こんにちは、富士通の佐藤です。
この記事は Salesforce Advent Calendar 2019 の2日目の投稿になります。
しかし前日の人すごかったですね。濃いわ。
アイデンティティ田島で脳内再生されました。
はじめに
当初は 2019年10月に実施される予定 となっていた Lightning Experience の自動有効化ですが、技術的な問題があったために延期となったと聞いています。現時点では 2020年1月7日に適用される予定 のようです。皆さま準備は大丈夫でしょうか。
本 Advent Calendar をご覧の皆さんにおきましては、おそらく既に Salesforce の活用に積極的に取り組んでいる企業のシステム管理者様や、ある程度高い意識をもってインプリや AppExchange の開発に取り組まれているパートナー様が多いのかなと思っています。ですので、もしかしたら皆さん Lightning Experience にはとっくに切り替え済みかもしれません。
しかし、大本営が Classic を廃止にすると発表できないのは、まだまだ世の中には Classic を利用の企業様がきっとそこそこいらっしゃるからなのだと思います(あくまで予想)。ですので、実は去年も同じようなテーマでAdvent Calendarを書きましたが、今年も引き続き Lightning 切り替えについて記事を書いて、皆様の Lightning への切り替えに少しでも貢献できればと思います。(あとは定期的にActivityを作らないと、某Champion資格が失効になってしまうので、ここでちゃんと得を積んでおきたいというのもあります。)
Lightning 切り替えについて知る
Lightning 切り替えに関する知識を得る方法はいくつかあります。
ドキュメントを確認する
ブックマーク集です。参考になるヘルプやTrailheadのトレイルが、切り替えフェーズごとにまとめられています。これから切り替えを検討されるのであれば、一通り目を通しておくと良いと思います。
ウェビナーを視聴する
Lightning Experienceへの切り替えについて学ぶ
Lightning 切り替えに関するウェビナー動画まとめページです。@furu_showさんを始めとしたSalesforce社員さんがわかりやすく解説しています。まだ自動化の対応をされていない企業におきましては、Winter'20 自動有効化における考慮事項あたりは必聴かと思います。
ワークショップに参加する
資料や動画を見るだけではなく、実際に人から教わりたい、質問をしたいということもあるかと思います。そんなときはワークショップに参加しましょう。Lightning 切り替えに関するワークショップを不定期?に開催しています。Lightning の伝道師たちが親切・丁寧になんでも教えてくれます。イベントは Salesforce Trailblazers Event から探せば見つかります。ちなみに直近の開催は・・・あれ?
Lightning 切り替え Tips 2019年版
12/2になるまでもう少し時間があったので、昨年の記事からのアップデートの Tips を思いつく限り書きます。
ごみ箱がついに Lightning Experience に登場
このまま来ないんじゃないかと思っていましたが、満を持して Winter'20 で登場しました。
昨年の記事では とあるAppExchange を紹介しましたが、もうこれに頼らなくてもよくなりました。
ちなみに Winter'20 のプレビューを最初に見たときに、何処にごみ箱あるのか最初わかりませんでしたが、上のキャプチャの通り、オブジェクトと同様にタブとして存在しておりました。
なお、Classicと比較すると少しだけ仕様に違いがあります。特にレポート・ダッシュボードが Lightning Experience からでは復元できないので、復元したい場合は Classic に一度切り替えてから復元してください。
共有ボタンはいつなんでしょう。
Pardot も Lightning 化しました
これまで Pardot とSales Cloud は シングルサインオンこそはできるものの、UI 上はまったく別の製品となっていました。昨年の Dreamforce2018 で発表された Pardot Lightning では、Pardot が Sales Cloud のオプションの1つと位置づけられ、Lightning Platform 上の UI レベルの統合だけでなく、 ユーザマスタやキャンペーンなども統合した状態で管理が可能となりました。
Pardot Lightning を利用するには、Pardot Lightning アプリケーション実装ガイドが参考になります。
Record Hunter が AppExchange に載りました
昨年も紹介させて頂いた Record Hunter ですが、まだ Advent Calendar 掲載時はまだ Github のみでした。その後 AppExchange に掲載されましたので、改めて紹介します。
「Record Hunter」は Developer Evangelist の @hrk623さんによる素晴らしいコンポーネントです。
Record Hunterでは検索用コンポーネントと結果一覧のコンポーネントから構成されており、Lightning App Builderで設定するだけで検索画面として利用ができます。
更にLightning Flowと組み合わせることで、検索結果リストの中から複数レコードにチェックを入れて、Flowで処理をさせるようなことも設定だけで可能になります。
おわりに
今年もキュレーション記事みたいな内容になってしまいました。
本当は Marketing Cloud の悪口を書こうかと思ってたのですが、誰得なのでやめました。怒られるし。平和が一番です。
それでは皆様良いお年を。