この記事は Unity Assets Advent Calendar 2016 14日目の記事になります。
慣れないうちのHoloLensアプリ開発がツラいところとして、Visual StudioからDeployしたら追いようもない意味のないエラーメッセージが出るだけでデプロイできない状況に遭遇する。
そんな原因の8割がシーンのオブジェクトやコンポーネント、コンポーネント内のフィールドの参照切れ、missing。
で、厄介なmissingをバシッと一発で探し当ててくれるアセットがこちら。
Maintainer
使い方
Tools > Code Stage > Maintainer > Find Issuesを選択するか、ショートカットキー(Ctrl+Shift+Alt+F)で実行。
プロジェクトに含まれるすべてのシーンから問題点を検索。結果を表示してくれる。
HoloLens実機でmissingがあるとDeployに失敗する件については、ほかのプラットフォームではそんなこともなく、意味のないエラーメッセージであることもあり、この挙動自体はまだ未成熟ゆえのバグっぽい。
そのうち解消されることで、近い将来記事の内容が役に立たなくなることを期待したい。
ただ、この話やHoloLensのプロジェクトに限らず、落としてきたプロジェクトとかでプレハブのパラメータ剥がれや、寝ぼけてぶっ壊すとかはよくある話なので、Maintainerで一発でUnityプロジェクトが健全であるかどうかを調査できるってことを知っておくともしもの時に助かる。お手元に置いておきたいアセットの一つ。