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【AWS環境構築メモ⑤】EC2インスタンスを作成する

Last updated at Posted at 2022-03-26

0.はじめに

前々回作成したVPCのパブリックサブネットEC2を設置していきます。

  • EC2

「Elastic Compute Cloud」の略称。AWS上に仮想サーバー設置して操作できる。
EC2では仮想サーバの事を「インスタンス」という単位で扱い、
この中にアプリを設置して操作できるようになります。

スクリーンショット 2022-03-27 0.27.14.png

1.前回の記事

【AWS環境構築メモ④】セキュリティーグループを作成する

2.前提条件

  • AWSアカウント作成済み
  • リージョンはアジアパシフィック(東京) ap-northeast-1
  • VPC作成済み
  • セキュリティーグループ作成済み

3.作成手順(サマリー)

順番 手順
1 EC2インスタンスの作成
2 秘密鍵を~/.sshへ移動
3 Elastic IPを割り当てて、インスタンスに関連付ける
4 EC2インスタンスへSSH接続

4.作成手順

1.EC2インスタンスの作成

スクリーンショット 2022-03-26 18.51.40.png

  • サービスよりEC2を選択 → EC2ダッシュボード → [インスタンスを起動]をクリック

スクリーンショット 2022-03-26 18.51.59.png

Amazon マシンイメージの選択

  • 無料枠対象の[Amazon Linux 2]を選択

スクリーンショット 2022-03-26 18.52.21.png

インスタンスタイプの選択

  • 無料枠対象の[t2.micro]を選択
  • [次のステップ : インスタンスの詳細を設定]をクリックする

スクリーンショット 2022-03-26 18.52.43.png

インスタンスの詳細を設定

  • ネットワーク
    • 対象のVPC(作成したVPC)
  • サブネット
    • パブリックサブネット 1a を選択
  • その他はデフォルトのまま
  • [次のステップ : ストレージの追加]をクリックする

スクリーンショット 2022-03-26 18.53.18.png

ストレージの追加

  • ボリュームタイプ : 汎用 SSD(gp2) を選択
  • [次のステップ : タグの追加]をクリックする

スクリーンショット 2022-03-26 18.53.42.png

タグの追加

  • キー : Name
  • 値 : 何のサーバーなのか分かりやすいタグにする。
    • 〇〇-app-1a, 〇〇-web-1a など。〇〇はVPC名かサービス名がおすすめ。
  • [次のステップ : セキュリティーグループの設定]をクリックする

スクリーンショット 2022-03-26 18.53.59.png

セキュリティーグループの設定

  • セキュリティーグループの割り当て : 既存のセキュリティーグループを選択
  • EC2用に作成したセキュリティーグループを指定する
  • [確認と作成]をクリックする

スクリーンショット 2022-03-26 18.54.19.png

設定の確認をします

  • 確認して問題なければ[起動]をクリックする
  • [起動]をクリックすると、キーペア作成画面が表示される
    • 新しいキーペアの作成を選択
    • キーペア名 : サービス名-ec2-user など分かりやすい名前がおすすめ
    • キーペアのダウンロードをクリックする(秘密鍵がダウンロードされる)
    • [インスタンスの作成] をクリックして完了

スクリーンショット 2022-03-26 23.45.43.png

インスタンス作成完了まで少し時間がかかります

  • インスタンス作成完了後、インスタントが実行中になっていることを確認します

EC2インスタンスの作成が完了しました

2.秘密鍵を~/.sshへ移動

先程キーペア作成した時にダウンロードした秘密鍵を~/.sshに移動します

  • おそらくダウンロードフォルダにあると思うので確認してみます
ターミナル
$ ls -l ~/Downloads/キーペア名.pem
  • 確認できたら、次は~/.sshディレクトリがあるかどうか確認する
$ ls -la ~

// 存在しなかった場合は以下を実行

$ mkdir ~/.ssh
  • 秘密鍵が存在するディレクトリに移動して、mvコマンドを実行し~/.ssh配下に移動させる
$ cd ~/Downloads
$ mv キーペア名.pem ~/.ssh
  • 秘密鍵が移動できたことを確認
$ cd ~/.ssh
$ ls -l キーペア名.pem
  • 秘密鍵の権限を変更する
    • 600 : 所有者だけが読み取り・書き込みできる権限 rw-------
$ chmod 600 ~/.ssh/キーペア.pem

3.Elastic IPを割り当てて、インスタンスに関連付ける

Elastic IPを割り当てて、先程作成したEC2インスタンスに関連付けます

スクリーンショット 2022-03-27 0.42.09.png

  • Elastic IP → [Elastic IP アドレスを割り当てる]をクリックする

スクリーンショット 2022-03-27 0.53.55.png

  • Elastic IP アドレスの設定
    • ネットワークグループ : ap-northeast-1
    • パブリック IPv4 アドレスプール : AmazonのパブリックIPv4アドレスプールを選択
  • タグ
    • 任意
  • [割り当て]をクリックする

スクリーンショット 2022-03-27 0.46.10.png

Elastic IP アドレスをインスタンスに関連付ける

  • 作成したElastic IP アドレスを選択
  • [Elastic IP アドレスの関連付け]を選択

スクリーンショット 2022-03-27 0.46.30.png

  • インスタンス
    • 先程作成したEC2インスタンスを指定
  • プライベート IP アドレス
    • 先程作成したEC2インスタンスのプライベート IP アドレスを指定
  • [関連付ける]をクリックする

Elastic IP アドレスの関連付けが完了しました

4.EC2インスタンスへSSH接続

作成したEC2インスタンスにSSH接続してみます

  • SSH接続
    • 以下のコマンドを実行
ターミナル
$  ssh ec2-user@関連付けたElasticIPアドレス -i ~/.ssh/キーペア名.pem

 // 以下が表示されたらyesと入力。

Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?
  • 以下のように表示されればSSH接続成功
ターミナル
Last login: Fri Mar  4 21:03:05 2022 from xxx

       __|  __|_  )
       _|  (     /   Amazon Linux 2 AMI
      ___|\___|___|

https://aws.amazon.com/amazon-linux-2/
7 package(s) needed for security, out of 24 available
Run "sudo yum update" to apply all updates.
[ec2-user@ip-xx-x-xx-x ~]$

5.最後に

以上でEC2インスタンスの作成は完了しました。

今回はタスクも多く、難しい用語もたくさん出てきたのでかなり苦労しましたが、このように記事に残せて嬉しいです!

まだまだ理解不足なので、これからも学習を続けてもっと実践的な記事を書きたいです!

次回はACMでSSL証明書を発行をしていきます。

次回 : 【AWS環境構築メモ⑥】ACMでSSL証明書を発行する

6.参考

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