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初心者がBasicTexをmacにインストールする(2019年)


BasicTexとは

LaTeX文書を作成するための最低限のものという感じでしょうか。


BasicTeX は TeX Live のサブセットで,macOS 専用の TeX ディストリビューションです。 BasicTeX は TeX Live の scheme-small に対応し,LaTeX の文書作成に必要な最低限のパッケージと pdfTeX,LuaTeX,XeTeX などが含まれています。 BasicTeX には e-pTeX や e-upTeX が含まれていませんので,日本語の LaTeX 文書を作成するためには別途 collection-langjapanese をインストールします。 collection-langjapanese をインストールすれば,jsclasses や OTF,BXjscls,jlreq も利用可能になります。(BasicTexをインストールより)


とりあえずmacでTeXを用いてPDFを作成するためには、最低限このBasicTexのインストールが必要です。

また、日本語で文書を作成するためにはさらに追加パッケージcollection-langjapaneseが必要なようです。


BasicTexをインストール

今回はHomebrewを用いてインストールしました。ここはTeX Wikiの通りです。


$ brew cask install basictex

$ sudo tlmgr update --self --all

$ sudo tlmgr paper a4

$ sudo tlmgr install collection-langjapanese



tlmgrとは

ここで出てくる、tlmgrとはTeX Liveのパッケージ管理ツールだそうです。

tlmgrについて(TeX Wiki)

また、TeX Liveとは TeX のいちばん有名なディストリビューションだそうです。

先程のコマンドはtlmgrを用いて、TeXの設定と日本語文書用パッケージをインストールしています。


PATHを通す

/usr/local/texlive/2019basic/bin/x86_64-darwin

(パス内の西暦はおそらくインストール時期によって変わると想うので適宜変更してください)

ここに実行ファイルがたくさん入っているので、パスを通します、と書いてあるのを見かけましたが、もしかすると設定の段階で自動的に追加されているかもしれません。

ターミナルでecho $PATHと打ってみて、TeXの文字列が見えたのなら、おそらくすでに追加済みです。


PATHが通せていない場合

PATHが通せていないとターミナルでlatexなどと打ってもそんなコマンドはないなどと怒られてしまいます。

その時は、ホームディレクトリ内の.bash_profile

export PATH="/usr/local/texlive/2019basic/bin/x86_64-darwin:$PATH"を追記しましょう。

(ちなみに:$PATHがないとPATHが追加ではなく上書きになってしまい、せっかく他で通したPATHが無効になってしまいますのでご注意ください。)


latexmkをインストール

latexmkとは、TeXからPDFを作成する複雑な手順を一括でやってくれるパッケージだそうです。このlatexmkがもしかするとバージョンによる違いなのかもしれませんが、自分の環境だと、デフォルトで入っていなかったので追加でインストールします。

やり方はかんたんで、tlmgrを用いてインストールするだけです。

ターミナルでtlmgr install latexmkと打ち込めば完成です。


おわりに

これで.texファイルを作成してlatexmkを実行することで簡単にきれいな文書を作成することができます。

現在ではVScode上で簡単にTeXから文書を作成することが可能なので、よかったらぜひそちらもやってみてください。