事の顛末
以前,Twitter にてこんなつぶやきを発見しました.
要するに,外国人の日本語学習者に向けて,
「カタカナの『リ』『ソ』『ン』,ちゃんと区別できる?」
「できなかったらもっと練習だぜ!」
「ところで,“Marilyn Manson”ってカタカナでは『マリリン・マンソン』って書くんだぜ!」
というつぶやきです.
そこで 0.2kg 君は思いました.
「なるほど,マリリン・マンソンやべぇ」
「この 3 つの読み分け・書き分けは日本語ノンネイティブにはやはり鬼門なのか」
というわけで,
「マリリン・マンソン」を使って「リ」「ソ」「ン」の区別を練習できるゲームを作っちゃおう!
という発想から,本記事でご紹介する「マリリン・マンソン・ゲーム」の作成に至りました.
これが「マリリン・マンソン・ゲーム」だ!
ここでプレイ可能です.
ルール
10 秒以内に 25 個の「マリリン・マンソン」とその偽物から,本物の「マリリン・マンソン」を探し当てる.
得点は「(残り時間 [sec])*100-(ミス回数)*10」で計算される.
所感
残り時間で難易度調整ができそうですが,筆者も含めた日本語ネイティブにとっては 10 秒ちょいくらいがクリアできるかできないかのギリギリなんじゃないかと思っています.
その後
個人的にノンネイティブの日本語学習者さんの反応が気になったので,知人の外国人留学生 2 人にこのゲームをやっていただきました.その結果,
「選択肢を 2, 3 個読むだけで制限時間終わっちゃった……」
「僕もだよ.制限時間までに 3 つより多くは読めなかったよ.これってスピード勝負のゲームでカタカナの読み分けができてるかのテストじゃない気がする」
という非常に興味深いコメントをいただきました.
「マリリン・マンソン・ゲーム」,どうやら日本語学習にはあまり役に立たないゲームのようです.
どっとはらい.