以下の記事、気になったので少し調べてみます。
「Amazon EC2 ステータスチェックが、接続された EBS ボリュームの到達可能性の健全性をサポートするようになりました(直訳)」
情報公開日:2024年8月27日
■要約
インスタンスからEBSボリュームに対して、到達できているかどうかを確認できるようになったとの事ですね。
EC2コンソールやAPIから確認、取得できるみたいです。
要約:
本日より、Amazon EC2 ステータスチェックで、インスタンスにアタッチされた EBS ボリュームが正> 常にアクセス可能かどうかを直接監視できるようになりました。
これにより、アプリケーションのパフォーマンスに影響を与える問題を素早く検出でき、Auto Scaling グループと統合することで、高可用性と信頼性を確保できます。
従来はCloudWatchメトリクスの設定が必要でしたが、今後は追加設定なしでEC2コンソールやAPIから直接状態を確認できます。
この機能は、すべてのEC2 Nitroインスタンスで利用可能です。
■ステータスチェック項目が「3/3 のチェックに合格しました」
EC2のコンソール画面をよく見る方にはお馴染みのステータスチェック
「2/2 のチェックに合格しました」ですが、ステータスチェックが増えた事で
「3/3 のチェックに合格しました」になっていました。
(補足:インスタンスを選択し、ステータスチェック
タブを選択すると確認できます。)
チェックの詳細を見てみると以下のような項目が追加されています
「アタッチ済み EBS のステータスチェックの失敗」
■どんなメトリクスが増えたのか
「StatusCheckFailed_AttachedEBS」のメトリクスが追加設定なしで確認できるようになったようです。
詳しい事は以下のリンクから確認できました。
Amazon EC2 インスタンスのステータスチェック
https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/monitoring-system-instance-status-check.html
■監視について
インスタンスステータスチェックをCloudWatchを利用して現在監視していれば、そのまま恩恵を受ける事ができそうですね。
ステータスチェックのメトリクスは通常0で推移しています。
異常があれば、1か2の値になるわけですが、これで3という値を示す可能性が出てくるという事です。
■「2/2 のチェックに合格しました」と「3/3 のチェックに合格しました」が混在している
一つ注意点です。
どうやらこの項目追加は「すべての EC2 Nitro インスタンスでサポートされている」との事なので、旧インスタンス?は2/2のままとなっているようです。
■AWS CLIの利用
また、AWS CLI を使用する場合は、以下のコマンドを実行することで EBS ボリュームのステータスを確認できます。
aws ec2 describe-instance-status --instance-ids <インスタンスID>
■終わりに
何にせよトラブルシューティング時の切り分けを助けてくれそうな項目追加で嬉しいですね。
以上です!