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金欠エンジニアの味方、Museでできること:1週間使ってみて分かったこと

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はじめに

Museを使い始めて、ちょうど1週間が経ちました。

AIエージェントはあんまり触ったことがなかったんですが、無料で使えるとのことで使ってみました。

そしたら思ったより色々なことができて便利だったので、その記録を雑多にまとめました。

本記事は筆者の利用体験に基づくまとめで、プランや提供環境、接続できるサービスなどは状況によって変わります。

ホテルの予約

大阪旅行で、安いホテルを探して予約するところを手伝ってもらいました。

条件を伝えると、値段だけでなく、駅からの距離や部屋のタイプ、無料キャンセルの期限も比べて候補を出してくれました。

1番条件が良かったのが楽天トラベルだったんですが、ログイン情報を伝えたらそのまま予約まで実行してくれました。

このログイン情報は、チャットに直接書いたわけではありません。Museには Secure Vault という仕組みがあります。

パスワードは、チャットやMuseのメモリ、VM上のファイルとは別の、専用の認証情報ストアに保存されます。値そのものはMuse本人(AI側)からは見えず、「保存済みログインがあるかどうか」しか確認できません。

実際に使うときも値がチャットに出てくることはなく、ブラウザがログインするその瞬間だけ入力されます。保存するかどうかも選べて、保存したログインはアプリの設定から自分で削除できます。

無料キャンセル期限のリマインダー設定も勝手にしてくれました。

Qiita記事の作成

あとは最近 Qiita 記事もよく書かせてます。

さっきの Secure Vault の仕組みを使って Muse の内蔵ブラウザから Qiita へログインしてもらって、記事を書いてもらってます。(この記事も半分はそう)

これの何がいいかというと、例えばX.comとかSNSで気になる情報を見かけたら、「これ気になるから調べて記事にまとめて」と送ります。

そうするとイイカンジにQiitaの下書き記事を作成してくれます。

この前書いた OpenAI の記事 もそうやって作成しました。

SQLiteとMarkdownの検証

Xで「AIの知識庫は、MarkdownフォルダよりSQLiteの方がいい」という投稿を見かけて、気になったので検証させました。

Markdownファイルを11,000個作って、grepで探す場合と、SQLiteに入れてSQLで探す場合で、使うトークン数を比べてもらいました。

こういう検証がサッとできるのは、MuseがVMを持っているからで、VM上で実際にファイルを作ってプログラムを動かせるので、推測じゃなくて実測値が出せます。

集計する質問だと、Markdown側は約260,461トークン、SQLite側は結果が6トークンで、かなり差が出ました。

(ただこれは質問の形によって結果は変わるので、「いつもSQLiteが勝つ」という話ではありません)

ついでに、MarkdownフォルダをSQLiteに変換するツールも作ってもらいました。

この検証の記事は、また後日書きます。

MuseのVMとブラウザ

前の見出しでVMの話が出ましたが、Museにはユーザー専用のVM(仮想マシン)とブラウザがあります。

VMのスペックは、CPU 4コア、メモリ約8GB、ディスク150GB、OSは Ubuntu 24.04 でした。(自分の環境で確認した値です)

ブラウザはChromiumベースの専用ブラウザ(バージョンは155.0.8059.80)で、自分のスマホやPCのブラウザとは別に、VM側で動いています。

ログイン状態もこのブラウザに保存されるので、サイトにログインしたまま作業を続けられます。

SQLiteとMarkdownの検証も、このVMの上でファイルを作って計測しました。

VMに開発ツールを入れる

ISUCONが控えていたのですが、(というかこれを書いている今日だったのですが)せっかくならMuseにやらせてみようと思い、ISUCON前日にMuseのVMへ開発ツールを入れてもらい、GitHub CLIの gh と、GoogleのAntigravity CLI agy をインストールして、認証して使える状態にしてもらいました。

あとは計測ツールを動かすために必要なGoとかも追加しました。

最初から全部そろっているわけではないですが、必要なツールを後から入れて使えるのが便利でした。

できなかったこと

もちろん、全部ができたわけではありません。

Cloudflare 連携ができない

最初はWranglerでログインして使おうとしたんですが、Cloudflareへのログインが何度やってもエラーになりました。

GoogleのSSOで認証を試みていましたが、Museのブラウザ側では認証が何回もエラーになってしまいました。

このあたりは何が原因かまだ掴めていないので、時間がある時に調べてみようと思います。

ちなみにCloudflareはAPIトークンで接続する方法に切り替えて、そちらは無事に使えるようになりました。

Codexが動かない

ISUCON前日の準備で、本当はCodexもVMに入れて使いたかったのですが、これもハマりました。

ChatGPTのアカウントでログインはでき、短い文章を作らせるような、テキストだけの処理は普通に動きました。

ただ、シェルを使おうとすると毎回エラーになります。コマンド実行に必要な部品(code-mode host)がVM側に入っていないのが原因で、翌日に再確認しても直っていませんでした。

なので、「コードを書いて、そのまま実行して直す」みたいな使い方はできなくて、レビュー文を考えてもらうようなテキスト用途でしか使えなかったので、ISUCON中の実装は、代わりに Antigravity CLI に任せる形になりました。

(この件はMuseチームにもフィードバックを送りました)

VMが定期的に再起動する

これはISUCON中に気付いたことです。

MuseのVMでAntigravity CLIに作業させていると、途中で落ちてしまう、ということが2回ほどありました。

Museの報告によるとどうやら再起動が行われているようで、これは回避不可能でした。

おわりに

1週間使ってみて、Museは「手を動かせる領域がかなり広がったAI」だなと感じました。

ホテルの予約や記事の作成みたいな作業から、検証や開発ツールの準備まで、思っていたより色々なことを任せられました。

ログインや権限まわりで詰まることもありましたが、Museをハブにして色々なサービスと連携させ、様々なことを気軽に簡単にできるようになりました。

これからもっとMuseを使っていって、もっと色々な使い方を発見していきたいと思います。

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