はじめに正直に言う
記事を書いた。フォロワーが0人だった。
「フォロー返し」という文化がある。フォローするとフォローが返ってくる。それを自動化した。550人フォローして、フォロワーが増えた。
これは「こうすればQiitaのフォロワーが増える」という話でもあるし、「こういうことをやっていいのか」という話でもある。
なぜやったか
Qiitaに記事を書き始めた。自分のプロダクト(Rocky Linux 自動最適化ツール)の技術記事を投稿した。
フォロワー0。いいね0。検索上位でもない。
Twitter/X なら「相互フォロー」文化があるのと同様に、Qiita にも「関連タグのユーザーをフォローするとフォローが返ってくる」というのをどこかで読んだ。試した。
スクリプトの概要
import urllib.request, urllib.parse, json, time
TOKEN = "your_qiita_token"
MY_USER = "your_user_id"
def get_authors_by_tag(tag, pages=2):
"""タグで記事を検索して著者IDを返す"""
authors = []
for page in range(1, pages + 1):
url = f"https://qiita.com/api/v2/items?query=tag:{urllib.parse.quote(tag)}&per_page=20&page={page}"
req = urllib.request.Request(url, headers={"Authorization": f"Bearer {TOKEN}"})
with urllib.request.urlopen(req) as res:
for item in json.loads(res.read()):
uid = item.get("user", {}).get("id")
if uid and uid != MY_USER and uid not in authors:
authors.append(uid)
time.sleep(0.5)
return authors
def follow(user_id):
url = f"https://qiita.com/api/v2/users/{user_id}/following"
req = urllib.request.Request(url, method="PUT",
headers={"Authorization": f"Bearer {TOKEN}"})
req.add_header("Content-Length", "0")
try:
urllib.request.urlopen(req, timeout=10)
return True
except:
return False
実際の数字
1日で以下を実行した:
| ラウンド | タグ | フォロー数 |
|---|---|---|
| 1回目 | FastAPI, Railway, Python, Resend | 100人 |
| 2回目 | FastAPI, Python, バックエンド | 50人 |
| 3回目 | Git, Docker, React, TypeScript, Next.js | 100人 |
| 4回目 | AWS, Netlify, Heroku, Vercel | 100人 |
| 5回目 | 個人開発, SaaS, 初心者, 機械学習 | 100人 |
| 6回目 | API, DevOps, 自動化 | 100人 |
合計: 550人フォロー / 1日
結果(正直に)
フォロー返し率
550人フォローして、翌日時点でのフォロー返し数はざっくり 30〜50人(約7〜9%)。
Twitterの相互フォロー文化と比べると低い。Qiitaはフォローの通知をあまり気にしないユーザーが多いと思う。
いいねへの影響
フォロー後に記事をいいねしてくれた人が数人いた。直接的な因果関係はわからないが、記事が見られるようになった実感はある。
検索流入
フォロー施策より、記事の内容の方が圧倒的に大事だとわかった。
特に「Railway + Gmail SMTP」の記事は、同じ問題にぶつかった人がそのまま検索でヒットするキーワードを含んでいる。こういう「困ったときにたどり着く記事」の方がフォロー施策より効果が大きい。
やって気づいたこと
良かったこと
-
フォローされた人に記事が見える可能性が上がる
Qiitaはフォローしたユーザーのタイムラインにフィードが出る(はず) -
関連分野の人との繋がりができる
フォローした人の記事が流れてきて、勉強になる記事を見つけた -
プロフィールが充実して見える
フォロー数が増えると「活動してる感」が出る(気がする)
微妙だったこと
-
フォロー返しだけが目的の人とは繋がっても意味がない
タグでフィルタリングしているとはいえ、内容を読んでフォローしているわけではない -
Qiitaの利用規約的にグレー
スパム的なフォローは規約違反の可能性がある。やりすぎ注意。 -
フォロワー数自体は意味がない
本当に大事なのは「記事が読まれること」。フォロワー数はその手段でしかない。
フォロー自動化より効果があったこと
正直に言うと、以下の方が効果が大きかった。
1. タイトルに数字を入れる
❌ RailwayでSMTPが使えない問題を解決した
✅ RailwayからGmail SMTPでメールが送れない問題をResendで解決した
具体的な問題名 + 解決手段をタイトルに入れると、同じ問題で検索した人がヒットする。
2. 「正直な話」系が読まれる
✅ 最適化は「量より質」だった - 30個より14個の方が132点強かった話
✅ Claude Codeだけで個人開発SaaSのバックエンドを全部作った話
成功体験より「失敗した話」「予想外だった話」の方がシェアされやすい。
3. コードをそのままコピペできる形にする
読者は「動くコードをすぐ試したい」。説明より先にコードを貼って、後で説明する構成が読まれる。
まとめ
| 施策 | 効果 | コスト |
|---|---|---|
| フォロー自動化(550人) | 小〜中 | 低 |
| タイトルのキーワード最適化 | 大 | 低 |
| 失敗・正直系の記事を書く | 大 | 中 |
| 定期的に投稿する | 中 | 高 |
| コメントに返信する | 中 | 低 |
フォロー自動化はやって損はないが、記事の質と量の方が100倍大事だった。
この記事自体が「正直な話」系なので、読まれているなら証明になっている。
コード全文
python3 qiita_follow.py \
--tags FastAPI Python 個人開発 Linux Docker \
--limit 100 \
--interval 1.5
スクリプト全文はこちらの記事に載せてあります。
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この記事は NOVE OS 開発中に得た知見をまとめたものです。
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