はじめに
社会人5年目に入り、PLとして他のメンバーにタスクをお願いしたり、複数のPJを同時に進行したりと、役割が増えてきた今日この頃です。
そんな中で、「他の人にタスクをお願いするのも大変だなぁ」という悩みが出てきたのをアジャイル開発の「ペアワーク」のエッセンスを取り入れることで解決を目指した話です。
困っていたこと
難しいタスクが来た時に、「自分もちゃんと調べないとどう進めたらいいかわからんなぁ、、」となり、以下のフローを踏んでいました。
その結果、メンバーにタスクの依頼をするのが億劫になり、タスクを抱え込みがちでした。
脳裏に過ぎるスクラムマスターの言葉
悩みながら仕事をしていた頃、ふと新卒時代にスクラムマスターだった先輩と設計書作成のペアワークをやって、「こうやって一緒にした方が認識合わせやレビューの手間が減って楽なんですよ」っていうような事を言っていた事を思い出しました。
当時は「先輩が言うならそうなんだな」ぐらいだったのですが、今の立場になってから思い出すと、「ペアワークで一緒にやれば、難しいタスクもお願いしやすいのでは?」と考え始めました。
ペアワークによるタスク抱え込みからの脱却作戦
目的
- PL側で最初にやるタスク説明の準備を省き、タスクのゴール、やることリストを一緒に作る!
- 開発はメンバーに一任して、PRレビューだけする想定。
方針
- 資料の念入り準備はしないが、ペアワーク自体のゴールは決めておく
- 自分のアドリブ力を信じる
実践の流れ
- タスクを依頼したいメンバーの予定を押さえる(大体1時間ぐらい)
- メンバーの座席へ行って、バランスボールに座って、今からやるペアワークのゴールを共有する。
- 気楽に始めたい。
- 自分が知っている情報をとりあえず話す。
- そこからは臨機応変に進める。
- 必要になった資料があれば、その場で共有する。
- 自分でも分からない部分が出たら、その場で一緒に調査する。
- そこからは臨機応変に進める。
- お互い合意したタスクのゴール、TODOリストを話しながら作っていく。
- 「じゃあ、よろしくお願いします!」と一言伝えて終了
実践した成果
実践パターン1:設計を一緒にやる
「あるサービスのURL構造を変更したい」と言うタスクが来た時、

みたいなことが色々浮かんで止まらないって言う状態でしたが、そのままメンバーとペアワークをスタートした結果、以下の成果を得られました!
- 「コードを書く」以外でやって欲しいタスクも、その場で見つかって、ちゃんと依頼できた。
- 「影響範囲はここと、ここと、、、あ、ここもあるじゃん」と、その場でコードを見ながら一緒に検討したので、どの辺のコードを読むべきかを共有できた。
実践パターン2:工数見積もりを一緒にやる
と自分自身も割と不安でいっぱいと言う感じでした。
ただこの時の自分は他のPJ対応で忙しかったので、別の開発メンバーになんとか任せたいという気持ちでペアワークをスタートした結果、以下の成果を得られました
- 調査する際は別の切り口で一緒に調査してくれたり、自分よりもメンバーの方が詳しい仕様の時は意見を出してくれるので、自分一人でやるよりもスムーズに進められた。
- 現段階では分かっていないことをその場で「分からないなぁ」と伝えることで、同じ問題意識を共有できた。
- 開発を担当するメンバー本人の工数見積もりなので、自分がやるよりもズレが少ない
やってみての所感
- ペアワークやる前から人間関係を構築できているほど、やりやすいと感じた。(気兼ねなく話せるので)
- メンバーの知らなかった一面や成長を感じる機会があって楽しい
- ただ話して終わるのではなく、メンバーが理解できる形で決まったことを文章化しておくのが大切
最後に
ペアワークに限らず、アジャイル開発で挙げられている手法(プラクティス)は、ウォーターフォールとか関係なく、「使える時は使えるもの」だと思っています。
今後も解決したい問題に合わせて、適切なものがあれば取り入れて、チャレンジしていこうと思います!


