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AWSの新サービス「Amazon Q」はAWSリソースを参照できるChatGPT?

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■概要

AWSを運用するエンジニアにとっては期待のサービス「Amazon Q」が公開となりました!
端的に言うと、AWSのリソースを参照できるChatGPTというのが分かりやすいでしょうか?

以下公式の記事を参考に書いていきます!

Amazon Q は、IT プロフェッショナルと開発者に AI を活用した生成支援を提供します (プレビュー)
https://aws.amazon.com/blogs/aws/amazon-q-brings-generative-ai-powered-assistance-to-it-pros-and-developers-preview/

前提として、使用できるリージョンは米国東部 (バージニア北部) と米国西部 (オレゴン) のプレビューのみです!(2023/11/29現在)

サポートリージョン.png

■Amazon Q の機能

今回発表(紹介?)されている項目は以下の7つのようです。

  1. 会話型Q&A機能
  2. Amazon EC2インスタンス選択の最適化
  3. コンソールで直接トラブルシューティングとエラー解決
  4. ネットワークのトラブルシューティング支援
  5. IDEとの統合と会話機能
  6. 機能開発能力
  7. Amazon Q Code Transformationによるアプリケーションのアップグレード

今回は一番基本的な機能となるであろう「会話型Q&A機能」についてもう少し詳細に書いてみます。

■会話型 Q&A 機能

使用開始するには、画面右側の「Amazon Q アイコン」を選択する事で開始できます。

アイコン.png

アイコン2.png

上記のように表示されました。
ブラウザ側で日本語に変換してみます。

アイコン2日本語.png

「AWSについて何でも聞いてください」の所に質問を入れれば、現状のリソースをもとに的確なアドバイスをもらえるというイメージですかね!
ちなみに他生成AIと同様に継続して会話をする事も可能になっています。

■何か聞いてみる

例文であった以下を聞いてみて、回答を確認しました。

What is the CLI command to list all the t3.micro instances in my account?
(アカウント内のすべてのt3.microインスタンスをリストアップするCLIコマンドは何ですか?)

質問1.png

コマンドdescribe-instancesを使用して、NameとValuesでフィルタリングすると良いと返ってきました。

AWSアカウント内のすべてのt3.microインスタンスを一覧表示するには、以下のAWS CLIコマンドを使用できます。

aws ec2 describe-instances --filters Name=instance-type,Values=t3.micro

■他の質問

その他以下の質問を投げてみました。

Why can't I reach my web server from the Internet?
(インターネットからウェブサーバーにアクセスできないのはなぜですか?)

質問2.png

「AWS Q for Reachability Analyzer」を使用してくださいって事みたいです。
リンクを押下すると画面が切り替わりました。

質問2_2.png

しかし、この処理中の状態で待ち続けても回答は返ってこず…
ネットワークに関する他の質問も投げてみましたが同じ状況でした…(聞き方が悪いのか…)

もう少し検証進めますが、今日はここまで。

■最後に

AWS内で発生しているエラーに関するトラブルシューティングに利用できそうで、時間のかかる手動ログのチェックや調査への活用もあるみたいですね。
後はインスタンスのEC2インスタンス選択の最適化を手伝ってくれるようなんですが、稼働リソースに関する質問とかも受けれるようになるんでしょうか?

今の所はプレビューですし、東京リージョンで使える日を楽しみにしたいと思いました。
簡単な内容になりましたが以上です!

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