Carbonを使ってみる

環境
初書：2020/09/04
PC：macOS 10.15.6
php 7.4.9
Composer： v1.10.10
carbon： v2.39

Carbonとは

時間関係の処理をまとめてくれるライブラリ

インストール

※composerは設定済みとして話を進めていく

ターミナルで以下を実行する

% composer require nesbot/carbon

使い方

newするだけ。

index.php

use Carbon\Carbon;

$time = new Carbon();
echo $time; //2020-09-04 16:00:21
echo Carbon::now(); // 2020-09-04 16:00:21。この場合はnewすらする必要はない

なお、タイムゾーンはdate_default_timezone_set('Asia/Tokyo');で設定できる。
（…が、これで設定してもいいのだろうか？）

主な使い方については下記ページの方がまとめてくれているので、こちらを参考に。。。

PHPで日付時刻処理を書くならCarbonを使うべき

追記：ミリ秒の取得方法だけ見当たらなかったので記述

$time = new Carbon();
echo $time . "." . substr("00000".$time->micro, -6 , 3); // 2020-09-04 21:44:19.592

テストする場合

開発環境で、一時間ずらしたり、一日ずらしたりする必要がある時

$knownDate = Carbon::create(2020, 9, 1, 11, 26, 13);
Carbon::setTestNow($knownDate);

echo Carbon::now(); //2020-09-01 11:26:13

こんな感じで、Carbon::setTestNowに指定したい日時を入れるとその時間帯に変更してくれる。

ただし、時間が完全に固定されるため、時間がかかることを想定している場合での使用には使えない。

echo Carbon::now(); // 2020-09-04 16:30:49
sleep(10);
echo Carbon::now(); // 2020-09-04 16:30:59

$knownDate = Carbon::create(2020, 9, 1, 11, 26, 13);
Carbon::setTestNow($knownDate);

echo Carbon::now(); // 2020-09-01 11:26:13
sleep(10);
echo Carbon::now(); // 2020-09-01 11:26:13

終わりに

公式サイトをみると、かなり色んな日付計算ができるみたいなので、一度見てみてもいいかもしれない（全部英語だけど）
https://carbon.nesbot.com/docs/#api-week