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15年エンジニアをやって気づいた「プロフェッショナル」の条件

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TL;DR

  • プロフェッショナルとは「気分に左右されず、一定の質と量のアウトプットを出し続けられる人」
  • 自分は「忙しいから」「気が乗らないから」と後回しにしてしまうことが多かった
  • 15年やってきて、ようやく“プロ意識の足りなさ”に気づいた

「プロ」ではなく「プロフェッショナル」

エンジニアとして15年、ずっと「プロ」=職業としてソフトウェア開発に携わってきた。
けれども、ある記事で「プロフェッショナルは、感情や気分に左右されず一定の質と量を出せる人」という言葉に出会って、衝撃を受けた。

「プロ」と「プロフェッショナル」は違う。
私は確かにプロとして仕事をしていたが、果たしてプロフェッショナルだっただろうか?

思い当たるふし

  • 忙しいときにレビュー依頼がきたプルリク
    「後でやろう」と思って、ずるずる後回しにしてしまう。
    気づけば翌日、相手の作業が止まっている。

  • 概要設計まではサクッと終わらせるのに、詳細設計に着手するのが億劫
    「集中できる時間ができたらやろう」と考えて、先延ばししてしまう。
    結果、ギリギリのタイミングで焦って仕上げる。

どちらも「やればできる」のに、「気分」に作業の開始・スピードを委ねてしまっていた。
そして、そのことでチームやプロジェクト全体に影響が出ていたはずだ。

他責にしていた過去

これまでは「やる気が出ない」「モチベーションが上がらない」と言っては、
その理由をプロダクトの特性のせいにしたり、他部門のせいにしたりしていた。

当時はそれを“悩んでいる”と思っていたが、今振り返れば見当違いも甚だしい。
本当の原因は、外部要因ではなく 自分のプロ意識の欠如だった。

私の悩みを聞いてくれた人は、おそらく心の中で「結局はあなた次第では」と感じていたはずだ。
そう思うと非常に恥ずかしいが、この気づきを受け入れなければ、私は本当のプロにはなれないのだと確信している。

プロフェッショナルとは

プロフェッショナルは、モチベーションに関係なく一定の成果を出す人

だということ。

  • やる気があるからやる
  • 気分が乗らないから後回し
  • 苦手なことより得意なことから着手する

これではアマチュアと変わらない。
状況がどうであれ、同じレベルのアウトプットを継続できるかどうか。
これこそがプロフェッショナルの条件なのだと思う。

これからの自分へ

正直に言えば、15年間エンジニアをしてきて初めてこの視点を強烈に意識した。
これまでは「成果を出しているから問題ない」と思っていたが、
“プロ意識の不足” が自分の大きな課題だったと気づいた。

これからは、

  • 気分や忙しさに左右されないレビュー対応
  • 面倒な作業でも優先度順に片づける意識
  • 一定のリズムで成果を出す習慣化

を心がけたい。

おわりに

この記事は、私自身の反省と気づきの整理として書きました。
同じように「プロ」と「プロフェッショナル」の違いを考えている方がいたら、ぜひ意見を聞かせてください。

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