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Raspberry Pi 4Bでneopixel(WS2812B)をSPIで制御してみた

Last updated at Posted at 2023-07-30

結論

import board
import neopixel_spi
pixels = neopixel_spi.NeoPixel_SPI(
    board.SPI(),
    n = 10, # LEDテープの連結数を指定。今回は10個
    brightness=0.01,# 明るさの指定
    auto_write = True,# Trueにすることで、pixelsのlistを書き換えたら自動でLEDに伝達される。
    pixel_order=neopixel_spi.GRB,# RGBモード
    bit0=0b10000000 # デフォルト値は、0b11000000
)
pixels.fill((255, 0, 0))# LEDが真っ赤に光る。

目的と状況

  • NeoPixel RGB TAPE LEDをRaspberry Piを使用して制御したい。
  • GPIOの配線の都合上、SPI(GPIO 10 (SPI0 MOSI))を利用したい。
  • 初めてラズパイでテープLEDを使用するので、ちんぷんかんぷんです🤷‍♂️
    • 勉強したことも含めて、記事を書いていきます。

実行環境

  • 使用ラズパイ
    • Raspberry Pi 4 Model B
  • OS
    • Raspberry Pi OS
  • LEDテープ

はまったこと

  • exampleを起動した直後は正しく制御できますが、数秒経つと制御していたLEDが、明るさMAXで白色点灯します。
  • この状態になると、一度スクリプトを停止して、再度実行しなければLEDの色を変更できません。

調べたこと

  • 最初にSPI通信とはなんぞやについて調べました。
    • 以下のサイトが分かりやすかったです。
      • AnalogDialog SPIの基本を学ぶ
        • ただし、今回はきちんとしたSPI通信はしていない(MOSIピンしか使用していない)ので、この事象に対しての直接的な解決策にはなりませんでした。
  • そもそもどうやってLEDを制御しているのか?
    • こちらの公式サイトで勉強しました。
      • NeoPixels on Raspberry Pi Over view
        • PWMを用いてLEDの輝度、色などを制御しています。
        • LEDテープに使用されているマイコンによって、ON/OFFの周期が違います。
          • ↑最終的にこれは事象とは関係ありませんでした。
    • 連結通信についてはこちらがわかりやすかったです。
    • SPIを使用してLEDを制御する場合のテクニックも公式サイトに掲載されていました。
    • 上記から、当該現象は、送信しているデータがずれていることが原因のような気がしてきました。

解決策

  • ついに同じ事象が発生している人を発見しました。
    • github #25 Neopixel with SPI on Raspberry Pi OS (5.4.79)
      • bit0を指定し直せば治りました。
        • bit0はNeoPixel dataをSPI dataに変換するための値です。
          • ここの変換がうまくいっていなかったので、間違ったデータを送ってしまい、制御不能になったと思われます。
          • 環境によっては、bit1も指定する必要があるかもしれません。

まとめ

  • Raspberry Pi 4Bを利用して、neopixel(WS2812B)をSPIピンで制御できました。
  • 正直、SPIでやる人はあまりいないと思いますが、お役に立てれば幸いです。

参考

大変感謝しております。

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