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キーボードが壊れたので手元のラップトップをキーボードにする

Last updated at Posted at 2020-04-22

いきさつ

キーボードに紅茶をこぼしてしまい、完全に壊れました。

数万円するキーボードが壊れるのは精神的に辛いものがありますが。

しかし、それ以上に重大な問題があります。手元に予備のキーボードが無いことです。つまり、PC での作業が一切できません。

手元のラップトップをキーボードに

キーボードの予備はありませんが、幸いにして手元にラップトップはありました。しかし、仕事の環境がデスクトップに最適化され、このデバイスでは満足に仕事はできません。

しかし、このデバイスをキーボードとして使うことができれば、キーボードの質はおちるものの、ある程度仕事になりそうです

ChromeRemoteDesktop

Chrome には Chrome Remote Desktop というアプリケーションがあります。これは、他の PC から遠隔操作できる機能です。

Chrome Remote Desktop の特徴として、ホスト側と完全同期するというものがあります。つまり、クライアントでマウスを動かせば、ホスト側の PC のマウスポインタも同時に動きます。クライアント側だけで表示されることはなく、画面はつねに完全に同期します。

正直なところ、今までこれは余計な機能だと思っていました。外から操作するとき、家にいる人にとっては勝手に PC が動いているように見えるからです。

しかし、今回はその機能に助けられました。

また、ホスト側での操作も可能です。つまり、ホスト側でマウスをつかい、クライアントでキーボードを使うことができるのです。

この機能をつかうことで、普段どおりデスクトップを使い、キーボードだけラップトップから操作することが可能になります。

ラグについて

体感ではラグはほぼありません。普通にキーボードを使っているときと同じ感覚で使用できます。また、キーボードとしてのみ使うなら、画面や音のラグは気にする必要がありません。

注意点

音が両方から出る

Chrome Remote Desktop では、音もクライアント側とホスト側で両方出力されます。ラップトップをキーボードとして使うなら、クライアント側の音量はゼロにしましょう。

画面が邪魔

当然のことながら、リモートデスクトップでは画面も共有されます。このときラップトップ側の画面は単に邪魔なので、消してしまうのが良いでしょう。

最後に

不測の事態というのはいつでも起こるものです。選択肢は多く持っておいたほうがいいでしょう。また、問題が起こったときに、手持ちのカードでなんとか対処できないか考えるのも大切です。

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