2024/09/18 追記
一部の IBM Cloud トレーニングが 2024/11 以降有料化されるという情報が入ってきました。
「IBM Cloud Prep」も、利用できるのは 2024/12/04 までのようです。
詳細は「一部の IBM Cloud トレーニングが 2024/11 より 有償化されます. IBM Cloud Prep も 2024/12/04 まで」をご覧ください。
IBM Cloud にも認定資格が存在します。
Qiitaにもいろいろな方の受験記が投稿されています。
Google 検索「ibmcloud 認定 site:qiita.com」
一方、対策本とかも見当たらず、どのように受験対策をすればいいか、お困りかもしれません。
今回「IBM Cloud Technical Advocate」を受験するために、学習のネタを調査したので、まとめておきます。
どんな認定があるのか
まずは、どんな認定があるかです。
IBM Cloud認定については Docsの「IBM Cloud での認定の取得」に記載があります。
(日本語版は更新が遅れるので英語版で確認した方がいいかもしれません)
認定は「役割ベース」になっています。
例えば、Architect、Developer、Site Reliability Engineer (SRE)のような役割があります。
この中で、Associate、Professional、Advancedというレベルが設定されています。
また、Cloud Satellite、Financial Services、Security、DevSecOps、VMware、SAPといった特化エリアの認定も設定されています。
トレーニングコース
「役割ベース」のページにリンクが張られています。ここをクリックすると、無料のトレーニングコースに移動します。
「IBM Cloud Technical Advocate」場合、30分程度のコースが38あり、13.4時間での終了が見込まれています。
また、途中で無料のバッジがふたつもらえることもわかります。
各コースはスクロールダウンした下部から開くことができます。
学習を記録するために受講にはIBM IDでのログインが必要です。
各コースでレクチャーのあと、まとめと確認グイズがあります。
無料バッチを取得するために
無料バッチを取得するためには、それまでの各コースを完了する必要があります。
下記の時点で「IBM Cloud Technical Advocate Foundations」バッチへの前提は満たしているはずです。
無料バッチのためには、コースを開いた後「Take the quiz」をクリックする必要があるのですが、このボタンはすぐには現れませんでした。
注記にも下記のようにあります。
Please note: The “Take the quiz” button below will not be visible until you have first completed the courses that exist prior to this badge subway stop. Previous courses on the Learning Path will need to indicate a "Completed" status. In some cases it may take a day for the completion status of the previous courses to update.
しばらく待った後に「Take the quiz」が現れ、バッジ取得用のクイズを受験することができました。
「IBM Cloud Prep」で効率的に
トレーニングコースは有益なのですが、受講に時間がかかる・間延びすると思われるかもしれません。
ざっくり内容を確認して、ちょっと足りないなという点を補った方が効率的という方もいるでしょう。
効率的な学習のためには「IBM Cloud Prep」を利用しましょう。
サイトの Home で対象の認定資格を選択します。
下記の3つの資料が提供されています。
- Study Guides
- Certification Flashcards
- Certification Quiz
Study Guides
Study Guides は「トレーニングコース」で述べた内容をまとめて PDF で提供するものです。もちろん確認クイズも含まれています。
無料バッジは取得できませんが、短時間で内容を俯瞰するには有益な資料です。
Certification Flashcards
その名の通り、フラッシュカードです。
カードの問題と答えを裏返しながら、知識の定着を確認します。カードを学習済み・もう一度学習するに分類・絞り込みを行い、知識の定着を確認します。
Certification Quiz
クイズで理解を確認します。
各問題で回答をクリックした瞬間に正誤が表示されるので、模試のようにイライラすることもありません。
最後に正答率が表示されます。
一回、50 問ですが、それ以上の数の問題からランダムに出題されるようです。
ICCT STUDY JAMS
IBM Center for Cloud Training(ICCT) では、各種の IBM Cloud トレーニングを開催しています。その一つ「ICCT STUDY JAMS」です。
ワイワイとトレーニングのセッションが行われます。
Jam に参加すると先着で試験のバウチャーが提供されたこともありました。
この記事の投稿時には、適当な今後の開催予定は見つかりまぜんが、過去の開催のリプレイを見ることができます。
認定試験はピアソンVUEで
受験の準備が整いました。
認定の本試験は、ピアソンVUEで受験します。こちらからアクセスして予約してください。
認定試験は CBT(Computer Based Testing) で行われます。
コンピューターの出してくる質問にマウスやキーボードで回答します。
試験は、テストセンターでも自宅やオフィスからでも行うことが可能です。
認定によっては受験言語を選択できます。
試験のバージョンが更新されたタイミングで日本語翻訳されるようです。
ただ、翻訳品質が必ずしもいいわけではないので、日本語での受験が本当にいいのか迷うところです。
バッジと違い、外部試験のため受験は有料です。
確認した範囲では、いずれの試験も消費税込みで¥22,000消費税込みで役割別が¥22,000、特化型が¥11,000のようでした。(2023/07/06 修正)
バウチャーやクレジッドカードで精算が可能です。
お得なプロモーション
素直に試験料を払ってもいいのですが、せっかく記事を読んでいただいたのでお得なプロモーション情報をお伝えしましょう。
Jam への参加
先に述べたように Jam に参加する時にバウチャーが提供されることがあります。
これは、先日行なわれた SAP の Jam の案内です。
Free Retake Voucher
一度、試験に不合格でも無料でもう一度受験できるバウチャーです。
直接、受験申込時に決済をするのではなく、あらかじめバウチャーを購入して、そのバウチャーで受験します。
レベルで対象の認定を見つけて、そこから購入してください。
認定試験を特定して購入します。
50% Off/半額オフクーポン「50offICCT」
半額オフクーポンの案内もありました。
「こちら」によれは、一人一回までの利用のようです。
50offICCT promotion code - Get 50% when you register and schedule your ICCT Cloud exam using the promotion code. Limited to one usage per candidate
※ 各種プロモーションには提供期限があったり、適用条件が変更される場合があります。
あくまでも投稿時点の情報であり、将来の継続が保証されるものではないことをご了承ください。
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