株式会社エイチーム(以下エイチーム)とサイボウズ株式会社(以下サイボウズ)で在籍型出向によるエンジニアを交換留学する取り組みを実施しました。
今年で2回目の取り組みとなり、今年は自分が株式会社エイチームからサイボウズ株式会社へ出向となり、2023年10月の1ヶ月間サイボウズ株式会社で仕事をしておりました。
本記事では、この1ヶ月の取り組みをしてみてどうだったかの学びをアウトプットする記事です。
※ 公には細かいところまではアウトプットしませんので、どうしても一般的な話になってしまうことはご容赦ください
第一回目(2022年)のときのプレスリリースは以下です
https://www.a-tm.co.jp/news/34656/
交換留学の目的確認
- 自身の視野や知見を広げること
- 良いところを持ち帰って普段の業務に活かすこと
- 自身の強み・弱みを肌で感じ、今後のチームの活動方針を考える際の参考にすること
「自身の視野や知見を広げること」に関して
エイチームではEMという立場で仕事をしています。
今回はEMという立場がなくなり、プレイヤーとしてジョインさせていただくことで普段ではない視点から見ることができたと思います。
その中で、エイチームの強みやサイボウズの強み、様々な情報を俯瞰して見ることができたと思います。
新卒でエイチームに入社して9年目、周りから見るとベテランの部類になるかと思います。
何かを行動する際はそれが当たり前だと思ってしまいますし、何かが起こったときはなんとなく対処法も想像できてしまいます。
その固定概念が自身の幅を狭めてしまっているなと今回気づきました。
「良いところを持ち帰って普段の業務に活かすこと」に関して
サービス基盤に対する考え方や、仕事の進め方、等々良いところは色々吸収できたと思います。
現在、エイチームに戻って働くにあたって、サイボウズで学んだことを早速チーム内で実践しております。
しっかりと会社に還元できるように、いいものはどんどん広げて行きたいと思い舞ます。
「自身の強み・弱みを肌で感じ、今後のチームの活動方針を考える際の参考にすること」に関して
自身の強みとしては、「行動力」「コミュニケーション力」「スクラムマスターの経験」かと思っています。
今回サイボウズに入って改めて自分の強みを認識できたかと思いました。
ちなみに、自身が感じていた、思っていた弱みは実は「アウトプット力」です。
今回は強制的にアウトプットしないと行けない場に自ら飛び込むことで、多くアウトプットすることを自分に課していました。
質が高いアウトプットができたかと言うとまだまだだな・・と課題に思うところは多くありましたが、アウトプットができたかと思います。
交換留学でやるべきこと
- サイボウズで関わってくれた方々に対して刺激を与えること
- エイチームの成長のヒントとなることを持ち帰り共有を行うこと
- サイボウズでできた人脈を活用していくこと
エイチームのことをアウトプットしつつ、様々な人に考えるきっかけやヒントをお渡しできたかなと思います。
ただ、1ヶ月という短い期間ということもあり、アウトプットして終わりというところで止まってしまったものもあったかと思います。
更にそこから改善を繰り返し、成果が出るところまでやりたかったです。
チームでやったことの紹介
ざっくりとしたスケジュールは以下となります。
- オンボーディング(1.5営業日)
- 製品チームに配属され、チーム内で開発①(8営業日)
- 製品チームに配属され、チーム内で開発②(8営業日)
- まとめ期間(2営業日)
製品チームは2つのチーム体験に参加したため、隔週で違うチームに配属された形となります。
上記以外にも、他チームとの交流や1on1、LT大会、社内MTGなど、色々な経験をさせていただきました。
会社や事業についての学び
前提として、どっちが良くて、どっちが悪いかというものはないと思います。
サイボウズ、エイチームそれぞれ事業、組織文化、人が異なるので色が違うのは当たり前のことだと思います。
その中でも、ビジネスモデルの違い、要するにサービス(製品)や収益基盤の違いから、組織の文化や人の考え方、動き方が異なるなということが全体通して感じたところです。
エイチームしか知らない自分は他のサービスや組織風土を知ることはとても貴重な経験でした。
結び
1ヶ月は本当にあっという間でした・・!そして、とても濃い1ヶ月を過ごせました!
今回の交換留学を実施するに辺り、事前準備や受け入れ体制を作ってくれたエイチームならびにサイボウズの方々には大変感謝しております。
自身が1ヶ月間、楽しく仕事ができたのもみなさんのおかげだと思っています。
今回の交換留学は視野や知見を広げる機会としてはとても良く、自分の仕事人生の中でも価値のある1ヶ月でした。
(なによりも1ヶ月という短い期間で自身の求められているレベルのものをアウトプットするというミッションがあるので、1日1日がとても濃かったです。)
今回刺激を受けた分、それをきちんと自分で終わらさせるのではなく還元できるようにしていきたいと思います。
是非こういう取り組みを色々な方に知ってもらい、自分たちもやってみたい!と声があがるといいなと思います。