こんにちは。
menu事業部で開発PMとして従事している新川です。
この記事は、
- PMとして走り始めたばかりの方
- エンジニア/デザイナーからPMに転向した方
- これからPMを目指す方
- プロダクトづくりに関わるすべての人
に向けて書いています。
PMの世界では、タスク管理・要件定義・分析など、身につけるべきスキルがたくさんあります。
でも、最前線で活躍しているPMを見ていて気づいたことがあります。
“PMとして活躍できるかどうかを決めているのは、スキルよりもマインドセットだ”
安心してください。
これから紹介する5つは、特別な才能ではなく「考え方」の話です。
今日から誰でも育てられます。
1. 目的ドリブン──目的が見えているPMは強い
PMが迷ったとき、一番効く質問があります。
「そもそも何のためにやるのか?」
・声の大きい人が言っているから
・それっぽい気がするから
・なんとなく必要そうだから
そんな理由で判断すると、必ず迷子になります。
目的がハッキリしているPMは、
判断も、説明も、優先順位もブレません。
目的を言語化できるPMは、プロダクトを前へ動かせるPMです。
2. オーナーシップ──プロダクトを“自分ごと”にできる人は強い
PMは境界が曖昧な仕事です。
仕様も触るし、UXも見るし、数字も追うし、関係部署とも連携する。
だからこそ問われるのが、この姿勢。
「これは誰の仕事?」ではなく
「プロダクトが進むために、自分はどう動ける?」
オーナーシップとは「責任を抱える」ことではありません。
プロダクトに対して“自分がやるべきだ”と思える気持ちです。
これを持っているPMは、必ず信頼されます。
そしてチームの推進力が段違いになります。
3. 巻き込み力──仲間を味方にできるPMは強い
PMは一人で何も作れません。
プロダクトは「チームの総力」で作るものです。
だからこそ重要なのが、巻き込み力。
- 相手の文脈に寄り添う
- 相手が動きやすい環境をつくる
- 相手の強みに合わせて依頼する
- 困る前に声をかける
これは才能ではありません。
相手の立場を想像する習慣です。
巻き込めるPMは、どんな難易度のプロジェクトでも必ず形にできます。
4. 言語化・情報整理──AI時代ほど価値が上がるスキル
AIがコードを書き、議事録を作り、仕様まで提案してくれる時代になりました。
そんな時代だからこそ、価値がますます高まっているのが
言語化力
- 何を目的にして
- 何が課題で
- 何を成功とするのか
- なぜこの判断が必要なのか
これを整理して言葉にできるPMは、
チーム全体の迷いを取り除き、スピードを上げます。
AI時代は、言語化できるPMが最も強くなります。
5. 柔軟性・適応思考──変化を“味方にできる”PMは強い
プロダクトの世界は毎日揺れます。
- 仕様は変わる
- 前提は変わる
- バグが出る
- ユーザー行動が違う
- 市場も競合も変わる
変化に振り回されるPMと、変化を味方にできるPMがいます。
強いPMはこう考えます。
「前提が変わったなら、その前提で最適を考えればいい」
柔軟性は才能ではなく、姿勢です。
これを持つPMはどんな逆風でもチームを前に進められます。
まとめ──このマインドさえあれば、PMは誰でも強くなれる
ここで紹介した5つは、どれも特別な才能ではありません。
- 目的を大切にしようとする姿勢
- プロダクトを自分ごとにする気持ち
- 仲間を味方にするための気遣い
- 言葉で整理しようとする習慣
- 変化を受け入れる柔軟さ
これらはすべて“今日から持てるもの”です。
他にもPMに必要な要素はありますが、まずはこの5つさえあれば、必ず活躍できるPMになります。
おわりに
PMという仕事は、日々荒波に揉まれながら働く仕事です。
しかし、迷ったり不安になったりする瞬間があっても、 この5つのマインドを“頭の片隅”に置いておくだけで、見える景色が変わります。
あなたのプロダクトが、少しでも前に進むきっかけになれば嬉しいです。
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