はじめに
あれから、はや一年。(あれ=前回投稿)
MFT2019にも挨拶に行ってました。2019はM5Stackでしたね。本質的には去年のトレンドでもあったEPS32がベースみたいですけど、いろいろなデバイスがモジュール化されていて開発しやすい印象を受けました。
本題
早速ですが、本題に入ります。
M5Stackではありません。4D SYSTEMS の 4DuinoというArduino互換 Boardをお借りできたので、これのintroをします。
ボードのDiscriptionやその他詳しいことはここを見てください。
要するにDisplay moduleとWifi Moduleを標準搭載したArduinoです。
本記事ではこれらの説明にない、PCとの接続までの流れとか、トラブったこととかを紹介しようと思います。
PCの準備
4duinoはArduinoIDE互換Boardなので、Arduino IDEで開発することができます。
僕の1年前の記事を参考にしてArduino IDEの機能を拡張する必要があります。
貼り付けるURLは
https://4dsystems.com.au/media/downloads/4Duino/package_4dsystems_index.json
勘ですけど、↑の中身をlocalに保存しておいたほうがいいかもしれません。予告なしに消える可能性もあります。
で、4D Systems AVR Boardsをインストールして準備完了。
最新バージョンをインストールして大丈夫でした。
Arduino IDEをインストールする場合の注意点
自分の環境では既にArduino IDEがインストールされていたので、特に問題はありませんでしたがこの点にだけは注意してください。
Arduino IDEの配布サイトからDLしてインストールするのはいいのですが、絶対にWindows appってやつを使用せずに、"Windows Installer, for Windows XP and up"をインストールしてください。
用途にもよるのですが、Windows app版を想定していない解説サイトや外部ソフトが多いので。。。
後述する4duinoのGUI開発環境もこの束縛があります。
PCとの接続
PCとの接続はmicroUSBを使用します。
4DuinoをPCに認識してもらうために4Duino USB Driverをインストールしてください。
このページのDownloadsにあります。
Lチカの儀
準備が整いましたので、Lチカを行いテストします。
コードは下記の通り。
void setup() {
pinMode(13, OUTPUT); //GPIO13をOUTPUTに設定
}
void loop() {
digitalWrite(13, HIGH); //GPIO13をHIGHに
delay(1000); //一秒待機
digitalWrite(13, LOW); //GPIO13をLOWに
delay(1000); //一秒待機
}
Device ManagerでCOMポート番号を確認して、SketchをUploadしてください。
ボードのPower Indicator LEDの隣にあるLED13を操作します。回路を作成する必要もありません。
このLED13は多分GPIO13と連動しているので、回路を作成してみても大丈夫です。
結果
動作OK
終わりに
とりあえずLチカができたのでOK.
GUIの開発にはWorkshop4という別の開発環境が必要なので、次の記事ではこのソフトの導入と初期設定、こっちの開発環境でのLチカをテストします。