はじめに
この記事はLinuxの学習を始めたばかりの方が、実際にLinux環境を構築してコマンドなどの練習をするための記事となります。
サクッと環境構築ができて、しかもDockerの勉強にもなるような、一石二鳥の記事となっています。
では、以下の3つのステップを順に実行していきましょう!( ^ω^ )
1. Docker Desktopのインストールと実行
まず「Docker Desktop」をインストールする必要があります。
以下のリンクから最新版をダウンロードしてインストールしてください。
Download Docker Desktop | Docker
インストールが完了したら、Docker Desktopを起動してください。
起動すると画面上部のバーにDockerのアイコンが表示されます。
2. Ubuntu のイメージを取得
ターミナルを開いて、以下のコマンドを入力してUbuntuのバージョン18.04のイメージを取得します。
docker pull ubuntu:18.04
ちゃんとpullできているか、下記のコマンドで確認してみましょう。
docker images
REPOSITORYのところに ubuntu があればOKです!
3. Dockerコンテナの作成 ・ 起動 ・ 停止
以下のコマンドにより、Ubuntuのイメージを使用してDockerコンテナを作成し、起動します。
docker run -it --name myubuntu ubuntu:18.04 /bin/bash
各オプションの簡単な解説
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--name myubuntu
の部分は、好きなコンテナ名に変更できます。 -
-it
オプションは対話的な操作をするために必要で、-i
は interactive(対話的)、-t
は tty(Teletype:端末)のことです。 -
/bin/bash
は、Bashというシェルを起動するために使用します。
この時点で コンテナの中に入っている 状態です。
操作が完了したらexit
コマンドで コンテナから抜ける ことができます。
最後にdocker stop myubuntu
コマンドでコンテナを停止しましょう。
またコンテナを起動してLinuxを触りたい時
まずは停止したコンテナを起動します
docker start myubuntu
コンテナの中に入ります
docker exec -it myubuntu /bin/bash
これでOKです!
終わりにしたいときの手順は前と一緒です。
exit
コマンドでコンテナから抜けて、docker stop myubuntu
コマンドでコンテナを停止しましょう。
ちなみに ...
-it
オプションを外すと、コンテナに入らずに、外から操作することができます。
試しにコンテナの外でls
コマンドを実行してみましょう。
docker exec myubuntu ls
まあ、あまり使わないと思いますが( ̄▽ ̄)
最後に
以上で、Docker Desktopを使ってLinux(Ubuntu)の環境を構築する手順が完了となります。
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続けてシェルスクリプトを勉強する方には、以下の記事も参考になるかと思います。
【初学者向け】viやvimなどのエディタがない!どうすれば!? -
日本語を扱えるようにしたい方には、以下の記事も参考になるかと思います。
【Linux・vim】日本語を扱えるようにする
Linuxの学習教材としては、LPI-Japanが無償で公開している『Linux標準教科書』がおすすめです。
初学者にとっては簡単な内容じゃないと思いますが、とても基礎的な知識がコンパクトにまとまっていますので、ぜひこの記事を参考に環境構築をしてコマンドなどを練習してみてください。
それではまた!(^_^)ノシ