こんにちは! any でエンジニアをしている平野裕也 (@yuyan_any) です
この記事は any Product Team Advent Calendar 2025 シリーズ1 の 16 日目の記事です。
2025年4月に業務委託(以下、フレンズ)として any にジョインし、
同年10月から正社員として働くことになりました。
any では業務委託で働いている方のことを anyフレンズ と呼んでいます🙋♂️
この記事では、
フレンズとして半年働いてみて感じたこと、正社員になると決めた理由、今後の抱負を書きたいと思います。
フレンズとして参画してからの半年間
4月に参画したタイミングは、ちょうど Qast モバイルアプリのリニューアルの佳境。
まずは Qast の SP画面の改修や React Native 周りの改修を担当しました。
最初はウェブ側ではなくモバイル関連のタスクを担当することになり戸惑いましたが、
モバイルアプリってこんな感じになっているのかと体感することができ、これをきっかけとして個人開発をはじめたりもしました🙌(この話は別日のアドベントカレンダーで書く予定です📝)
レビューのやり取りも、any らしさを感じることができました。
レビュイーになることが多いのですが、ネガティブな気持ちにならない、相手を気遣っていることが伺える書き方、伝え方、提案の仕方、非常に気持ちの良いやり取りをしていただいております。
自分もレビュアー側のときには気をつけているのですが、こういった気遣いが自然とできる環境は、本当に貴重だと日々感じています。
any ではレビューを通して品質と設計を着実に確認して積み重ねていく開発プロセスが定着していて、考え方やセルフレビューの方法、コーディングへの向き合い方まで大きくアップデートされた半年でした。
その後 UI 刷新チームへ
モバイルの改修が落ち着いたあとは、Qast の UI刷新プロジェクトへ。
新画面の機能開発や、新しい検索まわりの UI改善など、
今後の Qast の基盤になる部分に関わることができました。
今も同じチームで、ユーザーからの要望に応える改善を進めています。
なぜ正社員になったのか
① 文化の厚みとプロダクトへの熱量に惹かれたから
フレンズとして働いていても、社員とフレンズの垣根などを意識することがなく、
話しやすい雰囲気、相談しやすい雰囲気を常に感じていました。
だからこそ、参画してからスムーズに業務に入れたのだと思います。
こういった雰囲気や環境は簡単に作れるものではないと考えていて、any がそれを実現できているのは、
any の文化とその文化を推し進める熱量を持った方々がいることが理由だと思っています。
any には全社員が集まる anyDAY という月イチのイベントが行われていたり、ランチのときに新しく入った人の紹介イベントがあったりと、自然と関係性が生まれる機会が多いです。
こうした繋がりが文化を浸透させ、さらに育てていると感じます。
そして私はこの繋がり、文化の厚みに惹かれていきました。
先輩社員の方々のプロダクトへの熱量にも、強く惹かれていました。
目の前にあるタスクをただこなしていくだけではなく、プロダクトの未来のことを考えながら日々を過ごしていく先輩社員の方々は、見ていてとても羨ましかったです。
自分もそんな熱量を持って働きたいと思いながら、今の自分はどうだろう?と何度も考えてきました。
でも、any では実際にその熱を注いでいる人たちを間近で見ることができ、「自分もこうありたい」と自然に思えるようになりました。
日々のプロダクト・技術への向き合い方、議論の仕方、レビュー文化。
どれをとってもプロダクトにまっすぐ向いていて、そこには any のカルチャーエッセンスが織り交ぜられていました。
「このチームなら自分はもっと成長できる、そして自分も貢献したい」と素直に思えました。
② リスペクトと感謝が自然と循環している
自分はまだウェブ系エンジニアになって3年目ですが、
何かを相談したときに否定から入られることはなく、どんな小さな疑問や提案も、真剣に向き合ってもらえました。
タスクの進め方も、誰かが手を上げたら、誰かがサポートする、そういったことが自然と行われている any のプロダクトチームは強い組織だなと思いました。
その空気があるからこそ、
「もっと自分が成長して、貢献していきたい」と強く前向きに思うことができたことも大きかったです。
自身の成長を、事業やプロダクトの成長に確実に繋げていけると信じることができています。
ちなみに、any の Slack にはスタンプがたくさん登録されており、なにかあるとみんながスタンプで反応をくれるのですが、どのやりとりを見ても、スタンプで「ありがとう」「良かった」「感謝」などを返していて、とっても温かいです😊
元々、お互いの意思が合致すれば正社員登用も、というお話をいただいておりましたが、
上述の文化とプロダクトの熱を感じることができ、
ぜひanyの社員として一員に加わりたい、そしてもっと責任と熱を持って取り組んでいきたいと思えたため、再度お話をいただいた際に、是非にと正社員登用の面談に進めていただきました。
続く面談でも、改めて文化と企業の話をたくさんしていただき、もうなるしかない!なりたい!お願いします!といった感じに気持ちが変化していったことを覚えています。
今後の抱負
今後の抱負をカテゴリ別に書いてみました。
■ 技術面
any では「十川塾」と題して、フロントエンドの勉強会があるのですが、
それがきっかけで、改めてフロントエンドの楽しさと、奥深さを感じています。
フルスタックエンジニアを目指しつつも、もう少しフロントエンドを追求するのもありかなと思っています。
もちろん、なんでもやれるエンジニアへの憧れはあります。
■ プロダクト面
Qast をより強固に、そして安定したプロダクトにしていきたいです。
それは技術面でもそうなのですが、使っていただいている方々が
気持ちよく使えるような、そんなプロダクトの側面を強めていきたいです👀
■ チームへの貢献
直近ではタスクの管理や仕様検討などを PdM の方と協業する機会も増え、
PM的な動きのやりがいや楽しさを感じることができています。
いずれは SaaS プロダクトでもプロジェクトのリードができるようになっていきたいと思っています💪
最後に
フレンズとしての半年間は、文化を感じることのできた期間でもあり、プロダクトへの向き合い方を知った期間でもあり、そしてエンジニアとしての成長角度も上がった半年でした。
10月から正社員となり、anyという文化の一員になることと、強い責任と覚悟を持って Qast を作っていきたいと思っています。
引き続きどうぞよろしくお願いします!
お読みいただき、ありがとうございました。