はじめに
この記事はGoogle Apps Script Advent Calendar 2022の2日目の記事です!
Google Apps Script(以降、GAS)は、Google DocsやGoogle SheetsといったGoogle系のサービスとの連携が容易であることが知られています。Google系のサービスの中にGoogle 翻訳というサービスがありますが、こちらの機能も簡単にGASで使うことができます。
今回は、GASでGoogle 翻訳をどう使うかを解説しようと思います。
GASでGoogle翻訳が簡単に使えるという話
GASにはLanguageApp
というクラスが用意されています。このクラスのtranslate
メソッドを使うことで、Google 翻訳の機能を使うことが可能です。
使い方
LanguageApp.translate(翻訳したいテキスト, 翻訳したいテキストの言語, 変換したい言語[, 返り値のオプション])
どの言語が対応しているかは、こちらのリストから確認が可能です。
返り値のオプションとして、テキストとHTMLが選べるようになっており、デフォルトではテキストになっています。
サンプル
実際に関数を使って、英語のテキストを日本語に変換するサンプルを書いてみます。
const useTranslate = () => {
const sourceText = 'How’s it going?';
// sourceTextを英語(en)から日本語(ja)に変換する
const translatedText = LanguageApp.translate(sourceText, 'en', 'ja', {contentType: 'text'});
Logger.log(translatedText);
// 翻訳結果 => 調子はどう?
}
今回は英語のテキストを日本語に変えるスクリプトを書いてみましたが、問題なく変換することができました!
さいごに
今回は、GASでGoogle 翻訳を使う方法をまとめてみました!簡単に翻訳機能が使えるので、興味がある方は是非ご活用ください。