はじめに
昨今のAIブームの煽りを受けて社内でOSSを使うことになったエンジニアも相当数いるのではないでしょうか。
社内でOSSを使おうとすると認証プロキシの影響でうまくいかないことありますよね。
私は認証プロキシ下でpip installをしようとして試行錯誤しました。
周りにも困っている人がいたので助けになればと思い認証プロキシとpip install のキーワードがセットになっている記事を作成しました。
この記事では、認証トークンを初めからヘッダーへ挿入しておき、プロキシの認証ステップをスキップすることで対応する方法を紹介します。
pip install を他の認証プロキシに対応していないアプリケーションに置き換えても本記事の方法でいけると思います。
ダウンロード
まずは以下をダウンロードしてください。
fiddler
https://www.telerik.com/download/fiddler
Fiddlerは、Webアプリケーションのデバッグやセキュリティチェックに使われる、ローカルプロキシです。
Fiddlerをインストールする
ダウンロードした以下のファイルを実行してください。
FiddlerSetup.exe
Fiddlerを起動する
ダイアログが表示されますが、キャンセル、いいえを選択していけば大丈夫と思います。
※内容はバージョンによって変わるの自身で判断してください。
Fiddlerをセットアップする
次の二つの手続きを行うことで、認証プロキシに対応していないアプリケーション(ここではpip install)を、認証プロキシ環境下で動くように設定していきます。
- 認証トークンを取得する
- HTTP・HTTPS通信時のヘッダーに強制的に認証トークンを挿入するようスクリプトを変更する
以下の記事の以下の章を参考にしてセットアップを進めてください。
https://qiita.com/Nuits/items/1bd84b45b0b092527d8d
Fiddlerをセットアップする
認証トークンを取得する
Fiddlerのスクリプトを変更し、認証トークンをヘッダーへ挿入する
Pythonをインストールする
Python公式からWindows向けのpythonをインストールしてください。
https://www.python.org/downloads/
tensorfowをインストールする
コマンドプロンプトから以下を入力してインストールしてください。
$ pip install tensorflow
おわりに
以下の記事をかなり参考にさせていただいています。
https://qiita.com/Nuits/items/1bd84b45b0b092527d8d