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(RPA)uipathを使用し、作業を自動化にしましょう!

Last updated at Posted at 2020-08-24

#背景
ITプロジェクトの中、必ず同じ作業を毎日にしなければいけない時があります。
例えば:
 ・作業環境の準備(メール、IDEを開く、特定の作業フォルダ、特定の作業サイドなど)
 ・運用保守する際にシステムを監視するため、データの取集を24時間やらなければならない時
 ・何度も同じテスト仕様書のエビデンスを取る必要がある時
 ・品質データの取得と分析
 ・・・

#課題
普通自動化したい場合はVBAあるいはバッチを作りますが、でも下記の課題があります。
 ・VBA、バッチの知識が必要です。
 ・VBA、バッチの作成は時間がかかる。
 ・UIがないので、bugがある時にメンテ(debug)が難しい。
 ・VBA、バッチに対応できない時がある。
  (例えばTFSにある特定のフォルダの最新バージョンを取得するなど)

#RPAとUiPathとは?
 RPAとは「Robotic Process Automation」の略語で、自分の理解だと、PRAソフトウェアを使用し、実際作業していく中で実行されたマウスイベント、キーボードの入力などを定義あるいは記録し、作業を自動化させることを指します。
 uipathはPRAソフトウェアで、主な機能は下記のようになります。
  ・マウスイベント、キーボードの入力などを定義あるいは記録
  ・指定したアプリ、フォルダを開く
  ・webサイト(のtableタグ)にあるデータをクロールできる
  ・excelなどのアプリを連携できる
  ・python、batchなどのプログラムを呼び出せる
  ・条件分岐(if)、ループ(for)などでロジックを実現できる

#実際UiPathで遊んでみましょう!
下記の手順で簡単な例を作成していきます。
  ①ブラウザで指定のサイトを開く
  ②検索キーワードを記入し、検索する
  ③検索結果の画面キャプチャを取る
  ④画面キャプチャをExcelに貼り付ける
※UiPathのインストールとUiPathプロジェクトの作成は省略します。

##①ブラウザで指定のサイトを開く
■アクティビティ名:「ブラウザーを開く」
 プロパティ:
  ・URL:"https://www.google.com/"
   ※””で囲むこと
  ・ブラウザーの種類:BrowserType.Chrome
image.png

##②検索キーワードを記入し、検索する
■アクティビティ名:「文字を入力」
 プロパティ:
  ・ターゲット:🈪をクリックし、入力するテキストボックスを選択する
  ・テキスト:"UiPath"

■アクティビティ名:「クリック」
 プロパティ:
  ・ターゲット:🈪をクリックし、検索ボタンを選択する
image.png

##③検索結果の画面キャプチャを取る
■アクティビティ名:「スクリーンショットを作成」
 プロパティ:
  ・ターゲット:🈪をクリックし、範囲を選択する
  ・「出力」⇒スクリーンショット:image1

■変数の作成
 プロパティ:
  ・Name:image1
  ・Type:UiPath.Core.Image

■アクティビティ名:「メソッドを呼び出し」
 プロパティ:
  ・ターゲット型:System.Windows.Forms.Clipboard
  ・メソッド名:SetImage
image.png

##④画面キャプチャをExcelに貼り付ける
■アクティビティ名:「Excel アプリケーション スコープ」
 プロパティ:
  ・ブックのパス:"C:\Users\zhang.yangfeng\Desktop\Temp.xlsx"

■アクティビティ名:「ホットキーを押下」
 プロパティ:
  ・ターゲット:🈪をクリックし、セルを選択する
  ・キー修飾子:KeyModifiers.Ctrl
  ・キー:"v"

■アクティビティ名:「ブックを保存」
image.png

#最後に
決まった手順で繰り返し行われる定常作業はどんなプロジェクトにもあると思います。
人で作業すると、単純作業で作業者のモチベーションも下がると思います。
そして、コストもかかるし、人的ミスも必ず発生します。
よって、自動化できることはなるべく自動化にしましょう!
では、UiPathに関する紹介はここまでにします。

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