#はじめに
今回は、git diff
で変更差分を確認していきましょう。
diff
とはdifferent
の略です。
ファイルを変更して、エリア間で差がある場合にのみ結果が表示されるので、ファイルを変更する前やgit commit
した後にgit diff
を実行しても、その状態ではファイルに差がないので、何も表示されません。
#git diff
git diff
は、ワークツリーとステージ(インデックス)の間の差分を確認することができます。
つまり、git add
する前に差分を確認するためのコマンドです。
特定のファイルの差分を確認したい場合は、git diff
の後に確認したいファイル名を記述します。
git diff
git diff <ファイル名>
#git diff --staged
git diff --staged
とすると、ステージとローカルリポジトリの間の差分を確認することができます。
つまり、git add
した後、git commit
する前に差分を確認するためのコマンドです。
git diff --cached
を使っても同じ結果になります。
git diff --staged
git diff --cached
#おわりに
git diff
を実行した結果は見ればどういう意味かはすぐ分かると思いますが、「-」が先頭に付いている行が削除された行で、「+」が付いている行が追加された行という意味になります。
前回投稿したgit status
と同様、git add
やgit commit
を行う前に、ファイルにどのような変更を加えたのか確認する癖を付けておきましょう。