はじめに
先日 OpenAI から ChatGPT が搭載されたブラウザ「ChatGPT Atlas」が発表されました。
最近は、以下の記事のようなブラウザの特徴や所感などを記事にまとめているので、今回もそのような感じで記事にまとめたいと思います。
ChatGPT Atlas とは
ChatGPT Atlasとは、OpenAI が開発した ChatGPT が搭載されたブラウザです。
「Google Chrome で ChatGPT を開いたのでは?」と思うようなUIです。
ページを開くと、右サイドバーで ChatGPT とチャットできるのも特徴です。
この辺りは Dia の UI と似ていますね。
ChatGPT Atlas の始め方
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ChatGPT Atlas の公式ページ からダウンロードする
- 今のところ、macOS 版のみ提供されています
- なお、Apple Silicon を搭載した macOS 14 以上で動作するとのことです
- ChatGPT のアカウントでログインする
- 別ブラウザの情報をインポートする
- 今のところ、Google Chrome もしくは Safari のみインポート可能です
- インポートできる情報
- パスワード
- ブックマーク
- 閲覧履歴です
- (拡張機能もインポートして欲しかった...)
導入手順に関しては、以下の記事でも紹介されています。
また、以下の記事によると、macOS 以外も利用できるようになるみたいです。
Windows、iOS、Android 用のバージョンは現在開発中で、近日中に公開予定です。
ChatGPT Atlas でできること
ChatGPT がシームレスに使える
先ほども紹介しましたが、「Google Chrome で ChatGPT を開いたような UI 」をしています。
ですので、ブラウザを使いながら、シームレスに ChatGPT を使うことができます。
ページに対して質問できる
右サイドバーで ChatGPT とチャットできるので、そこで質問することができます。
例えば、要約や翻訳なども簡単に行えます。
カーソルで選択した範囲に対して質問することも可能です。
エージェントモード
ChatGPT がブラウザを操作してくれる機能です。
2025年10月時点では、エージェントモードは有料プランのみ利用できます
「Qiitaの新規記事作成画面を開いて」とお願いしてみたところ、画像のような手順を踏んで画面を表示してくれました。
実際に手順を踏んでページを開いてくれました。
作業の途中で自分が引き継ぐこともできたので、ChatGPT に任せつつ必要に応じて介入する、といった使い方も可能でした。
さいごに
ChatGPT Atlas は、ChatGPT がブラウザに溶け込んでいるような体験で、まさに ChatGPT が搭載されたブラウザという表現がぴったりでした。
個人的には、ChatGPT をよりシームレスに使える分、Dia よりも使いやすいと感じました。
今後のアップデートでどういったブラウザになっていくか楽しみです。





