exeファイル名 !== タスクマネージャーでの表示名
パッケージング済みElectronアプリ(この記事ではApplication.exe
)を起動してタスクマネージャーを開いてみましょう。どのように表示されているでしょうか。
もしElectronと表示されているのであれば、最終的なexeファイルのプロパティのうち「ファイルの説明」が元のElectronのバイナリのままになっているかと思います。
これではちょっと格好がつかないので、適切に説明を付けてあげましょう。また、この部分はアプリをタスクバーやスタート画面にピン留めしたときに作成されるショートカットの名前にも使用されるので、やはり適切に設定しておくとよいです。
対策
Electronアプリをパッケージングしているのであればelectron-packager
かelectron-builder
のいずれかを使っていると思いますから、適切にオプションを追加します。
-
electron-packager:
- CLIの引数に
--win32metadata.FileDescription=DESCRIPTION
を追加します。 - electron-api-demoのnpm scriptが具体例になりますが、引数が多すぎたり、他のプラットフォームと設定を共通化したいといったことがあると思うので場合に合わせて別途スクリプトを書いた方が良いかもしれません。
- CLIの引数に
-
electron-builder:
設定が済んだら再度パッケージングして、設定した説明がタスクマネージャーに表示されているか確認してみましょう。