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Webサイトのクラウド化について

前置き

私はクラウドの知識に疎く、その仕組みについて質問させていただきます。
「Webサイトのクラウドサービスとは、いろんな国に中継地点となるサーバーを置くことで一部の仕事が肩代わりされ、例え遠くの国にあるサーバーへのアクセスだったとしても高速で通信できるようにするもの」といった認識をしています。

疑問に思っている事

例えばこのWebサイトが通販のような数に限りがある物品を取り扱っている場合、中継地点が複数あったとしても最終的な在庫管理をする場所が必要になりますよね?仮に

日本:Webサイトの発信元。国内にクラウドサーバーがある
韓国:同上のクラウドサーバーがある国1
米国:同上のクラウドサーバーがある国2

上記の三カ国でユーザーが同じ商品(在庫1つ)を買おうとした時、同じタイミングだったとしても発信元とクラウドサーバーの距離の都合で決済は日本、韓国、米国の順で行われ日本だけが購入可能。

という解釈であっているのでしょうか?
「クラウドでも発信元との距離でレイテンシや遅延が発生する」かどうかを伺いたいです。

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4Answer

「Webサイトのクラウドサービスとは、いろんな国に中継地点となるサーバーを置くことで一部の仕事が肩代わりされ、例え遠くの国にあるサーバーへのアクセスだったとしても高速で通信できるようにするもの」といった認識をしています。

違います。

すごくざっくり言えば、クラウドでないWebサービスは、自前もしくはレンタルなどの物理サーバでWebサイトなどを構築するものですが、クラウドでは、Amazon AWSなどのサービスを提供しているところが用意する仮想サーバを使って構築するものです。
どちらも通常はサービスの入口(=URL=IP アドレス)は1つで、世界中からの要求をそこで受けているので、トランザクションを適切に処理できます。

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「Webサイトのクラウドサービスとは、いろんな国に中継地点となるサーバーを置くことで一部の仕事が肩代わりされ、例え遠くの国にあるサーバーへのアクセスだったとしても高速で通信できるようにするもの」といった認識をしています。

この認識は、厳密には「クラウドサービス」というよりも「CDN(コンテンツデリバリネットワーク)」に近いです。クラウドはもっと幅広い概念で、単に中継サーバーを置くことを指すわけではありません。

ご質問の「在庫が1つしかない商品を、複数の国のサーバーから同時に購入しようとしたらどうなるのか」という点は、分散システムにおける排他制御やトランザクション処理に関わる話題です。
一般的な実際の通販サイトでは、在庫の一元管理を行い、同時購入の競合を防ぐためにデータベース側でロックやトランザクション制御を行います。そのため、アクセスするサーバーの物理的な距離(レイテンシ)の違いで購入の成否が決まる、ということは基本的にありません。

キーワードとしては「分散システム」「排他制御」「トランザクション処理」あたりを調べてみると理解が深まると思います。

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『「クラウドでも発信元との距離でレイテンシや遅延が発生する」かどうかを伺いたいです。』という質問に対しては発生しうるという返答になります。クラウドといえどレンタルサーバーであるため距離遅延の発生を0にすることは不可能です。そのため、AWSやGoogleCloudなどのサービスは世界各地にデータセンターを配置しているため、アクセスするユーザーに近ければ距離遅延は可能な限り抑えられます。つまり、韓国とアメリカでも顧客を偉いサービスであればそのリージョンのサーバーを選択するという判断ができます。

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