり(生成のみ) |
| マークアップ編集 | あり | あり |
| Batch API | 対応 | 非対応 |
| Responses の画像ツール | 2.5 の changelog に記載 | 非対応 |
| エンドポイント | Images API | Images API |
50%という数字は AIHubMix のモデルページによるもので、独立した計測ではありません。OpenAI のモデルページや changelog にベンチマークはないため、方向性として扱い、秒単位の比較には使わないでください。
Sunburst と Flare の使い分け
2モデルはトークン単価が同じなので、定価では選べません。OpenAI は Sunburst を詳細なビジュアル制作と編集の精度向け、Flare を高速で日常的な生成向けと位置づけています。実務では、Flare の low quality で下書きを出し、選んだ構図を Sunburst の medium または high で仕上げる2段階のワークフローが現実的です。
complexity は quality とは別の設定です。描画前にモデルがどれだけ計画するかを制御し、3段階、省略時は high が既定で、追加料金はありません。低い設定は背景や看板など、変更点を絞った編集に向きます。高い設定は密なテキストや複雑なレイアウトに効くことがありますが、レイテンシが増え、依頼していない変更が入ることもあります。描画そのものは quality が制御します。
価格と実際のコスト
GPT Image 2.x の5モデルは、OpenAI の料金ページによるとすべて同じトークン単価です。違いはトークン消費量にあり、定価ではありません。
| モデル | テキスト入力 | 画像入力 | 画像出力 | キャッシュ画像入力 |
|---|---|---|---|---|
| GPT Image 2.6 Sunburst | $5/M | $8/M | $30/M | $2/M |
| GPT Image 2.6 Flare | $5/M | $8/M | $30/M | $2/M |
| GPT Image 2.5 Sunburst | $5/M | $8/M | $30/M | $2/M |
| GPT Image 2.5 Flare | $5/M | $8/M | $30/M | $2/M |
| GPT Image 2 | $5/M | $8/M | $30/M | $2/M |
| GPT Image 1.5 | $5/M | $8/M | $32/M | $2/M |
キャッシュ画像入力には注意が必要です。OpenAI は、キャッシュ単価が Responses API 経由で生成した GPT Image 2 と 2.5 の画像に限られ、編集を含む Images API の直接リクエストには適用されないとしています。料金ページはこの注記を 2.6 に広げていません。
AIHubMix による1枚あたりの出力推定値は、入力トークンを含まず、2.5 と 2.6 で同じです。
quality |
1024x1024 | 1024x1536 | 1536x1024 |
|---|---|---|---|
| low | $0.006 | $0.005 | $0.005 |
| medium | $0.053 | $0.041 | $0.041 |
| high | $0.211 | $0.165 | $0.165 |
| auto | $0.211 | $0.165 | $0.165 |
auto は推定値です。OpenAI は、コストはモデルが生成する画像によって変わるとしています。
現実的な実行例で数字を確かめます。1024x1024 の low quality の下書き40枚は 40 × $0.006 = $0.24 です。同じサイズの high quality の最終稿4枚は 4 × $0.211 = $0.844 です。44枚で出力トークンは $1.084 になり、入力トークンは別途かかります。最終稿を 1536x1024 にすると 4 × $0.165 = $0.66 で、出力コストは $0.90 です。同じセッションを 2.5 で実行しても、1枚あたりの推定値が同じためコストは変わりません。
SVG 出力は請求方法が異なります。参照画像には画像モデルの単価、SVG の生成に使うトークンには SVG を生成するモデル(authoring model)の単価が適用されるため、合計は両方に依存します。ストリーミング中の部分画像は 1枚あたり画像出力100トークンが加算されます。
比較ページでは、2世代を並べて確認できます。
ハマりどころ
Batch の料金表に 2.6 がない
GPT Image 2.5 のモデルページは v1/batch に対応し、Batch では画像出力が $15/M に半減します。GPT Image 2.6 のモデルページは Batch を非対応とし、Batch の料金表にも 2.6 の2モデルは載っていません。夜間バッチは 2.5 に残してください。
Responses API の画像ツールが 2.6 にない
2.5 の changelog は Responses API の画像生成ツールを Image API と並べて記載しています。2.6 の changelog は v1/images/generations と v1/images/edits のみで、2.6 のモデルページは Responses を非対応としています。2.5 を Responses 経由で呼んでいるコードは、モデル ID を変える前に 2.6 の経路を確認してください。
品質とサイズの記載がドキュメント間で食い違う
画像生成ガイドは 2.6 と 2.5 の両方で low から max までを quality として挙げています。一方、API リファレンスは xhigh と max を 2.5 のスナップショットにのみ紐づけ、AIHubMix の1枚あたりの料金表は low、medium、high、auto だけを価格設定しています。カスタムサイズも 2.5 には記載がありますが、2.6 にはありません。推奨サイズは 1024x1024、1536x1024、1024x1536 の3つです。
AIHubMix の公開スキーマに新しい設定がない
AIHubMix の 2.6 向け公開スキーマは、png、jpeg、webp の出力を受け付けます。complexity、markup、frame_count、frame_duration_ms はなく、svg と gif も出力形式にありません。これらは OpenAI の Image API では文書化されていますが、ゲートウェイのスキーマには未反映です。今日使いたい場合は OpenAI を直接呼び出してください。1つのキーと1つの請求で済ませたい場合は、スキーマを再確認してください。
キャッシュ入力の注記が 2.6 に及んでいない
キャッシュ画像入力の $2/M は、Responses API 経由で生成した GPT Image 2 と 2.5 の画像に限られます。編集を含む Images API の直接リクエストには適用されず、料金ページは 2.6 にこの注記を広げていません。2.6 で同じキャッシュ単価を前提にしないでください。
1.5 からの移行は一律には安くならない
GPT Image 1.5 は 2026年12月1日に退役し、OpenAI は 2.5 を移行先として指名しています(deprecations)。1024x1024 では、high quality が 1.5 の $0.133(OpenAI の過去の料金表)から 2.6 の $0.211(AIHubMix の推定値)になり、約59%高くなります。medium は $0.034 から $0.053 です。low quality は $0.009 から $0.006 に下がります。これらの数字は 2.5 でも同じなので、値上がりは 1.5 の品質ティアを離れるコストであり、2.6 の割増ではありません。
モデル ID の切り替え
API のエンドポイントは変わりません。どちらも Images API を使うため、変更はモデル ID だけです。
- "model": "gpt-image-2.5-sunburst"
+ "model": "gpt-image-2.6-sunburst"
Flare を使う場合は gpt-image-2.6-flare にします。AIHubMix 経由でも同じようにモデル ID を差し替えられますが、complexity、SVG、GIF、マークアップを当てにする前に、公開スキーマを確認してください。
どちらを選ぶか
すぐに移行する場合。 下書きを大量に作って大半を捨てるワークフローでは、Flare の low quality が速度と $0.006 の下書き単価を最も活かせます。SVG アイコンやアニメーション GIF が必要で、Image API を直接呼ぶ場合も移行先です。1.5 を使っているなら 12月1日より前に動いてください。OpenAI が移行先として指名しているのは 2.5 で、1枚あたりの推定値も 2.6 と同じです。2.6 を選ぶ理由は速度と新しい出力形式に限られます。
待つ場合。 Batch ジョブ、Responses の画像ツール、AIHubMix 経由の新パラメータのいずれかに依存しているなら、公開日はまだありません。
2.5 に残る場合。 すでに動いているなら、そのままで構いません。OpenAI は 2.5 の退役日を発表しておらず、マークアップ編集も 2.5 で使えます。今回の更新は速度、出力形式、complexity 制御の話であり、モデルを存続させるための移行ではありません。
まとめ
- GPT Image 2.6 は 2.5 と同じ価格で、速度と出力形式が変わったアップデートです。
- 「50%高速」はベンダーの記載で、基準も独立検証もありません。方向性として扱ってください。
- Batch は 2.5 のみで、Responses の画像ツールも 2.6 では非対応です。AIHubMix の新パラメータもスキーマ未反映です。
- 下書きを大量に捨てるワークフローほど、Flare の速度と $0.006 の下書き単価が効きます。
- 1.5 は 2026年12月1日に退役します。移行先は 2.5 が指名されています。
AIHubMix では、モデル ID を変えるだけで 2.5 と 2.6 を同じプロンプトで比較できます。まずはクイックスタートの形でリクエストを組み、2つの出力を並べてみてください。
あわせて読みたい:GPT Image 2.6 シリーズ
- 実際のリクエストへの落とし込み、Batch が使えない理由、下書きから最終稿までのワークフローと各ステップのコストは、チュートリアル記事で扱っています。GPT Image 2.6 API 移行ガイド:Batch の欠落と /ai/v1 での呼び出し方
参考
- 画像生成ガイド(OpenAI)
- 料金(OpenAI)
- Changelog(OpenAI)
- GPT Image 2.6 Sunburst(AIHubMix)
- GPT Image 2.5 Sunburst(AIHubMix)