🧑💻 はじめに
筆者は現在、ソフトウェア会社の SRE部門で監視・復旧を担当しています。といっても、4月に入社したばかりの新人エンジニアで、いまは研修を終えてようやく実務に入るところです🐣
CLFはその研修期間中(3週間)に受験し取得しました。
この記事では、
- 使用した教材
- 学習の進め方
- 試験当日の様子
- 実際に受けてみた感想
などをまとめています。
これから受験される方の参考になれば幸いです。
特に<具体的な学習の流れ>と「💡 やって良かったこと 」のところは、
社会人になっても能力開発の習慣を続けられるよう
試行錯誤をした部分なので、「働きながら勉強するの難しい…」
と感じている方のお役に立てれば幸いです🌻
目次
🧑💻 はじめに
☁️ 受験のきっかけ
📘 使用した教材・リソース
⏰ 学習の進め方
<具体的な学習の流れ>
💡 やって良かったこと
🧭 試験当日の流れ
🧩 難易度と本番の印象
🏅 受けてみた感想
💬 これから受ける人へアドバイス
💐 終わりに・謝辞
✏️ (補足)本記事の作成について
☁️ 受験のきっかけ
きっかけは大きく3つです。
-
社内勉強会(同期主催)
-
SRE部門での取得奨励
1の勉強会がなければ、正直CLFの存在も知らなかったと思います。
同期が中心となってCLF勉強会を開いてくれたことで、クラウドを体系的に学ぶ良いきっかけになりました。
また、SRE部門ではAWS資格の取得が奨励されており、先輩方もSAAなどAWS資格を有している方がたくさんいらっしゃいました。
実務に直結する内容なのが見て取れ、自然とモチベーションが上がりました。
半額キャンペーンが開催されていたのも背中を押してくれた大きな理由です。
📘 使用した教材・リソース
CLF勉強会でいわゆる“緑本”を使うことになったので、参考書はこれだけで問題ありませんでした。
問題集は、SREの先輩におすすめされたCloud Licenseを利用しました。
こちらは購買期間が90日なのですが、SAAなど他のAWS資格も視野に入れていた私にはちょうどよかったです。
ベーシックプランでも問題数・解説ともに充実していて、合格するのに十分な内容でした✅
⏰ 学習の進め方
とにかく 「解いた問題数」よりも「正解できた問題数」 を重視して進めました。
先に合格した同期が 「間違えた問題を2度と間違えないことが大事」 と話してくれていたのでこの方針にしたのですが、終わって改めてみても、すごく大切なことだったなと思います。
ある程度演習量の確保が必要なのは間違いないのですが、「自分の実力にかわった問題の数」に着目することで確実に自信に変わり、私にはこの方針が合っていました。
<具体的な学習の流れ>
- 模試で間違えた問題は必ず解けるようにすること
- (付箋を使って)苦手分野を洗い出すこと
- 忙しくても疲れていても苦手分野を強化できるような仕組みを作ること
この3点を重視して、以下の流れを1週間として3セット繰り返しました。
- cloud license の試験モードで、模試受験
- 間違えた問題にマークをつける(Cloud Licenseの標準機能で★1、★2、★3から選んで付けられる)
- 間違えた問題の、正解を導くのに必要な知識を索引で調べて参考書に付箋を貼る
- 間違えた問題を毎日解き直して反復演習
- 反復演習でさらに間違えた問題はマークを変える(☆1→2→3の順に変更)
- 反復演習でさらに間違えた回数が増えた問題の知識には、参考書の新しい色の付箋(緑→黄→赤の順)を貼る
- 寝る前に付箋を付けた箇所だけを見る
- 1週間繰り返したら1.へ戻る
3.によって、付箋が密集してきた箇所は苦手分野であると可視化することができます。
5.で何度も間違える問題を苦手問題としそれだけを演習できる問題セットを作ります。
忙しい日はこれだけでも解くようにしました。
6.は 試験直前期 に特に役立ち、付箋が3色貼ってある部分だけを重点復習することができました。
ただ、疲れて何もできない…という日もあったので、そういう日は7.だけでもやって寝ました。
本当に"見る"だけ。 眺めるだけでも十分インプットになります✅
このやり方は一見手間がかかるように思えるのですが、知識理解がグラデーションになっていることを実感できて、私にはよく合いました。
「解けるけど理解できていない」「理解しているのに解けない」といった内容を可視化でき、学習の進捗が見えやすく達成感を感じやすかったのが良かったのだと思います。
💡 やって良かったこと
それはChatGPTに学習コーチになってもらうこと。
学習前にChatGPT で自分の「認知傾向」を診断しました。
(引用してるXのスレッド)ChatGPTに認知の優位性を診断してもらう
診断の結果、私は動画よりもテキスト学習が向いているタイプと分かり、自信を持って自分の学習スタイルを決められました。
(「エンジニアになったんだから学習でもデジタルツールを使いこなしたい!会社で配布されてるUdemyをフル活用したい!」と背伸びしていたのですがなかなかうまくいかず、診断結果を見て納得したので明らめました。)
最近はこんなのも流行ってるみたいです
また、試験勉強の途中でつまずいたときは、問題の解説だけでなく
些細なことまでChatGPTに投げました。
「勉強を"毎日"することできてなくて、すでに挫折しそう…」
「点数の上げ方がわからない…」
結果として、
毎日勉強するのは最初から辞めて土日をバッファにしておき、
平日はバッファで取り返せる分しか勉強しない
ことにしました。
CLFの受験の目的には
「今後も継続できるような学習習慣の土台を作る」というのもあったので、
自分に合う学習スタイルを早くに見つけ迷いなく取り組めたのが大きかったです🌱
🧭 試験当日の流れ
テストセンターで受験しました。
オンラインは監視対応のための環境準備が面倒くさそうだったのと、
試験終わりに美味しいものを食べたかったので現地受験を選びました。(生シラスを食べることができました🐟)
【要注意!】
テストセンターには身分証明書を 「「2枚」」 もっていく必要があります!
私は運転免許証とマイナンバーカードを提出しました。
忘れそうな人は前日からバッグに入れておくのをおすすめします✅
試験開始は10:30〜でしたが、10:00に到着してすぐテストを受けることができました。
テスト会場では学習できないため、
ぎりぎりまで直前勉強したい人は会場の外でならできます。
他の試験も並行して行われていたので、周囲のクリック音などが気にならないよう、
用意されていた耳栓を利用して受験しました。
🧩 難易度と本番の印象
Cloud License と難易度はほとんど変わらない印象でした。
見直ししたい問題には「旗🚩」マークのボタンで印がつけられましたが、不安で迷う問題は少なかったです。
🏅 受けてみた感想
CLFは全体を通して 「一問一答」型の試験 で、
「キーワードを見て、該当するAWSサービスを即答できるか」
が鍵になると感じました。
模試で8割を目標に学習していましたが、私の場合は本番直前まで7割止まり。
それでも、受験後にもらえるスコアレポートは8割を超えていたました。素直に嬉しかったです☺︎
基本情報技術者試験に落ちた直後だったので、今回の合格は自信回復にもなりました。
💬 これから受ける人へアドバイス
繰り返しになりますが、突き詰めるとCLFは「一問一答」 の試験になります。
問題文に出るキーワードとサービス名の対応関係を押さえれば、確実に合格に近づきます🎯
問題演習を重ねるうちに反射的に答えを選べるようになるので、
ぜひ 「社会人になった自分に合う学習スタイル」を探ってみて
気負わず楽しみながら挑戦してみてください!🇯🇵
💐 終わりに・謝辞
最後まで読んでくださりありがとうございます!
実は今回、CLFの学習を通じて 「勉強会」という学習スタイルを初めて体験しました。
これまでの私は「試験会場には友だちも先生も連れて行けない」と教わってきたので、
誰かと一緒に勉強することに対してあまり意義を見出せていませんでした。
ですが、
勉強会をきっかけに資格の存在を知れたり、
そこで得た知識が着実に生きていることを実感したり、
一緒に参加したメンバーが記憶のフックとなって覚えやすく・思い出しやすくなったりと、
新しい発見 がたくさんありました。
「皆にとって有意義な機会になるようにするにはどうすればよいか」と
勉強会を企画・運営してくれたファシリテーターはもちろん、
よい刺激をくれた参加メンバーに、改めて感謝の想いを持っています💐
現在は SAA(Solutions Architect Associate) の取得を目指して学習中です。
SAA合格後は DVA(Developer Associate) を目指し、
その後は 基本情報・応用情報などIPA系資格 の学習にも進む予定です🌱
この記事が、社会人になっても学ぶことを楽しみたい人のお役に立てれば幸いです。
✏️(補足)本記事の作成について
本記事は、ChatGPT(GPT-5)にインタビュワー役をしてもらい、
私のCLF学習体験をインタビュー形式で振り返ったものを基に執筆しました。



